06/12/02 23:25:32 .net
知人がサザエのバター焼きと称して作っているもの。
サザエは一度茹で、蓋をはがして冷ます。
マーガリンと醤油を適宜殻の開口部から入れ、1~2時間おく。
その後、フライパンなどに並べて焼く。
マーガリンは健康に良いというローファットタイプのもの、
醤油はコクがあるので鰹だし添加タイプのものが再現には望ましい。
マーガリンと醤油、殻内に残っていたなけなしの茹で汁などがあらかた流れ出し、
殻の開口部付近に焦げ付きができたら出来上がり。
金串でくるっと取り出して食べる。
冷めてもうまいと言う。
特に貝柱がうまいと言う。
何より恐ろしいのは、化学調味料と塩、そして砂糖ですらない甘味料の混合物に
組織内の成分を半ば置換され、その上、大量の合成カロチノイドで着色された、
ゲル状の生温かく黄色いトランス脂肪酸塊と、カラメル化した
何だかよくわからない物体をまとった哀れなサザエ--あるいはかつてサザエで
あった物--を17個食った人間がいるという事実である。