23/11/10 12:23:31.02 sikyR5Fr.net
渡りの習性から、異郷(他界)と現世を結ぶ神秘的な鳥とされたもので、アルタイ系諸民族で、ツバメが創世神話の主役を演じているのも、共通の宗教基盤によるものであろう。
サハ人やアルタイ人では、ツバメに変身した悪魔またはツバメが、海底の泥をくわえてきて大地をつくったという。ツバメを水に潜る鳥とする伝承である。
ブリヤート人では、ツバメが天神から火を盗んできたといい、そのお礼に、人間はツバメが家の中に巣をかけることを喜ぶという。
ツバメが天界と地上と水界を結んでいる。