23/05/24 06:35:25.53 .net
キリスト教由来である愛の概念に基づくアメリカ・欧米社会の強固なカップル文化
マリッジハラスメントについては、アメリカではたしかに正面きっては行われていない
その代わりにあるのが、パートナーハラスメントとラブハラスメントだ
アメリカは個人主義だけど、一方で強固なカップル文化 / パートナー文化が存在する
高校のプロムや同僚の家でのホームパーティーや会社のクリスマスパーティーなどでも、基本はパートナーを連れて参加することになっている。仕事終わりや休日にすごすのも、だいたいはカップルで出かけるのが基本で、社会の最小構成単位は1人ではなく2人組なのである
"ふみ込んだ分析をすれば、「社会で大成功することと素晴らしい結婚とでは、どちらがより大切なのか?と問えば、アメリカ社会は間違いなく、素晴らしい結婚に軍配を上げる。
それこそが、「アメリカ社会=個人主義社会=夫婦主義社会」の根底をなす考え方と言える"
とにかく何をするにもパートナーが1セットなのだ
パートナーがいないということは社会の構成単位として欠けた状態であるという前提は、アメリカにも強くあると思う。
“一人前の人は当然にパートナーがいるものだ” といったような雰囲気。そのため、少なくともアメリカでは、パートナーハラスメントに近いものが存在する。
また、ラブハラスメントというべきものも存在する。それは、LOVE愛に対する絶対視があるから。
男も女も老いも若きもLOVEに対する憧れを強く持っていて、LOVEこそが価値の最上位にくるものだと盲目的に信じている。このLOVEって、日本語でいう「愛」とは微妙に違う。愛よりは恋に近くてもっと情熱的な感じで、相手に尽くす要素が含まれているというか
みんな、人生には常にLOVEが必要だと心の底から信じこんでいる(だから夫婦間でもLOVEがなくなると即離婚するわけで、それが高い離婚率につながっているのだと思う)。イタリアとかフランスが情熱の国だが、アメリカもLOVE重視の国である。
だからLOVEを交わすパートナーがいない人は、LOVEを絶対視するアメリカ人からしたらとても可哀想な存在なのだ。嫌味でもマウンティングでもなく、本気でLOVEのない人生なんて有り得ないと思っている。
あの、ビル・ゲイツが結婚したのもアメリカ社会にカップル文化があるからです