23/04/04 17:34:17.11 Of23cfPV.net
いい電子ピアノを選べば、より上達が見込め難しい曲でも弾けるようになる。
「上手くなりたいなら絶対アコースティック」という意見を目にすることも多いだろう。
しかしその多くは「昔の電子ピアノ」のイメージで語られているもの。
電子ピアノが生まれたのは、いまから40年ほど前。最初は音の強弱もつかず、
スイッチのように鍵盤を押すと音が出て、離すと音が消える、というものであった。
それでもヘッドホンが使えたり、調律が必要なかったり、アコースティック・ピアノでは
できないことができたので、急速に需要が高まった。
同時にピアノとしての進化が求められたことで、電子ピアノの技術は大きく発展。
10年ほど前と比べても、ピアノとしてのクオリティは格段に向上している。
「電子ピアノで練習すると、指できちんと鍵盤を押さえられず上達しない」、
「音の響きが薄くて貧弱だから耳が育たない」などと言われていたのは昔の話。
今では音も鍵盤も、さまざまな進化を遂げて、アコースティック・ピアノと比べても
遜色ないものになってきている。
実際、昔のイメージで電子ピアノを弾かれた方は「いまの電子ピアノのタッチって、
こんなに本格的なんですね!」と驚かれる。
店頭で試奏して「これほどまでに、ピアノの音色の違いが出せるなんて」と
話されるピアノの先生もたくさんいる。
クオリティが向上する一方で、以前から注目されているのが、
電子ピアノの「メンテナンス・フリー」という特長。
アコースティック・ピアノは生楽器で、定期的なメンテナンスが欠かせない。
常に良い状態で演奏するためには、調律や湿度管理といった手間がかかってしまう。
その点、電子ピアノはデジタル楽器だからメンテナンスが不要。
コストをかけず、常に同じ状態でピアノが演奏できるという、
お財布にもうれしい演奏環境をもたらしてくれる。それが電子ピアノ。
忙しい毎日を送ってる人も夜にヘッドホンを使って効率的に練習できるし、
ピアノを弾く機会や時間を上手にコントロールして上達が目指せる。
これも電子ピアノならではのメリットであり、
電子ピアノを選んだ方に与えられる特権なのである。
いい電子ピアノを選べば、アコースティック・ピアノよりも上達が見込める可能性が十分あるはずだ。