18/05/25 03:15:16.69 JJ8qd/kF.net
yukon 30X50
当方大阪北部の光害地在住です。
今、黄砂か薄雲で土星や火星は見えません。
さっき雲間に浮かぶ月と木星をとりあえず見ました。
5cmの双眼鏡ではじめて木星の縞を確認出来ました。
勿論、20cmのシュミカセ望遠鏡で日ごろから
見ているものとは比べ物にはなりませんが、
Nikonの18X70でも不可能なことなので驚き以外の
何物でもないです。
双眼鏡特有の周辺像の歪みや色収差はほとんど感じられないので
覗き込むと何か違和感を感じます。これはやはり、双眼鏡というよりも
小型望遠鏡を双眼装置でのぞいている感じに近いと思います。
ニュートン反射式という構造どおり、安い屈折望遠鏡を
覗いているような色収差が大目の像ではなくて、
まさに小型の反射望遠鏡を覗いているような
ドライでシャープな像です。
月に関しても同じで、色収差もほとんど感じられず、
望遠鏡で覗いている月のようです。月は手持ちでも
なんとかいけましたが、木星は流石に三脚を使用しないと
動き回りました。
手持ちで観望した感触はフジノンの10X50FMTR（ラバー外装タイプ）を
持った感じにそっくりです。しかしながら、漬物石のように重たい
フジノンの双眼鏡とは違い、このユーコンの双眼鏡はかなり
軽く感じて、武骨な見た目とは違って操作性はかなりいいです。
今日は薄雲が時折通過したので像の乱れが双眼鏡由来か
雲の影響なのかわからない点があったのと、どうも
通常のポロ式双眼鏡とは違う視点で欠点を探さないと
いけない感じがするのでもう少しいろんな天体を見てから
総合判断する必要があると思いました。
早く土星や星団、星雲等も見たいですが、ここまで
実用的な双眼鏡とは思っていませんでした。正直、半分以上
ネタのつもりで投稿はじめたのですがｗ
長文失礼しました。