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インディアンは小さな集団で「白人」のように一括りで呼べるような単一の民族では無かった。
様々なやり方で築かれた社会に住み、地域的なレベルで戦争と和平の決断を下していた野蛮人。
インディアンを全て同族と見なすのは白人の側の勝手な解釈であり、スー族にとってみれば白人もアパッチ族も異民族であり侵略者。
当時のスー族はアパッチ族に圧迫されており、そのため白人と手を結んだのである。
最も苛烈な西部におけるインディアン戦争で、米軍に対して全インディアン部族が結束する、ということはついになかった。
全米に2000以上ある集団の彼らはそれぞれが独立国家であり、この領土防衛線に対する考え方も部族それぞれがまったく違っていた