17/09/08 22:19:43.94 UOyE6mGh.net
>>135 の続き
2種類の歪曲について実際の双眼鏡の傾向を、分かる範囲で整理してみた。
直線歪曲補正タイプ ・・・・・・・・・・ 角倍率歪曲補正タイプ
Nikon10x70
FMT 7x50
10x42SE
EL8.5x42 FL7x42
FL10x56
Gene10.5x44 LIS10x42
EL12x50
Conq.HD15x56 10x50BR
Deltrintem
(リヒター)
Nikon18x70 8x30EII
WX10x50
ラジアン パンオプ
(3mm, 12mm) Scient. Exp.11mm
EWV32mm,ナグラー
マゼラン100度
(5mm, 20mm) イーソス
下に行くほど見かけ視界が広く歪曲の影響が大きい。NIKON10x70 などは、50度しかなく
いずれの歪曲もほとんど気にならない。下の段は天体用アイピースで、いずれも測定値
ではなく、あくまで印象なので細かい不正確さは容赦されたい。
国際光器のマゼラン100度は、イーソスの対極で直線歪曲を補正しており、
天の川下りでは、圧縮のため周辺に星が密集するほか、視界を動かす時に中心部が
周囲に比べ速く動く違和感があるため、いいアイピースだが広角を生かした星見には
あまり向かないと個人的に思っている。
WX10x50 では、広角にもかかわらず角倍率歪曲を感じることはなく、昼の景色での
直線歪曲も許容範囲で、ちょうどよいところに調整してくれたと思っている。
北海道のため、試すことなく注文せざるを得なかったが、今はかなり満足している。