17/09/29 18:49:51.08 yM6a4O7a0.net
●大平温泉 滝見屋
秘湯を守る会会員 守る会のネット予約 2食付税込15054円。
【環境・部屋】
噂にたがわぬ深山幽谷の地。軽ワゴンで米沢駅で出迎え。
何かの情報で宿の出迎えなら橋を渡る手前まで送ってくれるとあったのですが、実際は駐車場のすぐ向こうで下されます。
携帯は圏外ですが、駐車場までくればドコモはつながります。
まだ9月の上旬(来訪時)とはいえ、さすがに標高1050m、窓を開けていると寒いくらい。
窓からの景色はさすがに渓流を臨めて素晴らしいです。向かいの山が迫っていて、群馬の川古のような開放感がないところがやや難か、と感じました。
【食事】
お金が続かないので、ステーキなしのコースにしたら焼き魚と芋煮のやや寂しい夕餉となりました。
そのため、特に書き加えることはありません。すみません。
朝のコーヒーサービスあります。
【温泉】
内湯は3人入ればいっぱいの湯で滝は見えるが、入る気にはなれない44.5度。
貸し切りの露天も43.5度と私には熱すぎました。
結局男性用露天の42度弱(朝は39.5度まで下がってました)が私にはかろうじて浸かれる限界の湯船。
泉質は硫酸イオンが660mgという芒硝泉。
ここも成分総量でようやく1000mg超えというレベル。
溶存成分に0.7mgとわずかに硫化水素があり、そのせいで硫黄の匂いが微かに感じられるのでしょう。
湧出量は380L/分と多いが、源泉が70度と高温のため、実際に湯船に注げるのは内湯35L/分、露天50L/分と少な目。
このため温泉評価も内湯は続きなのに新湯投入量のみ4点(あのサイコロのやつ)でした。
【感想】
宿自体も建物は悪くないし部屋は普請がしてあってきれい。
米沢駅までの迎えはあるが朝は早めの出発。
エアコンがないのは高地だから当然としてもテレビはおろか金庫も冷蔵庫もなく、お茶はパックでトイレも男女共同で廊下のみ。
露天のロケーションは確かにいいです。小さな滝と切り立った渓谷。
岩肌が見えるそそり立つ崖も景色としては素晴らしいです。
ただ、姥湯の壮大さはなく、青荷のように目の前の雄大な滝でもないので、送迎車で同乗した男性が「どうしても再訪したかった」という宿のようには思えませんでした。ごめんなさい。
こういう環境が好きな方にしかおススメできないのかナ、という感じです。
むしろ後から到着したカップルのように登山の縦走の途中に立ち寄るのに好都合の温泉、という気がします。