20/02/23 08:03:42.83 8KIJAHk20.net
開幕前にちょっとトラクションって造語を説明する
端的に言えば展開を阻害してプレスを掛かり易くする何かで、トランジションの根拠で、これが無いとプレスしてもスカる
具体的にはコース切って寄せるFWのチェック、抱えて数的有利を管理するOH、ボールをハントするDF、ハイラインを支えるDF、その裏をカバーするGK
剥がしても容易に展開できない、寄せてきたFWの裏に持ち出してもMFに刈られる、DF裏に蹴ってもDFかGKに回収される状態
これは単純化してるけど、こういう風になれば相手のパスは自然と消極的になっていく
このトラクション無きプレスが友蔵指揮下の空回りプレス
トラクションが無ければ展開が阻害できないのだから展開される前にとにかく全力で寄せるしかないし躱されたら一気に展開される
こんなんじゃ考えてる余裕なんかないから体力で掛け続ける力技以上の物にはならないし、そもそも基本的に掛からない
で、その直後にあった18年終盤の連勝のトラクションはどうかかっていたか?
根幹にあるのはカウエにボールが当たると3,4秒ボールが安定して大体はマイボールになる事だった
こうなると相手としてはカウエがいる辺りには迂闊に展開できない
この制限下で達也が追えば相手の展開は無理があるものになるから展開先からカウエがいる辺りに掻き出してしまえばマイボール
これにはCHとDF、CHと前線の距離感が重要だから広瀬大武がラインをコントロールして大谷がその裏をカバー
アルベルトはトランジションを口にしながらトランジションの根拠であるトラクションを作る選手を粗方放り出してる
達也と達也に衝撃を受けた高木他の使い方からも前線守備の構造もおそらく理解していない