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50歳時点未婚の男性割合3割をもたらす婚期の誤解
URLリンク(www.nli-research.co.jp)
天野馨南子 ニッセイ基礎研究所
2020年の国勢調査の結果からは、50歳時未婚割合(45歳から54歳の婚歴がない人口割合)が男性は28%に達する結果となり、18%の女性よりも10ポイントも高い割合となった
ヒトという生物は元来男性の方が5%多く出生するため、60歳代にいたるまで同世代人口においては常に若干の男性余りが発生している。数で言うならば、女性が選ぶ立場にある
2020年の国勢調査結果では40歳以上人口と40歳未満の人口割合が6:4。特に医療先進国ほど男性余りのままとなる
2022年に結婚生活を開始したとみなされた全婚姻のうち、初婚同士の男女の結婚年齢分析を実施した
男性の結婚ピーク年齢(最頻値) 27歳(平均初婚年齢31歳より4歳乖離)
29歳までの男性の結婚 初婚の55%(過半数)
32歳までの男性の結婚 初婚の72%
34歳までの男性の結婚 初婚の80%
38歳までの男性の結婚 初婚の90%
つまり39歳以上の男性初婚は、初婚全体の1割しか発生しない
初婚同士の夫婦の年齢差は平均で1.5歳差(夫>妻)まで縮小している
5組に1組以上が同年齢であり、2位に夫が1歳上、3位に妻が1歳上となっている。夫婦の年齢差が1歳差までの結婚が47%となっている
また、夫婦どちらが上でも「3歳差までの結婚が72%」を占めている
結婚は憲法第二十四条
婚姻は、「両性の合意のみ」に基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない