19/10/20 11:03:47 fK3VrADA.net
>>367
失われた時を求めてのわたし(プルースト)はベートーヴェンの後期弦楽四重奏15,16番を絶賛していて、またワーグナーのニーベルングの指環をオペラ座で見ていてこれも称賛しています
というところを見ると、聴く者の内面に迫る激しく起伏に富んだ音楽が好きだったと思います
ヴァイオリン・ソナタはフランクが好きだったようですが、これも起伏の激しい曲ですね
小説ではヴァントイユ(実在ではなく)
という作曲家を登場させてて、この人の作曲した七重奏曲が極めて素晴らしいと言ってますから、当然室内楽は好きだったんでしょう
自費で弦楽四重奏団を自宅に招いて演奏させるくらいでしたから