15/02/15 01:31:03.75 s/ZomxBt0.net
基本的に日本は海外と違って、お金を払う客のほうが偉いという
勘違いをしている者が多い。
ヤフオクですら、その傾向が窺える。
本来、取引というのは対等な筈だ。
お金を払うということは=その分の対価(サービス)を受けると言うことから。
単なる交換の筈だ。
どっちが偉いも糞もない。
だから、商売、特にサービス業をやる上では、日本という市場では厳しいものがある。
客は往々にして対価以上と交換出来ないと不快に思う人間が多いから。
本来は過不足ない時点で良しとすべきなのが取引なのだ。
ところが我々、日本人の買い手側(つまり客側)は、私は客だ、
金払うんだぞ、お客様は神様だぞ!と自分達で言いだす。
こんな国で気持ちよくサービス業なんてまず出来ない。
僕もサービス業を自営で何回か経験したが、客の我儘、勝手さには、本当に辟易した。
愛情なんてもって接することが段々と出来なくなってくる。
金を貰うんだから、とただ不平不満を押し殺し我慢するようになる。
いつしか、心の中で客を値踏みするようになってくる。
損な仕事はしたくないと思うようになって、値上げしたり、割りの合う仕事だけを
受けるようになってくる。
客も選ぶようになってくる。
恐らく、この十二屋にしても叶屋旅館も、一部の我儘な客に相当痛めつけられたのだろう。
どこまでも性質の悪い客っていうのは、一握りではあるが、どこにでもいるものだ。
商売にも嫌気がさしているに違いない。
まして、態度の悪い経営陣だ。
一部の同類と思われる客からの反発や、突き上げもそれなりに多い筈だ。
それに対抗する経営陣。
そのとばっちりを一般の客が受けているのだろう。(客を見下しているから)
これは、理不尽と言えば理不尽だが、こうなるとサービス悪化は避けては通れないだろう。
利用しないのが一番である。