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憲法上の「国家公務員とは国民から正当に選挙された者」であって、国家公務員法の公務員
は憲法上は官吏と規定されている。国民から選挙で選ばれていない国家公務員法上の公務員は
憲法上は国家公務員ではない。
国家公務員法は、憲法上の官吏を強引に国家公務員に規定する形になっているが、この法律
の制定には旧特高警察の復権、再編の意図が強く働いている。戦前の特高警察の悪質性に国家
公務員法により特権と特別な保護を加えた特高警察の復権、再編は大戦を推進した内務官僚と
戦後保守政権の大陰謀だ。
嘗て、警察は軍と共に国土の大半を焼野原にし300万人に死者を出す侵略戦争を推進しながら
終戦時、身を180度翻して、今度は進駐軍(GHQ)に忠誠を誓い「GHQに反抗する者を取り締まる」
として生き残りを図った。
GHQは悪質性*の高い特高警察は解体、要員を公職追放としたが、警察は手を付けず存続させた。
サンフランシスコ講和条約により日本が主権を回復すると、日本政府は公職追放の特高の要員を
復権させ公安警察と名称を変え復活させた。
こうして、公職追放の憂き目に遭った特高警察の悪質性*に国家公務員法(注)による特権と
特別な保護を加えた公安警察が発足した。
*[特高の悪質性〕
特高警察は戦時中、戦争に反対する者を治安維持法の嫌疑を掛けて逮捕投獄し数百人を獄中で
なぶり殺しにしにするなど謀略犯罪に猛威を振るった。獄中でなぶり殺しにされたのは共産党員
が300人超と最多の他、創価学会幹部3人など。