24/10/12 17:54:23.62 fyEQed0i.net
「だいじょうぶ? 日本の警察」
・不正経理問題
退職警察職員による告発や、ジャーナリストに対する内部からの匿名での情報提供が情報源。
警察の不正経理についての情報は極めて少なく、時折ある「命がけの」内部告発で、ようやくその一端を垣間見ることができる。
しかし、疑惑が報道されても、警察は否認、黙殺の態度を一貫しており、訴訟でも、事実の解明には極力抵抗している。また、不正経理を警察内部で正す動きがあるとの情報はない。
捜査費、旅費などで、架空の支出を作り、裏金をプールする。架空支出のためには、末端の職員も協力して偽領収書等が作られている。作られた裏金は、「幹部のヤミ給与等」として、上部に手厚く配分されるほか、飲食代などとして、広く末端の職員にも配分されている。
裏金作りは各組織のトップが主導し、会計担当者が裏帳簿作りなどの「実務」を行う相当数の職員が関与する組織的なもので、金額も、「トップが取得している金額は、看過できないほど高額になる。」
裏金作りには、業務上横領、詐欺、虚偽公文書作成、同行使等の犯罪が伴う。
かかる行為が、警察によって組織的に長年にわたって行われてきているとすれば、事実を公にするについて、警察の必死の抵抗が予想され、真相解明は相当困難である。
・外部に漏れない原因
(ア)警察内部は徹底した縦社会であり、不正を指摘したり、外部に暴露することができない(人事などで不利益な扱い等が予想される)。
(イ)その中で、最初は罪悪感を感ずる職員も次第に慣れていってしまう。
(ウ)警察内部では、不正を追求する動き(オンブズマン等)に対して、敵対的な教育がなされている。
(エ)不正経理の「恩恵」は、幹部のみならず広く職員全般に及んでおり、「口止め」がなされている状態である事。
(オ)不正経理の暴露は、自分自身の違法行為の暴露でもある。(>>12 稀な告発者)
(カ)裏金の使途などについては、幹部以外はあまり知らず、「捜査情報を得るには金がかかる」といった説明で納得している場合も多い。
(キ)仮に内部告発をした場合には、徹底した攻撃が予想される(検察庁の裏金づくりを告発しようとした大阪高検の三井元検事の逮捕も、その可能性が指摘されている)。
(ク)退職後も警察との関わりは切れない(就職の斡旋の際には、警察との関わりの深い業種への就職など)。