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特定失踪者家族は期待と不安URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
北朝鮮が、拉致被害者や特定失踪者の全面的調査を行うと約束したことについて、伊予市出身の特定失踪者の
母親は、拉致問題の解決に向けて期待を抱く一方、きっちりとした調査が行われるのか不安視しています。
日本と北朝鮮の政府間協議で、北朝鮮側は、拉致被害者や行方不明者を含む、すべての日本人に関する調査を
全面的に実施することを約束しました。URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
愛媛県の出身で政府が拉致被害者と認定した人はいませんが、独自に拉致問題の調査をしている「特定失踪者
問題調査会」が、北朝鮮に拉致された可能性があるとしている「特定失踪者」は３人います。
このうち、伊予市出身の大政由美さんは、三重大学の研究生だった平成３年３月、韓国を１人で旅行していて、
行方がわからなくなりました。
大政さんの母親の悦子さん（７２）は、１２年前、伊予市の自宅の敷地内に離れを建て、
由美さんが大学時代に使っていた本やＣＤなどを並べ、娘の帰りを待っています。
北朝鮮側が調査を約束したことについて、「１日も早く日本に連れて帰ることができるよう、調査が実現することを願う」
とする一方、「本当に約束が守られ調査が進むのかにわかには信じがたい」と話し期待と不安が入り交じった心持ちを
明らかにしました。05月30日 19時11分