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自由党の山本太郎共同代表(42)が13日、東京12区から立候補した共産党・池内沙織氏を応援した。
山本氏はこの日午後、池内氏の選挙カーに乗ってJR王子駅前に到着すると、マイクを手にこう言った。
「この人しかいないんです。そして比例では日本共産党! 共産党って書いて下さい! 間違いないから!」
山本氏が東京12区で投票を呼び掛けた共産党は、立憲民主党などとの選挙協力を進めており
海江田氏が立候補した東京1区では候補者を降ろしたという。その点で、山本氏の“はしご応援”に矛盾はない。
今回の衆院選は、東京都の小池百合子知事が代表を務める希望の党に、民進党が合流すると発表したものの
希望の党側が憲法と安全保障を“踏み絵”にしてリベラル派排除を明確に示し、民進党から立憲民主党が分裂。政局が混迷を深める
山本氏は「野党結集のアイデアは、共同代表の小沢が言っていたこと。
それが違う形にされ、野党第1党の民進党が乗っ取られたようなものだと私は思う」と見解を語った。その上で“はしご応援”の裏にある、本心と信念を語った。
山本氏 「本当だったら私たちに力を、票を下さいという戦いをしたいところ。その中でも国会の中での仕事を見ていると
共産党は調査能力もすごいし、詰め方も、皆さんインテリなのでお上手」
東京12区では、街を歩く有権者に向けて分かりやすく共産党への投票を訴えた「有権者にとってハードルが高い選挙」だという認識がある。山本氏は有権者に向けて「戦略的投票をしないと」と訴えた。
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