20/06/17 09:27:43.14 lqhfWArC.net
怒りの声が続出…西村大臣の迅速PCR検査は「保健所通していない」
2020年4月30日 15時0分日刊ゲンダイDIGITAL
一般国民は検査を受けれず待機中に重症化や死亡するケースもあるのに
なんとも羨ましい話だ。やはり上級国民は優先されるのか―。
PCR検査を受けられない人があふれている状況にもかかわらず、西村康稔経済再生担当相が
PCR検査を受けていたことが発覚し、問題になっている。発熱などの症状もなく、濃厚接触者でもなかった。
さすがに、ネット上には「ずるい」「政府要人だから検査してもらえる」「どうしてあなたが検査を受けられるのか」と怒りの声が噴出している。
西村大臣は、視察に同行した役人が新型コロナウイルスに感染したため、25日から自宅待機し、
27日に公務復帰している。26日、自らツイッターに<濃厚接触者に該当しないと保健所により確認されたため、
明日から公務に復帰><なおPCR検査も受け、陰性であることも確認しました>と投稿している。
しかし、一般国民は、たとえ高熱が続いてもPCR検査を受けられず、検査を待つ間に重症化し、
死亡するケースまで起きているのに、どうして西村大臣はカンタンに検査を受けられたのか。
■上級国民優先なのか
内閣官房の広報担当者はこう言う。
「大臣は26日に都内の医療機関で検査を受けています。結果も当日に出ています。検査を受けた理由は、
総理と頻繁に接触するので、危機管理上、陽性か陰性か確認した方がいいだろうという判断です。
保健所は通していません。自由診療です。検査代は私費です」
大臣がどこの医療機関で検査を受けたのか、どうすれば一般国民も大臣と同じように
検査を受けられるのかを聞いたが、最後まで明確な回答はなかった。
それにしても、一般国民とは、あまりにも差がある。ひょっとして、この国では、上級国民はいつでも
検査を受けられるようになっているのではないか。安倍首相の昭恵夫人が、大勢で花見を楽しみ、
県をまたいでマスクもせずに団体旅行を満喫しているのも、いつでも検査を受けられ、早期に特効薬を投与されるからなのではないか。
政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「なぜPCR検査を受けられたのか、西村大臣は国民に説明すべきです。さもないと、国民は政府を信用できませんよ。
それでなくても国民は、『安倍政権はダブルスタンダードだ』『仲間だけ優遇している』と疑っています。
国民に『自粛しろ』と呼びかけながら、昭恵夫人の外出だけは『問題ない』と国会で答弁している。野党も国会で問いただすべきです」
もし庶民の検査は後回し、と考えているとしたら、とんでもない話だ。
PCR検査 必要と判断しても 実施まで(※下級国民の場合は)「5日程度かかる」
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
3:□7×7=4□□
20/06/17 09:27:49.10 lqhfWArC.net
怒りの声が続出…西村大臣の迅速PCR検査は「保健所通していない」
2020年4月30日 15時0分日刊ゲンダイDIGITAL
一般国民は検査を受けれず待機中に重症化や死亡するケースもあるのに
なんとも羨ましい話だ。やはり上級国民は優先されるのか―。
PCR検査を受けられない人があふれている状況にもかかわらず、西村康稔経済再生担当相が
PCR検査を受けていたことが発覚し、問題になっている。発熱などの症状もなく、濃厚接触者でもなかった。
さすがに、ネット上には「ずるい」「政府要人だから検査してもらえる」「どうしてあなたが検査を受けられるのか」と怒りの声が噴出している。
西村大臣は、視察に同行した役人が新型コロナウイルスに感染したため、25日から自宅待機し、
27日に公務復帰している。26日、自らツイッターに<濃厚接触者に該当しないと保健所により確認されたため、
明日から公務に復帰><なおPCR検査も受け、陰性であることも確認しました>と投稿している。
しかし、一般国民は、たとえ高熱が続いてもPCR検査を受けられず、検査を待つ間に重症化し、
死亡するケースまで起きているのに、どうして西村大臣はカンタンに検査を受けられたのか。
■上級国民優先なのか
内閣官房の広報担当者はこう言う。
「大臣は26日に都内の医療機関で検査を受けています。結果も当日に出ています。検査を受けた理由は、
総理と頻繁に接触するので、危機管理上、陽性か陰性か確認した方がいいだろうという判断です。
保健所は通していません。自由診療です。検査代は私費です」
大臣がどこの医療機関で検査を受けたのか、どうすれば一般国民も大臣と同じように
検査を受けられるのかを聞いたが、最後まで明確な回答はなかった。
それにしても、一般国民とは、あまりにも差がある。ひょっとして、この国では、上級国民はいつでも
検査を受けられるようになっているのではないか。安倍首相の昭恵夫人が、大勢で花見を楽しみ、
県をまたいでマスクもせずに団体旅行を満喫しているのも、いつでも検査を受けられ、早期に特効薬を投与されるからなのではないか。
政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「なぜPCR検査を受けられたのか、西村大臣は国民に説明すべきです。さもないと、国民は政府を信用できませんよ。
それでなくても国民は、『安倍政権はダブルスタンダードだ』『仲間だけ優遇している』と疑っています。
国民に『自粛しろ』と呼びかけながら、昭恵夫人の外出だけは『問題ない』と国会で答弁している。野党も国会で問いただすべきです」
もし庶民の検査は後回し、と考えているとしたら、とんでもない話だ。
PCR検査 必要と判断しても 実施まで(※下級国民の場合は)「5日程度かかる」
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20/06/17 09:27:54.46 lqhfWArC.net
怒りの声が続出…西村大臣の迅速PCR検査は「保健所通していない」
2020年4月30日 15時0分日刊ゲンダイDIGITAL
一般国民は検査を受けれず待機中に重症化や死亡するケースもあるのに
なんとも羨ましい話だ。やはり上級国民は優先されるのか―。
PCR検査を受けられない人があふれている状況にもかかわらず、西村康稔経済再生担当相が
PCR検査を受けていたことが発覚し、問題になっている。発熱などの症状もなく、濃厚接触者でもなかった。
さすがに、ネット上には「ずるい」「政府要人だから検査してもらえる」「どうしてあなたが検査を受けられるのか」と怒りの声が噴出している。
西村大臣は、視察に同行した役人が新型コロナウイルスに感染したため、25日から自宅待機し、
27日に公務復帰している。26日、自らツイッターに<濃厚接触者に該当しないと保健所により確認されたため、
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しかし、一般国民は、たとえ高熱が続いてもPCR検査を受けられず、検査を待つ間に重症化し、
死亡するケースまで起きているのに、どうして西村大臣はカンタンに検査を受けられたのか。
■上級国民優先なのか
内閣官房の広報担当者はこう言う。
「大臣は26日に都内の医療機関で検査を受けています。結果も当日に出ています。検査を受けた理由は、
総理と頻繁に接触するので、危機管理上、陽性か陰性か確認した方がいいだろうという判断です。
保健所は通していません。自由診療です。検査代は私費です」
大臣がどこの医療機関で検査を受けたのか、どうすれば一般国民も大臣と同じように
検査を受けられるのかを聞いたが、最後まで明確な回答はなかった。
それにしても、一般国民とは、あまりにも差がある。ひょっとして、この国では、上級国民はいつでも
検査を受けられるようになっているのではないか。安倍首相の昭恵夫人が、大勢で花見を楽しみ、
県をまたいでマスクもせずに団体旅行を満喫しているのも、いつでも検査を受けられ、早期に特効薬を投与されるからなのではないか。
政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「なぜPCR検査を受けられたのか、西村大臣は国民に説明すべきです。さもないと、国民は政府を信用できませんよ。
それでなくても国民は、『安倍政権はダブルスタンダードだ』『仲間だけ優遇している』と疑っています。
国民に『自粛しろ』と呼びかけながら、昭恵夫人の外出だけは『問題ない』と国会で答弁している。野党も国会で問いただすべきです」
もし庶民の検査は後回し、と考えているとしたら、とんでもない話だ。
PCR検査 必要と判断しても 実施まで(※下級国民の場合は)「5日程度かかる」
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5:□7×7=4□□
20/06/17 09:31:38.83 lqhfWArC.net
今こそおうちで観たい「日常系アニメ」おすすめ10選。ARIA、らきすた…非日常だからこそ日常の尊さを。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
5/2(土) 13:00配信
新型コロナウイルスの感染拡大により、外出を自粛し自宅に留まっている人も多いでしょう。
いつまで続くのかわからない、出口の見えないトンネルのような状況に不安を感じている人も多いはず。そんな時こそアニメのようなエンタメが必要な時だと思います。
日常が失われた今だからこそ、何気ない日常が素晴らしく感じられるはずです。そこで今回は、そんな素敵な日常を描いた「日常系アニメ」のオススメを、今すぐ観られる動画配信サイト(Netflix、Amazon Prime、dアニメストア)で提供されているものの中からご紹介します。
『日常』3.11直後に日常の素晴らしさを教えてくれた
あらゐけいいち原作の同名ギャグマンガを、京都アニメーションがアニメ化した作品で、東日本大震災のあった翌月、2011年4月から放送された作品です。2011年に民放で放送された後、翌年にNHKEテレで再放送されたことでも話題になりました。
時定高校に通う、一風変わった女子高生たちと、8歳の天才少女と女の子型ロボットが暮らす東雲研究所のシュールな日常生活が描かれています。
達増拓也岩手県知事が「震災後に鑑賞して、心の大掃除になった」と述べていたことがあるのですが、震災後の不安な時期、同じように感じられた方は多いのではないでしょうか。筆者も本作の放送はすごく心の支えになりました。
こんな風に、楽しく平和な日常生活が戻ってくるといいなと心から思える作品です。
(略)
■リスト
『日常』 3.11直後に日常の素晴らしさを教えてくれた:Netflix、Amazon Prime、dアニメストア
『ゆるゆり』 日常アニメの大手、動画工房の出世作:dアニメストア、Netflix
『ご注文はうさぎですか?』 心がぴょんぴょんする:Netflix、dアニメストア
『のんのんびより』 田舎ぐらしに憧れる:Netflix、dアニメストア
『ARIA』 天野こずえ原作x佐藤順一監督の名作:dアニメストア
『らき☆すた』 聖地巡礼の火付け役:Netflix、Amazon Prime、dアニメストア
『たまゆら』 広島のノスタルジックな風景が沁みる:dアニメストア
『衛宮さんちの今日のごはん』 過酷な戦いと対照的な平和な日常:dアニメストア
『Fate/stay night』 本作で描かれる日常の食卓風景がいかに尊いものか思い知らされます。:Netflix、dアニメストア
『刀剣乱舞 花丸』 過酷な戦いの合間の貴重な日常:dアニメストア
『干物妹!うまるちゃん』 外出自粛の理想の姿:Netflix、dアニメストア
全文はソースで
6:□7×7=4□□
20/06/17 09:31:44.93 lqhfWArC.net
今こそおうちで観たい「日常系アニメ」おすすめ10選。ARIA、らきすた…非日常だからこそ日常の尊さを。
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5/2(土) 13:00配信
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あらゐけいいち原作の同名ギャグマンガを、京都アニメーションがアニメ化した作品で、東日本大震災のあった翌月、2011年4月から放送された作品です。2011年に民放で放送された後、翌年にNHKEテレで再放送されたことでも話題になりました。
時定高校に通う、一風変わった女子高生たちと、8歳の天才少女と女の子型ロボットが暮らす東雲研究所のシュールな日常生活が描かれています。
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こんな風に、楽しく平和な日常生活が戻ってくるといいなと心から思える作品です。
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『干物妹!うまるちゃん』 外出自粛の理想の姿:Netflix、dアニメストア
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20/06/17 09:31:51.30 lqhfWArC.net
今こそおうちで観たい「日常系アニメ」おすすめ10選。ARIA、らきすた…非日常だからこそ日常の尊さを。
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5/2(土) 13:00配信
新型コロナウイルスの感染拡大により、外出を自粛し自宅に留まっている人も多いでしょう。
いつまで続くのかわからない、出口の見えないトンネルのような状況に不安を感じている人も多いはず。そんな時こそアニメのようなエンタメが必要な時だと思います。
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あらゐけいいち原作の同名ギャグマンガを、京都アニメーションがアニメ化した作品で、東日本大震災のあった翌月、2011年4月から放送された作品です。2011年に民放で放送された後、翌年にNHKEテレで再放送されたことでも話題になりました。
時定高校に通う、一風変わった女子高生たちと、8歳の天才少女と女の子型ロボットが暮らす東雲研究所のシュールな日常生活が描かれています。
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こんな風に、楽しく平和な日常生活が戻ってくるといいなと心から思える作品です。
(略)
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『Fate/stay night』 本作で描かれる日常の食卓風景がいかに尊いものか思い知らされます。:Netflix、dアニメストア
『刀剣乱舞 花丸』 過酷な戦いの合間の貴重な日常:dアニメストア
『干物妹!うまるちゃん』 外出自粛の理想の姿:Netflix、dアニメストア
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20/06/17 09:33:30.86 lqhfWArC.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメン�
9:ノ侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。 バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。 「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」 と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。 「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。 つまり、農家の作物はもうないのです」 「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。 こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。 そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。 さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。 「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」 と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。 「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」 ■移動に適した状態へと変化 バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。 サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。 孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。 サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。 大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。 卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。 バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。 その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。 筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。 体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。 食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。 孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。 だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。 ■前例のない大雨がきっかけに 今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。 この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。 各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。 ※続きはソースで
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20/06/17 09:33:37.61 lqhfWArC.net
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
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20/06/17 09:34:11.67 lqhfWArC.net
■日本人は「無宗教」?「仏教」?
日本人の多くは、自分のことを「無宗教」と言います。また「うちは仏教です」という人も、「宗教なんて怪しいから嫌いだ!」という人も、それに負けず劣らずたくさんいます。
しかしその割に、お正月は神社やお寺へ「初詣」に行き、イエス・キリストの誕生を記念した日である「クリスマス」を祝い、国内外の観光地へ行けば宗教に関係なく神社やお寺や教会へ行き、何のためらいもなく手を合わせる…という人がほとんど。
あなたにも、もしかしたら心当たりがあるかもしれません。
日本におけるこのような現象の原因については、様々な説がありますが、今回は
・仏教(禅宗)の学校で7年間仏教にどっぷりと浸かる
・その中でキリスト教徒の友人たちと意見をぶつけ合う
・成人してからカトリック教会にて受洗する
・新型コロナウイルス騒動で信仰から離れる
という極めてまれな経歴を持つ筆者の実体験も交えながら、考えてみたいと思います。
■仏教や神道は「偶像崇拝の邪教」!?歴史の中にも原因が?
日本人の中で「とりあえず仏教」ではなくキリスト教など特定の宗教を熱心に信仰している人の割合は、決して高くはありません。
世界では最も多い信者数を誇るキリスト教(カトリック・プロテスタント・オーソドックスなどすべて含む)でさえ、日本人の信者は全人口の1%前後に留まっています。
その原因として、「一神教」特有の考え方の影響が考えられます。
筆者が大学(禅宗の僧侶なら知らない人はいない仏教校)時代、クリスチャンの友人たちからよく聞かされたのは「仏教は、偶像崇拝を行う邪教だ!」という主張でした。
それならなぜ彼らは仏教校に敢えて入学したのか!?という根本的な疑問は残りますが、キリスト教に関しては「日本人とキリスト教:なぜ「信仰」に無関心なのか?」によれば
・キリスト教こそが唯一正しい宗教であり、他のものはすべて間違ったもの、邪悪なものである
・仏教は、悪魔によって考案された偶像崇拝
という教義上の理由により、日本へ入ってきて間もない16世紀にも宣教師が日本人クリスチャンに「仏教の寺に放火せよ」とそそのかしたり、仏像を破壊したりといったトラブルがあったとのこと。
当時日本に既に存在した仏教や神道などは多神教ということもあり、宗教を超えた日本の伝統文化さえ「邪教」「悪魔」として消し去ろうとする一神教の不寛容さは、到底受け入れがたかったのでしょう。
■自国の文化を全否定されると反発したくなるのは、宗教に限らない
この他にも、一般的な日本人と日本人クリスチャンの間で意見が合わない現実を目の当たりにすることはあります。
たとえば、新元号「令和」が発表された頃、某SNSのキリスト教系のグループにこのような内容がいくつも書き込まれました。
・元号など即刻廃止するべき!なぜなら元号とは「神の栄光」ではなく「天皇の栄光」を表しているものだからだ。
また、新型コロナウイルス騒動で高齢の愛猫を案じる筆者に対し、あるクリスチャンは次のような発言をしました。
・あなたの命の価値は猫と同等だと思いますか?私は絶対にそうとは思いません。聖書の言葉からもそう思います。(人間である)あなたの尊厳の方が、どんな可愛い大切な動物よりもあると思いますよ。
現代の、ペットを家族同然に愛する人の多い社会でこのような発言をするのは、本当に勇気があるとしか言いようがありません。
多くの日本人の感覚としては、人間と動物の命の価値に上下の差はないでしょう。だからこそ日本人は、食事の前に自身が生きるために頂く命に対して「いただきます」と手を合わせるのです。
このように、自国の文化を全否定されると反発したくなるのは、なにも「宗教」に限った話ではないでしょう。
多くの日本人が「無宗教です」と言う背景には、宗教を超えた「伝統や文化の否定に対する反発」が強く存在するのかもしれません。(カワモト野奈)
URLリンク(news.livedoor.com)
URLリンク(image.news.livedoor.com)
★1:2020/05/09(土) 19:23:36.91
スレリンク(newsplus板)
12:□7×7=4□□
20/06/17 10:23:16.59 lqhfWArC.net
■日本人は「無宗教」?「仏教」?
日本人の多くは、自分のことを「無宗教」と言います。また「うちは仏教です」という人も、「宗教なんて怪しいから嫌いだ!」という人も、それに負けず劣らずたくさんいます。
しかしその割に、お正月は神社やお寺へ「初詣」に行き、イエス・キリストの誕生を記念した日である「クリスマス」を祝い、国内外の観光地へ行けば宗教に関係なく神社やお寺や教会へ行き、何のためらいもなく手を合わせる…という人がほとんど。
あなたにも、もしかしたら心当たりがあるかもしれません。
日本におけるこのような現象の原因については、様々な説がありますが、今回は
・仏教(禅宗)の学校で7年間仏教にどっぷりと浸かる
・その中でキリスト教徒の友人たちと意見をぶつけ合う
・成人してからカトリック教会にて受洗する
・新型コロナウイルス騒動で信仰から離れる
という極めてまれな経歴を持つ筆者の実体験も交えながら、考えてみたいと思います。
■仏教や神道は「偶像崇拝の邪教」!?歴史の中にも原因が?
日本人の中で「とりあえず仏教」ではなくキリスト教など特定の宗教を熱心に信仰している人の割合は、決して高くはありません。
世界では最も多い信者数を誇るキリスト教(カトリック・プロテスタント・オーソドックスなどすべて含む)でさえ、日本人の信者は全人口の1%前後に留まっています。
その原因として、「一神教」特有の考え方の影響が考えられます。
筆者が大学(禅宗の僧侶なら知らない人はいない仏教校)時代、クリスチャンの友人たちからよく聞かされたのは「仏教は、偶像崇拝を行う邪教だ!」という主張でした。
それならなぜ彼らは仏教校に敢えて入学したのか!?という根本的な疑問は残りますが、キリスト教に関しては「日本人とキリスト教:なぜ「信仰」に無関心なのか?」によれば
・キリスト教こそが唯一正しい宗教であり、他のものはすべて間違ったもの、邪悪なものである
・仏教は、悪魔によって考案された偶像崇拝
という教義上の理由により、日本へ入ってきて間もない16世紀にも宣教師が日本人クリスチャンに「仏教の寺に放火せよ」とそそのかしたり、仏像を破壊したりといったトラブルがあったとのこと。
当時日本に既に存在した仏教や神道などは多神教ということもあり、宗教を超えた日本の伝統文化さえ「邪教」「悪魔」として消し去ろうとする一神教の不寛容さは、到底受け入れがたかったのでしょう。
■自国の文化を全否定されると反発したくなるのは、宗教に限らない
この他にも、一般的な日本人と日本人クリスチャンの間で意見が合わない現実を目の当たりにすることはあります。
たとえば、新元号「令和」が発表された頃、某SNSのキリスト教系のグループにこのような内容がいくつも書き込まれました。
・元号など即刻廃止するべき!なぜなら元号とは「神の栄光」ではなく「天皇の栄光」を表しているものだからだ。
また、新型コロナウイルス騒動で高齢の愛猫を案じる筆者に対し、あるクリスチャンは次のような発言をしました。
・あなたの命の価値は猫と同等だと思いますか?私は絶対にそうとは思いません。聖書の言葉からもそう思います。(人間である)あなたの尊厳の方が、どんな可愛い大切な動物よりもあると思いますよ。
現代の、ペットを家族同然に愛する人の多い社会でこのような発言をするのは、本当に勇気があるとしか言いようがありません。
多くの日本人の感覚としては、人間と動物の命の価値に上下の差はないでしょう。だからこそ日本人は、食事の前に自身が生きるために頂く命に対して「いただきます」と手を合わせるのです。
このように、自国の文化を全否定されると反発したくなるのは、なにも「宗教」に限った話ではないでしょう。
多くの日本人が「無宗教です」と言う背景には、宗教を超えた「伝統や文化の否定に対する反発」が強く存在するのかもしれません。(カワモト野奈)
URLリンク(news.livedoor.com)
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★1:2020/05/09(土) 19:23:36.91
スレリンク(newsplus板)
13:□7×7=4□□
20/06/17 10:23:22.08 lqhfWArC.net
■日本人は「無宗教」?「仏教」?
日本人の多くは、自分のことを「無宗教」と言います。また「うちは仏教です」という人も、「宗教なんて怪しいから嫌いだ!」という人も、それに負けず劣らずたくさんいます。
しかしその割に、お正月は神社やお寺へ「初詣」に行き、イエス・キリストの誕生を記念した日である「クリスマス」を祝い、国内外の観光地へ行けば宗教に関係なく神社やお寺や教会へ行き、何のためらいもなく手を合わせる…という人がほとんど。
あなたにも、もしかしたら心当たりがあるかもしれません。
日本におけるこのような現象の原因については、様々な説がありますが、今回は
・仏教(禅宗)の学校で7年間仏教にどっぷりと浸かる
・その中でキリスト教徒の友人たちと意見をぶつけ合う
・成人してからカトリック教会にて受洗する
・新型コロナウイルス騒動で信仰から離れる
という極めてまれな経歴を持つ筆者の実体験も交えながら、考えてみたいと思います。
■仏教や神道は「偶像崇拝の邪教」!?歴史の中にも原因が?
日本人の中で「とりあえず仏教」ではなくキリスト教など特定の宗教を熱心に信仰している人の割合は、決して高くはありません。
世界では最も多い信者数を誇るキリスト教(カトリック・プロテスタント・オーソドックスなどすべて含む)でさえ、日本人の信者は全人口の1%前後に留まっています。
その原因として、「一神教」特有の考え方の影響が考えられます。
筆者が大学(禅宗の僧侶なら知らない人はいない仏教校)時代、クリスチャンの友人たちからよく聞かされたのは「仏教は、偶像崇拝を行う邪教だ!」という主張でした。
それならなぜ彼らは仏教校に敢えて入学したのか!?という根本的な疑問は残りますが、キリスト教に関しては「日本人とキリスト教:なぜ「信仰」に無関心なのか?」によれば
・キリスト教こそが唯一正しい宗教であり、他のものはすべて間違ったもの、邪悪なものである
・仏教は、悪魔によって考案された偶像崇拝
という教義上の理由により、日本へ入ってきて間もない16世紀にも宣教師が日本人クリスチャンに「仏教の寺に放火せよ」とそそのかしたり、仏像を破壊したりといったトラブルがあったとのこと。
当時日本に既に存在した仏教や神道などは多神教ということもあり、宗教を超えた日本の伝統文化さえ「邪教」「悪魔」として消し去ろうとする一神教の不寛容さは、到底受け入れがたかったのでしょう。
■自国の文化を全否定されると反発したくなるのは、宗教に限らない
この他にも、一般的な日本人と日本人クリスチャンの間で意見が合わない現実を目の当たりにすることはあります。
たとえば、新元号「令和」が発表された頃、某SNSのキリスト教系のグループにこのような内容がいくつも書き込まれました。
・元号など即刻廃止するべき!なぜなら元号とは「神の栄光」ではなく「天皇の栄光」を表しているものだからだ。
また、新型コロナウイルス騒動で高齢の愛猫を案じる筆者に対し、あるクリスチャンは次のような発言をしました。
・あなたの命の価値は猫と同等だと思いますか?私は絶対にそうとは思いません。聖書の言葉からもそう思います。(人間である)あなたの尊厳の方が、どんな可愛い大切な動物よりもあると思いますよ。
現代の、ペットを家族同然に愛する人の多い社会でこのような発言をするのは、本当に勇気があるとしか言いようがありません。
多くの日本人の感覚としては、人間と動物の命の価値に上下の差はないでしょう。だからこそ日本人は、食事の前に自身が生きるために頂く命に対して「いただきます」と手を合わせるのです。
このように、自国の文化を全否定されると反発したくなるのは、なにも「宗教」に限った話ではないでしょう。
多くの日本人が「無宗教です」と言う背景には、宗教を超えた「伝統や文化の否定に対する反発」が強く存在するのかもしれません。(カワモト野奈)
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14:□7×7=4□□
20/06/17 10:23:29.11 lqhfWArC.net
■日本人は「無宗教」?「仏教」?
日本人の多くは、自分のことを「無宗教」と言います。また「うちは仏教です」という人も、「宗教なんて怪しいから嫌いだ!」という人も、それに負けず劣らずたくさんいます。
しかしその割に、お正月は神社やお寺へ「初詣」に行き、イエス・キリストの誕生を記念した日である「クリスマス」を祝い、国内外の観光地へ行けば宗教に関係なく神社やお寺や教会へ行き、何のためらいもなく手を合わせる…という人がほとんど。
あなたにも、もしかしたら心当たりがあるかもしれません。
日本におけるこのような現象の原因については、様々な説がありますが、今回は
・仏教(禅宗)の学校で7年間仏教にどっぷりと浸かる
・その中でキリスト教徒の友人たちと意見をぶつけ合う
・成人してからカトリック教会にて受洗する
・新型コロナウイルス騒動で信仰から離れる
という極めてまれな経歴を持つ筆者の実体験も交えながら、考えてみたいと思います。
■仏教や神道は「偶像崇拝の邪教」!?歴史の中にも原因が?
日本人の中で「とりあえず仏教」ではなくキリスト教など特定の宗教を熱心に信仰している人の割合は、決して高くはありません。
世界では最も多い信者数を誇るキリスト教(カトリック・プロテスタント・オーソドックスなどすべて含む)でさえ、日本人の信者は全人口の1%前後に留まっています。
その原因として、「一神教」特有の考え方の影響が考えられます。
筆者が大学(禅宗の僧侶なら知らない人はいない仏教校)時代、クリスチャンの友人たちからよく聞かされたのは「仏教は、偶像崇拝を行う邪教だ!」という主張でした。
それならなぜ彼らは仏教校に敢えて入学したのか!?という根本的な疑問は残りますが、キリスト教に関しては「日本人とキリスト教:なぜ「信仰」に無関心なのか?」によれば
・キリスト教こそが唯一正しい宗教であり、他のものはすべて間違ったもの、邪悪なものである
・仏教は、悪魔によって考案された偶像崇拝
という教義上の理由により、日本へ入ってきて間もない16世紀にも宣教師が日本人クリスチャンに「仏教の寺に放火せよ」とそそのかしたり、仏像を破壊したりといったトラブルがあったとのこと。
当時日本に既に存在した仏教や神道などは多神教ということもあり、宗教を超えた日本の伝統文化さえ「邪教」「悪魔」として消し去ろうとする一神教の不寛容さは、到底受け入れがたかったのでしょう。
■自国の文化を全否定されると反発したくなるのは、宗教に限らない
この他にも、一般的な日本人と日本人クリスチャンの間で意見が合わない現実を目の当たりにすることはあります。
たとえば、新元号「令和」が発表された頃、某SNSのキリスト教系のグループにこのような内容がいくつも書き込まれました。
・元号など即刻廃止するべき!なぜなら元号とは「神の栄光」ではなく「天皇の栄光」を表しているものだからだ。
また、新型コロナウイルス騒動で高齢の愛猫を案じる筆者に対し、あるクリスチャンは次のような発言をしました。
・あなたの命の価値は猫と同等だと思いますか?私は絶対にそうとは思いません。聖書の言葉からもそう思います。(人間である)あなたの尊厳の方が、どんな可愛い大切な動物よりもあると思いますよ。
現代の、ペットを家族同然に愛する人の多い社会でこのような発言をするのは、本当に勇気があるとしか言いようがありません。
多くの日本人の感覚としては、人間と動物の命の価値に上下の差はないでしょう。だからこそ日本人は、食事の前に自身が生きるために頂く命に対して「いただきます」と手を合わせるのです。
このように、自国の文化を全否定されると反発したくなるのは、なにも「宗教」に限った話ではないでしょう。
多くの日本人が「無宗教です」と言う背景には、宗教を超えた「伝統や文化の否定に対する反発」が強く存在するのかもしれません。(カワモト野奈)
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★1:2020/05/09(土) 19:23:36.91
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15:□7×7=4□□
20/06/17 16:38:43 KUkisL3a.net
馬鹿がんばれよー
16:□7×7=4□□
20/06/17 16:52:14 lqhfWArC.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
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20/06/17 16:52:21 lqhfWArC.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
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20/06/17 16:52:26 lqhfWArC.net
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である
19:。 サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。 大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。 卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。 バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。 その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。 筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。 体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。 食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。 孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。 だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。 ■前例のない大雨がきっかけに 今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。 この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。 各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。 ※続きはソースで
20:□7×7=4□□
20/06/17 19:44:33 lqhfWArC.net
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
21:□7×7=4□□
20/06/17 19:44:39 lqhfWArC.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
22:□7×7=4□□
20/06/17 19:44:45 lqhfWArC.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
23:□7×7=4□□
20/06/18 00:59:17.85 DvmzArZu.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
24:□7×7=4□□
20/06/18 00:59:23.19 DvmzArZu.net
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
25:□7×7=4□□
20/06/18 00:59:28.25 DvmzArZu.net
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
26:□7×7=4□□
20/06/18 03:36:21 DvmzArZu.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
27:□7×7=4□□
20/06/18 03:36:30 DvmzArZu.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
28:□7×7=4□□
20/06/18 03:36:36 DvmzArZu.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大
29:流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。 それはバッタである。 農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する 食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。 国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。 そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。 FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。 ■作付けの時期にバッタが襲来 バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。 バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。 「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」 と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。 「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。 つまり、農家の作物はもうないのです」 「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。 こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。 そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。 さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。 「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」 と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。 「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」 ■移動に適した状態へと変化 バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。 サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。 孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。 サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。 大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。 卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。 バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。 その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。 筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。 体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。 食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。 孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。 だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。 ■前例のない大雨がきっかけに 今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。 この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。 各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。 ※続きはソースで
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20/06/18 03:54:24.89 DvmzArZu.net
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
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20/06/18 03:54:30.39 DvmzArZu.net
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
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20/06/18 04:24:26 DvmzArZu.net
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
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20/06/18 04:24:36 DvmzArZu.net
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新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
※続きはソースで
34:□7×7=4□□
20/06/18 04:24:42 DvmzArZu.net
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生した今年前半、このウイルスの感染拡大より人目を引く災厄がアフリカ東部で猛威を振るっていた。
それはバッタである。
農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
食欲が旺盛なバッタは、特に穀物などの炭水化物を好む。穀物はアフリカ大陸の農民の主要な生活の糧だ。
国連食糧農業機関(FAO)が1月に予測したところによると、まだ最悪の事態こそ訪れていないが、バッタの大群は6月には500倍に増える可能性があるという。
そしていま、最悪のタイミングでバッタの大発生の第2波が訪れた。
FAOによると、第1波の20倍もの数のバッタがアフリカ東部に発生したのは、3月後半の大雨のせいだという。
■作付けの時期にバッタが襲来
バッタの大群はイエメンに侵入したのち、イランのペルシャ湾沿岸560マイル(約901km)におよぶ地域に定着し、産卵した。
バッタの新たな群れの大発生は、特にケニア、エチオピア、ソマリアで深刻化している。
「タイミングが実に悪すぎます。というのも、農家はまさに作付けの時期であり、雨期が始まってから苗が伸び始めているところだからです」
と、FAOの上級蝗害予測官のキース・クレスマンは言う。
「そんなときにちょうど、ケニアやエチオピアでバッタの数が増えているのです。バッタの大群によって壊滅的になっている苗の写真や情報がすでに出回っています。
つまり、農家の作物はもうないのです」
「今回のバッタの大発生は食糧安全保障や生活への予期せぬ脅威に相当する」と、FAOの担当者は4月上旬に短い報告を発表した。
こうしたバッタの大発生は、いずれも新型コロナウイルスのパンデミックを防ぐためにロックダウン(都市封鎖)されている地域で起きている。
そのうえ旅行制限がかかっているので、専門家がバッタが大発生している国々に出かけて、地元の人々に駆除対策などのトレーニングをすることもままならない。
さまざまな要因が、これほど容赦なく重なる状況は想像し難い。
「こうした国々の大半では、バッタの大発生に対する備えがありませんでした。問題は、そこにバッタの襲来を受けている点です」
と、経済的途上国の農業問題を支援するフランス国際農業開発研究センター(CIRAD)の環境学者シリル・ピウは言う。
「解決策はバッタの発生の抑制に可能な限り努めることです」
■移動に適した状態へと変化
バッタほどしぶとい敵は想像し難いところも問題だ。いま大発生しているのは、サバクトビバッタである。
サバクトビバッタは、通常は単体で活動する「孤独相」だが、1日に90マイル(約145km)移動できる大群、すなわち「群生相」に変わる20種のバッタのうちの1種だ。
孤独相のバッタが「群生相」に変異し、群れをなして移動するようになるきっかけは雨である。
サバクトビバッタは湿った砂地にのみ産卵する。乾いた砂地では卵が暑さにやられてしまうからだ。
大雨のあと、バッタは狂ったように繁殖し、砂地は卵だらけとなり、その数はわずか1平方メートルに1,000個ともいわれている。
卵からかえった幼虫は、生え始めたばかりの草に溢れ、食べ物が豊富にある環境で育つ。
バッタは草を食べ尽くすと、さらに食べ尽くすための植物を求めて、群れをなして移動する。
その際、サバクトビバッタの体は移動に適した状態へと変化する。
筋肉が増え、体色はくすんだ茶色がかった緑色から非常に目立つ黄色と黒に変わる。
体色の変化は、群生相になったバッタが孤独相だったときには避けていた、有毒の植物を食べるようになったことと関係があるらしい。
食べ物のせいで有毒の昆虫になっていることを、鮮やかな色合いによって捕食者に警告しているのだ。
孤独相のときにこんな色だったら、捕食者に見つけられてしまっただろう。
だが、数十億匹も群れをなすようになれば、もはや目立たないようにしている必要はない。あまりに数が多いので安全だからだ。
■前例のない大雨がきっかけに
今回のバッタの大発生は、2018年5月と10月の2度のサイクロン(温帯性低気圧)による大雨が、アラビア半島南部を襲ったときに始まった。
この大雨によってサバクトビバッタが大発生し、2世代が繁殖した。
各世代は前の世代より20倍のペースで増えるのだ。
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