15/11/11 20:45:23.28 OmqSJ3z20.net
> 湯治客は湯屋に落ち着くと、在所や宗旨(檀那寺)を明示するとともに、
「死亡の場合には当地で埋葬してくださってかまいません」
という誓約書を書かされました。
湯治場に来る客は当然ながら衰弱した病人も多かったですし、
合理的な入浴法が確立していなかったせいもあって、
草津の強い熱い湯にあたって死亡する浴客も多かったのです。
後年、ベルツ氏の記録によると、草津の湯(熱の湯)は
どこの温泉よりも湯が熱く、
50~54℃の湯に日に5回3分間づつ浸かるのを通例としていたそうですから、
熱い湯に慣れた江戸っ子でもってしても、大変に過酷な入浴法だったでしょう。
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