18/08/01 19:41:32.31 Ejkwf5eL.net
>>949
ワインは産地によって品種や製法が変わるもので、ワイン産地が広がるとそれまでの伝統国では用いられてない方法や原料で作られるようになる
水が豊富だけど醸造用ブドウの生産が少ない日本で、濃縮果汁を輸入して豊富な水を利用した醸造をすることは、ワインと名乗ってはいけないくらい産地的な変化として許容できないことかね
アメリカでワインが作られるようになるとコンコードやデラウェアといったアメリカ原産のラブルスカ種のブドウでワインが作られるようになった
ラブルスカ種を毛嫌いしヨーロッパブドウで作られたワインだけしか認めない人もいるが、アメリカで豊富なアメリカ原産のブドウを使ったワインをワインと呼ぶことは「文化的横領」かな?
結局どこに線を引くかは個人的な感覚でしかないというのが結論だと思うよ
国産ワインを「紛い物」「文化的横領」と息巻いていた彼もワインは500円までのしか飲まないということだと、チリ産のオークチップ使って樽の香りをつけたワインを愛飲しているということだと思う
オークチップは10年くらい前までフランスなどで使用禁止だった(現在ではヴァンドペイ以下のカテゴリーで使用可能)
じゃあフランスの法改正がされるまでチリやカリフォルニアのオークチップ使用ワインを「紛い物」とこの人は蔑んでいたのだろうかね?
多分だけど気にせず飲んでいたのではないかな
日本の濃縮果汁を使用したワイン(原材料に水を使用している点でEUではワイン法違反)は「紛い物」「文化的横領」と罵倒するのに、オークチップを使った、当時伝統国のワイン法違反のニューワールドワインは問題なし
こういった所を考えると彼の主張が恣意的な線引きだというのがよくわかる
彼も認めているように輸入果汁使用の国産ワインを嫌悪しているというのが、国産ワインを罵倒する理由だろう
早い話が個人的な好き嫌いというだけ