茶経at POT茶経 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト250:GBcafe 04/05/01 23:34 .net 茶道一切の理想は、人生の些事の中でも偉大を考えるという、この禅の考え方から 出たものである。道教は審美的理想の基礎を与え、禅はこれを実際的なものとした。 251:GBcafe 04/05/01 23:43 .net 禅寺に教えを乞いに訪ねた者の話がある。 訪ねた者が禅師に、 「心を磨かせてくれ」と乞う。 禅師は 「それならお前の心をここに出せ」と言う。 訪ねた者は答えに窮し、出せぬと答える。 師は笑いながら、 「出せぬものを磨きようがあるものか。 それなら厠を磨いた方が実利なり」 と。 今の世でも、欠かさぬ便所掃除は禅に 通じる道である。 252:GBcafe 04/05/02 00:04 .net 第六祖慧能の名前も出たことだし、みがく話ついでに水上勉の引用を記しておく。 「本来無一物」は第六祖慧能の言葉である。わが国の禅祖栄西(ようさい・臨済宗)、 道元(どうげん・曹洞宗)も慧能の滴を汲んで宗旨を伝来しているのである。 慧能は今の広東省新興県、昔は新州と呼ばれた田舎に生まれている。二十何歳、 山から薪を背負って町に売りに行く途中で、金剛教を説く道者に出会い、 「そんなにありがたい経を教えるのは誰か、道場があるなら教えてほしい」というと、 その道者は、黄梅県東山の五祖弘忍道場だと教えた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch