17/04/22 15:09:20.63 xw94oIHY0.net
(>>746の続き)
今回の那須・茶臼岳の雪崩は、最初から違和感があった。
遭難現場の上の方の、天狗の鼻という辺りで発生した雪崩が、
高校生たちが講習を受けてた斜面まで達して巻き込まれた、というものだ。
しかし、推定発生地点である、天狗の鼻という辺り、それ程急傾斜している訳ではない。
自然に雪崩が発生して、運悪く下部の遭難現場まで押し寄せた、という機序は疑問に思うのだが。
雪崩ネットワークの現地調査報告から。
URLリンク(www.nadare.jp)
▼【事故調査】170327那須岳雪崩事故・速報(0415更新)・・・
雪崩の正確な発生場所および幅は不明です。
28日の朝までに降った雪および強風により、雪崩が発生した痕跡はすべて消えていました。
写真2の黒い岩(通称:天狗の鼻)の直下から発生したのか、
あるいは南東斜面の中間部で発生したのかはわかりません(170403)
URLリンク(www.nadare.jp)
写真1 那須岳全景。赤点線が雪崩の流下方向。
赤丸がおよその被災位置。救助に関わった方の話によると、現場へは緑点線のラインを登ったとのこと
URLリンク(www.nadare.jp)
写真2 最上部の埋没者の位置から見上げた雪崩発生区。最上部の埋没者の位置は、およそ標高1400m付近。
推定発生区<最上部にある黒い岩>からのおおよその距離は200m、標高差100m、見通し角は33°。
※誤解を招く文章表現があったため、<>に囲まれた文字を加え修正しました(170331)
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写真1、写真2ともに、天狗の鼻・推定発生区<最上部にある黒い岩>の辺り、それ程急傾斜には見えない。
高校生たちのいた斜面は(写真1の緑点線のライン沿いか?)、結構な急斜面には見えるが。