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第194話「灼熱の傷」
愈史郎にハッパをかけられて同期組の手当に奔走する村田さんと非常食先輩
愈史郎は悲鳴嶼を手当てするが足を失えば失血と平衡感覚の欠如でもう戦うことはできない
夜明けまで50分以上残っている中での大きな損失
どうか炭治郎を守って欲しいと愈史郎は涙ながらに珠世に祈った
一方無惨と対峙する炭治郎
技を繋げるだけではなく心臓と脳を狙わなければ無惨は倒せない
透き通る世界に入ろうとするが炭治郎もまた酸欠に陥ってしまう
足元が覚束なくなる炭治郎を伊黒が庇う
無惨の攻撃で両目を切り裂かれた伊黒だったが鏑丸の援護で無惨と渡り合う
老化薬の分解に体力を奪われている無惨は手負いの伊黒さえ殺すことができなくなっていた
それでもなお無惨の攻撃は強力で炭治郎は酸欠にならないようにするのが精一杯で
透明な世界に入る余裕はない
だが無惨が弱体化しつつあることは無惨の匂いの変化で悟っていた
やがて無惨の肌に無数の傷跡が浮かびはじめる
(そうかあれは縁壱さんがつけた傷だ)
(何百年もの間無惨の細胞を灼き続けた)
(あの傷はそのまま無惨の脆い所なんだ 縁壱さんが俺たちを導いてくれる……!!)
―夜の闇の中、照らされた道標……!!