22/04/11 11:53:51.65 EEps+2L7.net
皆さん、春も真っ盛りですね。いかがお過ごしですか
私はおかげさまで先週も楽しく過ごしておりましたよ
富裕層に不可欠な教養=映画は2本鑑賞しました
まず1本目は「コーダ 愛のうた」
先日のアカデミー賞作品賞を見事受賞した作品です
始まりから既に涙腺が緩みましたけどやはり、ラストシーンあたりは圧巻です
幸せとは何か、家族とは何かを特に考えさせられる作品になっています
お堅い映画かと思っていましたけど、バックに流れる音楽や
父親の下衆なジョークでクスクスしていたらあっという間に、エンディングでした
いい映画はストーリーもさることながらテンポも優れているものです
芸術に縁がない会社員の人でもタイトルぐらいは知っておいたほうが良いですよ
そして2本目。「今はちょっと、ついてないだけ」
過去に鳴らした有名なカメラマンがふとした事件に巻き込まれ不遇をかこっています
その彼がファインダーを通して何組かの家族の再生と関わるうちに、自分も再生されていくストーリー
以前ドラマで阿部寛さんと好演していたまいまいちゃんがこの映画でもいいポジションでしたよ
序盤は見るに耐えず退館しようと思うほどでしたけれど、中盤からムードが変わり
昨年夏に行った島原が出てきたあたりから、引き込まれていきました
ローカル鉄道や雲仙の風景を見るにつけ、旅行の記憶が鮮明に思い出されます
実はこの映画は商業施設で少し空き時間ができたのでふらっとシネコンに入り
一番人気のない映画を教えてもらって鑑賞したものです
いわば全くの偶然なのに旅行の追体験ができたことになります
日常は旅であり、旅は日常です
今回もふとしたきっかけで日常と旅がクロスオーバー
いろいろな知識や経験が折に触れて繋がり重層的に、再構成されて糧となる
これが本物の旅行者というわけですよ
今週東北新幹線が全線再開するので少ししたらまた、東北にも行ってみましょうか
先日鑑賞した映画のロケ地を辿ってみることにいたします
日常は旅であり、旅は日常です
日常的に旅をしていると、今が旅なのかそれとも日常なのか、わからなくなる瞬間があります
それがすなわち人生ということです
教養がない会社員の人には理解できない世界ですよ