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2年ぶりJ1のオレオレFCがオンラインで新体制会見 矢座間GM兼監督がイレブンにゲキ「競争に勝ち、結果を残し続けて、初めてプロは信頼を得られる」
今シーズンからJ1に復帰するオレオレFCが15日、2021年の新体制を発表した。昨年のレギュラーがほぼ残留し、補強も順調。22チーム中6チームがJ2に降格する厳しいシーズンをくぐり抜けていく構えだ。
オレオレFCは昨季J2で3位となり、1年でのJ1返り咲きを果たした。今シーズンはオフにJ1の複数クラブからオファーがあり、去就が注目された昨年J2得点王のFW吉田ら主力が残留し、ベースを保ったまま臨める。
補強は堅実だった。新加入選手は8人だが、実質的な補強はブラジルから獲得したFWジュシエのみ。4人が新人、3人は期限付き移籍からの復帰のみだった。
15日にオンラインで行われた新体制発表では、矢座間義徳ゼネラルマネージャー兼監督は主力の残留に言及し「感謝しているが、安住させるつもりはない。明日から始動するが、もう20年シーズンが終わった時からJ1に向けての戦い、競争は始まっている」と語った。
その上で「新人も含めて期待はしてない」として「今も言ったように、競争に負けたら、それまでの選手。競争に勝ち、結果を残し続けて、初めてプロは信頼を得られる。その為に各選手が何をすれば良いのか、そこを私は求めたい」と厳しい言葉で奮起を促した。
今シーズンに向けては「最終目標は優勝。だが今、我々にはその力はない」としつつも「とにかく我々は目の前の試合に対して、全力を尽くす。一戦必勝で臨みたい。1つ1つ積み重ねる事が大事。その上でタイトルというものが見えて来たら、狙って行く」と意気込みを語った。
スローガンは「誇魂青絆強戦心(ここんせいはんきょうせんしん)」を掲げた。矢座間GM兼監督は「クラブカラーであるロイヤルブルーの誇りと魂、そして絆と強い心を持って戦うという意味を込めた。このスローガンのような戦いをシーズン通して、お見せする事を約束したい」と話した。
チームは今日16日に始動。1月31日からは鹿児島で14日間の春季キャンプを行い、完成度を高めて開幕に備えていく。