24/06/10 00:55:48.39 TNpwBPhG0.net
>>359
異世界転生モノとかで女神像とかよくでるけど、ああいうの見るたびに、火の鳥鳳凰編の茜丸がブチをモデルに観音菩薩像彫るシーンを思い出しちゃうのね。天女の羽衣まとってるキャラでもそうだけどね。ああいうブチみたいな女を後世に残る聖なるモノの像にする。ブチを観音菩薩の分身にする。これも手塚先生なりの聖と醜の輪廻の見せ方なんだろうかってね。人間の清さと醜さを隔てないで人間を見せるんだよね。火の鳥鳳凰編が印象に残ってる人らはああいう天女とか観音様みたいな女仙的な聖を見た時に同時にそこにブチの醜を想起すると思うのよ。なにが聖か。自分で考えさせられる。鳳凰編ってのは2人の仏師を描くことで像の見え方ってのが多角的になる作りなんだよね。今のフィギュア(像)を売りさばくための深夜アニメってものは多角的に像(キャラクター)を見せない偶像崇拝なんだよね。聖なるものはただ聖なるままに。そこをブチってのは時代を超えて皮肉ってるのがなんともまあ手塚先生の凄さと思うのね。