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>>389
戦国時代の紀伊国の勢力
【紀北】雑賀地方(現在の和歌山市)を中心とする紀北は、
基本的に在地の海賊衆や寺領に出仕した地侍、土豪の連合体が多い
守護は畠山氏の動員にも従い、雑賀衆は紀中の湯川氏とは
軍事同盟を結んでいる
雑賀衆(雑賀荘、十ヶ郷、湊衆、門徒衆の連合体や太田党、南郷大野十番頭など)
根来衆(雑賀荘、中郷、那賀郡、和泉国の土豪の連合体)
粉河衆
高野山(那賀郡、伊都郡の土豪の連合体)
【紀中】有田郡の熊野八庄司筆頭・湯川氏を中心に、
畠山氏被官の国人領主が多く、畠山氏の動員に従って、
河内、摂津、和泉への出征も多い。これらの集団は湯川党と呼ばれる
湯川氏、玉置氏、目良氏、横矢氏、真砂氏、竜神氏、貴志氏など
【紀南】新宮熊野三山の堀内氏が最も大きな勢力で、
山本氏、小山氏がこれに次ぐ勢力。熊野を押さえた堀内氏に、
周辺の国人、土豪が敵対するという構図
新宮堀内氏、山本氏、小山氏、高河原氏、 周参見氏、安宅氏、野長瀬氏、
愛洲氏、野辺氏、色川氏、神保氏など