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北朝鮮の特別調査委設置発表を受け県内の関係者は（徳島県）■ 動画をみるURLﾘﾝｸ(www.jrt.co.jp)
北朝鮮は４日、拉致被害者らの全面調査をおこなう特別調査委員会を設置し、これに対し日本政府は北朝鮮に
対して行っている制裁の一部解除を正式に決定しました。県内の関係者はどう受け止めているのか話を聞きました。
北朝鮮が設置した特別調査委員会の調査対象には、拉致の可能性が捨てきれない特定失踪者も含まれています。
調査内容は秋の初めごろまでに最初の報告がおこなわれる見通しです。URLﾘﾝｸ(www.jrt.co.jp)
今から１３年前に大阪府で失踪した特定失踪者・賀上大助さんの母、文代さんは(阿南市）
「歓迎しています。いい情報があるのを期待しています。URLﾘﾝｸ(www.jrt.co.jp)
拉致が濃厚だといわれている方の中から、何名かの名前が（今回）発表があるのではないかと期待していた」と話しています。
また、日本政府が人の往来や、申告が必要な北朝鮮への送金額の規制など３つの制裁を解除することについては
「何か情報がもたらされて解除するのはわかるけど、ある程度の情報がもたらされているのではないかという情報も
聞いてますしね。関係の方々にはみんな被害者の家族になったつもりで、誠実な対応をしてほしい。
もし息子が戻ってきたら言葉は出ないでしょうね。もう抱きしめて…それだけですね。」と話しました。
また、拉致問題についての啓発や広報活動に取り組む「救う会徳島」の陶久敏郎会長は（阿南市役所）
「一部制裁解除するということはこの前、５月の協議の時の約束ですので守るというのは次につながる第一歩。
最終的には政府認定拉致被害者１２人、特定失踪者８６０人の真相を究明する生存者を、
全員返してもらうそこまでずっと粘り強くやっていく必要がある。
国民が一体となって全員取り戻すまであきらめん甘い顔せんいう意志表示していく態度に表していくことが大事だと思います」
と述べました。[ 7/4 20:35 四国放送]