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比で転落「困窮邦人」(2011.7.8 朝日新聞朝刊)
生活に行き詰った日本人をさす言葉としてフィリピンでは「困窮邦人」と言う言葉が邦人社会で日常語として使われている。
外務省が6月に発表した昨年の在外公館別の海外邦人擁護件数で、海外全体では約17000件、そのうちフィリピンの大使館は前年度比46%増の1354件。
国内の治安悪化を背景に過去10年間で2倍強に増え、2.5倍以上の日本人が住むタイの大使館を抜いて世界一になった。
多くはフィリピン女性と交際、結婚した男性だ。金に困った末、犯罪組織によって偽装結婚や臓器の提供、麻薬密輸組織に加担される邦人もいるという。
大使館には帰国旅費を立て替える予算はなく、日本の親類や知人に電話で送金を頼んでも、多くの場合「縁を切った」「帰ってこられたら困る」と断られる。時には詐欺と疑われる。