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サッカー関西リーグ１部のアミティエＳＣ京都（事務所・京都市伏見区）が、
今年からＪリーグ昇格に向けた動きを本格化させる。
サッカースクールなどを運営する母体のＮＰＯ法人から、
今月中にトップチーム部門を株式会社化して体制を強化し、
社長には野球の四国アイランドリーグｐｌｕｓ・香川オリーブガイナーズの球団代表だった堀込孝二氏（４４）を招へい。
１３日には下鳥羽球技場で今季の初練習を行い、まずは来季のＪＦＬ昇格を目指す。
アミティエＳＣ京都は、京都や滋賀、大阪など近畿一円でサッカーと野球のスクール生約５千人を指導する
「ＮＰＯ法人アミティエ・スポーツクラブ」（赤尾修理事長）が母体。
かつてＪＦＬで戦ったＦＣ京都ＢＡＭＢ１９９３を引き継いだ経緯も持つ。
選手約２５人は週３回、午前中に練習した後、スクールの指導者として子どもたちを教えている。
これまでもＪ昇格を目標に掲げてきたが、昨季は関西リーグで５位に沈むなど足踏み状態が続いていた。
地域密着化を進め、自立したチームとしての基盤を強化するため株式会社化を決断。
赤尾理事長（４０）が会長に、旧知の堀込氏が社長に就くことになった。運営費は年間４千万円ほどになる見込み。
Ｊ昇格へのハードルは高い。関西リーグからは奈良クラブ、ＦＣ大阪がＪＦＬに昇格するために抜けたが、
アルテリーヴォ和歌山、バンディオンセ加古川と、ともにＪ昇格を狙うライバルがいる。
優勝しても、ＪＦＬ昇格には全国地域リーグ決勝大会を勝ち抜く必要がある。
さらに、Ｊ昇格の条件となる「Ｊリーグ百年構想クラブ」として認定されなければならず、ホームスタジアムや行政・地域の後押しも必要になる。
赤尾氏は「京都にとって必要な存在になり、亀岡市の球技専用スタジアムが完成するまでにＪに昇格したい」と描き、
堀込氏は「まずは知ってもらうこと。アミティエが京都にあってよかった、と言ってもらえるチームづくりをしたい」と話す。
1月13日(火)23時15分配信
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