14/11/02 21:09:30.67 a5918MXS.net
210 �� 439,583: 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です [] 2014/11/02(日) 19:16:32.37 ID:ZWWSJUFb0
昔、ある田舎町にとっても繁盛しているホットドッグ屋があった。
経営しているのは老人だったが、いつも笑顔で愛想のいい店主であることも評判が良かった。
この老人が作るホットドッグは「全国一おいしい」と評判だった。
焼きたてのパンに具はボリューム満点で、申し分なかった。
店員の応対も感じがいい。
毎日たくさんのお客さんが来店した。
店内で1個ホットドックを注文して食べ、帰りにまた1個テイクアウトしていくお客さんも珍しくなかった。
毎日とても繁盛していた。
ところで、この老人には息子がいた。
ある有名な大学で経営学と経済学を学んでいた。
ある日、息子が帰ってきて老人の経営ぶりを見て言った。
「お父さん、今は景気が後退しているんです。経費の削減が必要です。
まず、従業員を減らしましょう。
店内の照明も明るすぎます。
広告もやめて宣伝費を浮かしましょう。
ホットドッグの具を減らし、安いパンとソーセージに変えるんです。」
老人は、学のある優秀な息子の言うことに従った。
あれほど美味しかったホットドッグはまずいものになった。
店内は暗くなり、従業員のサービスも行き届かなくなった。
次第に客足は減り、数ヵ月後、このホットドッグ屋は潰れた。
老人は言った。
「やっぱり息子の言う通りだった。確かに不況はやってきた」