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雪の重みで網がたわみ？絶滅危惧種の鳥、逃げる
多摩動物公園（東京都日野市）は１日、飼育している絶滅危惧種のホオアカトキ１羽が園から逃げたと発表した。
体長約５０センチのメスで、両足に水色の足輪をつけ、右の足輪には「Ｓ―１０２３」の番号が記されている。
２月２９日夕、近くの住民から「見慣れない鳥がいる」と同園に連絡があり、鳥舎を調べたところ２６羽のうちの１羽が
いなくなっていた。同園は「２９日に降った雪の重みで網がたわみ、逃げるスペースができた可能性がある」としている。
同園は、目撃した場合はエサを与えたり追いかけたりせず、同園（０４２・５９１・１６１１）に連絡するよう呼びかけている。
ホオアカトキはモロッコなどに生息し、国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定している。
（2012年3月1日20時23分 読売新聞）
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