08/05/11 02:32:12 xbiMP6aY.net
音速は気体の密度と分子の運動速度によって決定する。
空気の密度が高ければ高いほど音速は速くなるし、
気温が高ければ高いほど分子の運動速度が上昇し、音速も速くなる。
前者に比べて後者の方が影響は大。
確かに>>53が言っているように気温が高ければ空気は膨張し、
密度が低くなるが、分子の運動速度が速くなるし、その影響の方が遥かに大きいので結果的に音速は上昇する。
空気の密度や温度が低い高空だと音速は毎秒300mくらいまで落ちる。
さらに空気の密度に比例して空気抵抗も減少する(高度5km上昇するごとに約半分になる)し、
気温の低下によってエンジンの圧縮効率も向上する。
よって高空では音速のハードルがかなり低下すると思われる。
地上で500~600km/h出せる機体なら正直、急降下やロケットなんて使わなくても音速を超えられるんじゃないかと。