13/02/28 19:49:37.90 bx6eyb620.net
なぜブータンが「幸福の国」といわれるのかといえば、伝統的な社会が現存しているからだ。
自給自足の生活を続けていれば、土地が豊かで人口がそんなに増えない限り、
そんなにあくせく働かなくても生きていける。南洋の島とか、朝目がさめたら勝手に起きて、
腹が減ったらそこらへんの椰子の実や魚をとれば食えていけた国もあった。
しかし産業革命というものが起きると、人々は工場で働かねばならなくなった。
朝どんなに眠くても起きなければならない。現金収入を稼ぐために。
だがそれは、少しでも利益を出して株主へ配当するべく、極限まで低く抑えられた賃金なのだ。
その代わり人々は、テレビやスマホや車やマイホームを買うことができるようになった。
あくせく働かないで家も食べ物も全部自分で作る社会とどっちがいいかは人それぞれ。