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山林で死亡の女性 クマよけの鈴つけていたのに襲われたか
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27日、秋田県仙北市の山林で、クマに襲われて死亡したと見られる女性が、
クマよけの鈴を複数身につけて山に入っていたことが、警察などの調べでわかりました。
警察は、クマへの備えをしていても被害に遭うおそれがあるとして、周辺の山などに立ち入らないよう呼びかけています。
27日、秋田県仙北市田沢湖玉川の山林でタケノコ採りをしていた市内に住む看護助手の大石正子さん(61)が、
死亡しているのが見つかり、警察は、傷の状態からクマに襲われたと見て調べています。
家族の話では、大石さんはふだんから、山に入る時はクマよけの鈴を持って出かけていたということで、
警察によりますと、被害に遭った27日も、腰に鈴を2つつけていたということです。
クマは、鈴の音や話し声などで近くに人がいることに気付くと逃げていく習性があるとされていますが、
秋田県内では、鈴を身につけていても襲われるケースが相次いでいます。
警察は、クマへの備えをしていても被害に遭うおそれがあるとして、
現場周辺の山やクマが生息している山には立ち入らないよう呼びかけています。