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>>345の続き
その翌日の11日もガジアンテプ県で、「マイハピネス」子ども・家族支援センターとシリア難民のための学校を訪れた。
「マイハピネス」子ども・家族支援センターは、欧州連合(EU)のシリア危機対応のための地域信託基金からの資金
援助と、ユニセフとアンカラにある難民移民連帯協会の協力により設立された。現在、毎月平均2100人の難民の
子どもと家族に支援を行っている。
シリア難民のための学校には24の教室があり、ユニセフによって設立された。ユニセフは学校の運営も支援しており、
教師の給料を負担している。
ユニセフ代表団は、「マイハピネス」子ども・家族支援センターとシリア難民のための学校で子どもたちと交流したり、
関係者たちから教育活動に関する説明を受けたりした。
その後、テント・シティ内にあるショッピングセンターにも足を運んだアグネス・チャン親善大使は、そこで難民たちと
触れ合い、ガジアンテプ県を後にした。
「トルコのように支援できるかどうかと言ったら、わからない。彼らのことを尊敬する」
アグネス・チャン親善大使は、4月17日、東京で今回の視察旅行の報告会を行った。「クリスチャントゥデイ」によると、
報告会には報道各社、ユニセフ関係者をはじめ、約140人が集まった。
アグネス・チャン親善大使は報告会でトルコのシリア難民に対する取り組みに関して、「彼らから学ぶべきことが
たくさんある。私たちにトルコのように支援をすることができるかと言ったら、わからない。彼らのことを尊敬する」
と話した。
報告会では、シリアの深刻な状況やシリア難民の現状、それに対するユニセフの取り組みや受け入れ国の対策などが
説明された。
さらに、政治的緊張状態にさらされ続けたために子ども心が完全に奪われ、まるでさまざまな苦労をしてきた大人の
ように見えた17歳の男性に衝撃を受けたことや、地雷で家族を失った人の話など、トルコで暮らすシリア難民から
聞いたさまざまな話がアグネス・チャン親善大使の口から鮮明に語られた。