トルコ (Turkey) Part.5at NEWS5
トルコ (Turkey) Part.5 - 暇つぶし2ch50:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/02 23:28:57.94 .net
NO4238 『クーデターから1か月半・トルコ与野党に亀裂』 [2016年09月02日(Fri)]
URLリンク(blog.canpan.info)
トルコで7月15日にクーデターが起こった後、トルコ社会はある種の錯乱状態というか、泥酔状態に陥っていた。クーデターという言葉と、
軍に対する大衆の反発が、エルドアン大統領の先導で拡大し、誰も冷静な判断ができない状態に、陥っていたのだ。
このため、エルドアン大統領が構想していた、彼の政敵である、ギュレン・グル^プに対する粛清が、スムーズに進められたのだ。
その粛清は軍、検察、警察、判事、教員、官僚、ビジネスマンジャーナリストと、全ての分野で活躍する人たちが、ギュレン・グループに
関与しているとして、粛清の対象となったのだ。
粛清された人たちの数は、8万人とも9万人とも、言われているのだから、尋常ではないだろう。シリアと軍事緊張を抱え、国内にPKKという、
テロ組織を抱えているトルコが、軍や警察、検察に対してまで、粛清の網を広げるということは、考えようによっては、狂気の沙汰の行動で
あろう。誰が治安対策を進め、誰が国家を防衛するのか、分らなくなるからだ。
こうした流れのなかで、クーデターを察知できなかったことが、原因であろうか。エフカン・アラ内相が更迭され、その後任にスウイロ
労働社会保障大臣が、横滑りで就任したのだ。政府はいまのところエフカン・アラ大臣の更迭の理由を説明していない。彼の場合も、
ギュレン・グループとの関係が、あったのかもしれない
この人事もあってであろうか、CHPのキルチダール党首が、エルドアン大統領に噛み付いた。彼は新内相に就任したスウイロ氏は
スーフィー主義者だ、という点に問題がある。しかも、彼らのスーフィー・グループは大統領府のなかで、行事を行っていると
いうことに、不満があるというのだ。
そのことは、世俗主義を歌っている、トルコ政府の立場と、矛盾するからだ。そしてCHP党首は、エルドアン大統領が企画した
裁判記念式典に、欠席すると発表した。彼に言わせれば、1980年に起こった、クーデターの後にも、このような催しは、
無かったというのだ。

51:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/02 23:29:16.76 .net
エルドアン大統領は判事3495人を首にしており、軍の幹部の多くも更迭されるか投獄されているのだ。これでは裁判の公正も
何も無いというのが、CHP党首の怒りの原因であろう
今回の裁判記念式典への、CHP党首の欠席は、クーデター後に初めて一部の人たちが、正常な思考をし始めたことを示していよう。
つまり、クーデターをきっかけに生まれた、与野党間の蜜月は、終わったということだ

52:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/03 00:05:11.76 .net
Ankara is displeased with EU Commissioner's statement
トルコ政府はEU委員の声明に不快感を示した
URLリンク(news.am)
The Turkish EU Affairs Minister Omer Celik called the statements
of the German political figure a "cultural racism".
トルコのEU問題を担当する文化観光大臣オマール=セリクは、ドイツの
政治家を「文化的人種主義」と呼んだ。
エルドアン大統領は内務大臣を辞任に追い込んだ
URLリンク(news.am)
В Турции задержали журналистку из США, интервьюировавшую в Сирии боевиков
シリアで武装勢力にインタビューしたアメリカ人ジャーナリストがトルコで逮捕された
URLリンク(ria.ru)
Сирийская оппозиция обвинила США в попытке дискредитации Дамаска
シリアの反体制派はシリア政府の信用を傷つけているとしてアメリカを非難した
URLリンク(ria.ru)
「シリアの化学兵器は2014年に廃棄しており、アメリカの主張はでっち上げだ。」
トルコ軍内部で大規模な乱闘発生
URLリンク(armedia.am)
10名負傷し、そのうちの1名は重体
トルコはドイツにアルメニア人大虐殺承認を破棄し、イスラム国と戦うよう脅迫した
URLリンク(armedia.am)

53:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/03 00:05:50.07 .net
Аналитик: Курдский фактор сдерживает Турцию от открытия нового фронта против Армении
専門家:クルド人問題はトルコがアルメニア問題に関する新規攻撃を妨げる
URLリンク(news.am)
専門家によるとクルド人とトルコのトルコの戦争は深刻になっている。アサド大統領とトルコの利害は
クルド人問題に関しては一致している。「クルド人は今や孤立無援でトルコ軍と戦っている。しかし
遅かれ早かれクルド人の動きは中東の地図を塗り替えるだろう。」とアラ=パピヤン氏は語った。
EUはトルコがシェンゲン協定加盟の条件を守るよう支援する
URLリンク(news.am)
Yıldırım: Turkey is not going to change its anti-terrorism legislation
ユルドゥルム首相:トルコは反テロ法案を変更するつもりはない
URLリンク(news.am)
トルコとクルド人の衝突で損傷を受けたディヤルバクルのアルメニアカトリック教会が修復へ
URLリンク(news.am)
トルコの税金で2018年までに修復
Турецкие военнослужащие уничтожили склады с оружием и трех членов РПК
トルコ軍はPKKの武器庫を破壊し戦闘員3人を殺害した
URLリンク(ria.ru)
木曜日の朝にトルコ軍はトルコ南東部のPKKの拠点を空爆
В Турции отстранили еще 550 судей и прокуроров из-за попытки переворота
トルコはクーデターの試みに関与したとして更に550人の検察官と裁判官を罷免した
URLリンク(ria.ru)
Отмечается, что общей число турецких судей и прокуроров, отстраненных
в связи с попыткой переворота, достигло 3390.
トルコでクーデター関連で粛清された裁判官や検察官の総数は3390人に達した

54:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/03 00:06:14.37 .net
США утверждают, что оказали необходимую поддержку Турции в борьбе против ИГ
アメリカはトルコの対イスラム国作戦を十分に支援してきたと主張した
URLリンク(ria.ru)
Турецкие власти разрешили отставным судьям и прокурорам вернуться к работе
トルコ当局は退職した検察官や裁判官の復職を可能にした
URLリンク(ria.ru)
Эрдоган заявил об освобождении 400 кв км на севере Сирии от ИГ
エルドアンはシリア北部で400キロ平米の土地をイスラム国から解放したと宣言した
URLリンク(ria.ru)
Мировые державы не поддержали план Турции о "зоне безопасности" в Сирии
世界の主要国はトルコがシリア北部に緩衝地帯を設けることを支持していない
URLリンク(ria.ru)
Комитет защиты журналистов призвал Турцию освободить журналистку из США
ジャーナリスト保護委員会はトルコに拘束したアメリカ人ジャーナリストを釈放するよう要求
URLリンク(ria.ru)
トルコで820人の兵士が解雇される
URLリンク(hraparak.am)

55:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/03 00:06:53.54 .net
Forum for Syria condemns Turkey's aggression on Syrian territory
シリアのための公開討論会でトルコのシリア侵略を非難
URLリンク(syriatimes.sy)
"The aggression aims to replace terrorist organizations with other terrorist organizations
and to reshuffle the cards in order to hinder the political solution to the crisis in Syria,"
the statement said, calling on the Turkish regime to stop its aggression and its support for terrorism.
「侵略の目的はテロ組織を他のテロ組織にすげ替えることであり、シリア危機の政治的解決を妨げるために
カードをシャッフルしたものだ」 声明ではトルコ政府に侵略やテロ組織への支援の停止を呼びかけた。
It stressed that Turkey also continue its support for terrorists in Syria, indicating that the Turkish
media reported on August 28, 2016 that the Turkish regime allowed more than 3000 terrorists to enter
into Syria across the Syrian-Turkish borders in order to join the terrorist organizations in the country.
2016年8月28日付のトルコのメディアによると、トルコはシリアのテロ組織への支援を続けており、トルコの
エルドアン政権は、3000人以上のテロリストがシリアのテロ組織に参加するために、トルコとシリアの国境を越えて
シリアに侵入することを許している。
"The Turkish forces have not fired a single bullet at the ISIS terrorists, rather the ISIS terrorists
have joined the Turkish forces and have helped them to enter the city of Jarablus," the ministry confirmed.
「トルコ軍は一発の砲弾もイスラム国には浴びせておらず、それどころかイスラム国のテロリストたちはトルコ軍に
合流しジャラーブルスに進軍するのを手助けした」とシリア外務省が確認した。
それらはトルコに勝つためにロシアや特にアメリカ(シリアのクルド人はアメリカに
絶大な信頼を寄せている)に捧げたものであった。

56:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/03 00:07:34.42 .net
クルド人の夢は踏みにじられた
URLリンク(www.yerkir.am)
この十数年間クルド人の悲願の独立国家創設のために費やした犠牲は尽くムダになった。
それらはトルコに勝つためにロシアや特にアメリカ(シリアのクルド人はアメリカに
絶大な信頼を寄せている)に捧げたものであった。
Турция не верит заявлениям США об отходе сирийских курдов от Евфрата
トルコはシリアのクルド人のユーフラテス川西岸からの撤退に関するアメリカの声明を信じていない
URLリンク(ria.ru)
ロシア外務省:ロシア政府はトルコ政府に多くの質問事項がある
URLリンク(news.am)
МИД РФ: подпитка "Джебхат-ан-Нусры" продолжается через границу с Турцией
ロシア外務省:トルコは国境を越えてヌスラ戦線への補給を続けている
URLリンク(ria.ru)
На юго-востоке Турции в перестрелке погибли военный и 20 членов РПК
トルコ南東部の銃撃戦でトルコ軍兵士1名とPKKのメンバー20人が死亡
URLリンク(ria.ru)

57:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/03 00:08:09.15 .net
Эрдоган: Обама гарантировал, что курды не войдут в район Манбиджа
エルドアン大統領:オバマはマンビジ地区からクルド人を締め出すことを了承している
URLリンク(ria.ru)
"В района Манбиджа 90% населения составляют арабы. Иные этнические группы, в том числе курды,
там в меньшинстве. Об этом я рассказал президенту США Бараку Обаме, отметив, что силы
самообороны сирийских курдов не могут туда войти, что он мне и гарантировал. Это зафиксировано
документально", — сказал Эрдоган на пресс-конференции в аэропорту Анкары перед отбытием
в китайский Ханчжоу на саммит G20.
「マンビジの地区人口の9割はアラブ人だ。クルド人を含む他の少数民族はかの地では少数派だ。私がオバマにこう話したら、シリアのクルド人武装勢力はそこへ進軍することは
まかりならぬと、オバマが私に保証してくれたのだ。」エルドアン大統領は、中国の杭州で開催されるG20サミットに出発する際に、アンカラの国際空港で記者団の質問に答えた。
メルケル首相はアルメニア人大虐殺の承認をやめるつもりはない
URLリンク(news.am)
Germany government will not compromise on Armenian Genocide resolution
ドイツ政府はアルメニア人大虐殺問題で妥協することはない
URLリンク(news.am)
German FM personally supports resolution on Armenian Genocide recognition
ドイツの外相はアルメニア人大虐殺承認問題を個人的に支持する
URLリンク(news.am)

58:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/03 00:08:58.65 .net
トルコの首相はウズベキスタンのカリモフ大統領死去についてコメントした
URLリンク(news.am)
ドイツ政府はドイツの国会議員がインジルリク空軍基地を訪問すべきだと主張した
URLリンク(news.am)
Erdogan: Turkey will never Allow Establishment of a Kurdish "Terror Corridor"
エルドアン大統領:トルコはクルド人が作った「恐怖の回廊」を決して容認しない
URLリンク(armedia.am)
He stressed that the international community does not have to choose between "Daesh,
the [People’s Protection Units] YPG or PYD terrorist organizations."
またエルドアンは、国際社会がイスラム国かPYDかで選択をすべきではないと強調した。
Курды заявили, что турки стягивают дополнительные силы к сирийскому Кобани
トルコはシリアのコバニに新規の部隊を集結させているとクルド人は語った。
URLリンク(ria.ru)
Представители сирийских курдов неоднократно заявляли, что операция турецкой
армии в Сирии направлена не против ИГ, а против курдов с целью захвата городов
на севере провинции Алеппо.
シリアのクルド人の代表は、シリアでのトルコ軍の矛先はイスラム国ではなく、アレッポを制圧するためにクルド人に向けられていると繰り返し述べた。

59:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/03 00:10:07.11 .net
Путин рассказал об отношениях с Японией и Турцией, ситуации в ЕС и Сирии
プーチン大統領は日本やトルコについての関係ならびにEUやシリアの状況について語った
URLリンク(ria.ru)
Путин напомнил о ситуации с островом Тарабаров на реке Амур, который
передан Китаю по соглашению между правительствами двух стран. Эти
территории являлись спорными, в отношении них велись переговоры с КНР
в течение 40 лет. По его словам, стороны сумели договориться благодаря
высокому уровню доверию между РФ и Китаем. "И если мы добьемся такого же
высокого уровня доверия с Японией", как и с Китаем, то "можем найти какие
-то компромиссы", — отметил глава государства.
プーチンは二か国の同意の下で中国に引き渡した黒龍江の中州について思い起こした。これらの地域は40年に渡って中国と係争して交渉していた。
中国とロシアの高度な信頼関係によって同意に漕ぎ着けたものだとプーチンは語った。「そしてもし我々が日本とも同じような高度な信頼関係を
構築できれば」、中国同様に我々も妥協点を見出せるだろう。とプーチンは語った。

60:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/03 00:10:23.97 .net
"Что касается действий Турции. Всё, что противоречит международному праву,
мы считаем недопустимым. Но мы находимся в контакте и на политическом уровне,
и на уровне министерства обороны, министерства иностранных дел", — заявил Путин.
「トルコの振る舞いは、国際法に反するものばかりだ。我々にはそれが容認できない。しかし我々は国防省や外務省などの政治レベルの接触を持っている。」
とプーチンは語った。
Путин считает, что в ходе внутриполитических кампаний в США регулярно
разыгрываются "антироссийские карты".
アメリカ国内の政治キャンペーンの過程で定期的に「反ロシアカード」が使われているとプーチンは語った。

61:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/03 06:22:41.88 Gid6Jkjh.net
「危機の本質は、ISでもテロでもない」気鋭の中東政治研究家が提言!
URLリンク(courrier.jp)
> シリアに安定化をもたらすより放置して「生殺し」にすることに、
> 欧米はまだ「旨み」を感じています。
> イスラム諸国のなかでは安定を保ってきたトルコも、テロの頻発や
> 経済不振により、情勢が不安定化。「その原因はすべてエルドアンの
> 独裁体制にある」と非難するのが欧米メディアの最近の傾向です。
>
> トルコの動きは欧米には確かに不利かもしれませんが、「テロとの戦い」
> 考えた場合、あるいはIS対策に代表されるような高度な情報統制や
> 諜報戦略を必要とする政策を打つに際しては、エルドアンの独断主義や
> リーダーシップは必ずしも、西側にはマイナスになりません。
> トルコは、クーデタ未遂以降、外交方針に若干の変化が見られますが、
> この変化が欧米の安全保障にプラスの結果をもたらせば、彼らは
> いとも簡単にトルコへの否定的評価を撤回するかもしれません。

62:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/03 17:27:27.46 .net
NO4239『トルコに新党・オスマン党誕生』 [2016年09月03日(Sat)]
URLリンク(blog.canpan.info)
世界中で民族主義や愛国主義、独裁といった強硬な路線を採る、政党や個人が増えているようだ。ある意味で、EUから
イギリスが脱退したのも、そうかも知れないし、大英帝国に加盟の各地域が、分離独立を言い出しているのも、そうであろう。
フランスではルペン党という、右派の政党が支持を増やしているし、ハンガリーを始めとする、東ヨーロッパ諸国でも、
似通った傾向が見える。こうした傾向が顕著になってきているのは、それだけ社会的に、問題が多いからであろう。社会に
山積する問題を、一気に解決してくれる、政党の誕生を国民が望むからであろう。
トルコでは『オスマン党』という名の、新しい政党が誕生した。イスラム教を重視し、かつてのオスマン帝国の版図の国々に、
手を差し伸べ、自国領土を開発する、ということを唱えている。
もちろん、トルコの政治を変革する、とも唱えている。党首はイブラヒム・ユンイェ氏だ。彼はトルコ国内で産業を起こし、
活性化するとも唱えている。
トルコでは30人以上の仲間が集まれば、政党を正式に結成することが出来、政府に登録することが出来る、と憲法で認められている。
今回結成された、新しい政党であるオスマン党は、どのような政党になるのかは、いまの段階では分からない。
ただ想像をたくましくすれば、案、裏に入るのはエルドアン大統領かも知れない。それはエルドアン大統領の夢が、
オスマン帝国の現代のスルタン(皇帝)に、なることだからだ。
エルドアン大統領であれば、将来、AKPという与党の名を、オスマン党に変更することもありえよう。つまり、
現在進んでいるのは、将来、与党AKPをオスマン党に変更するための、下準備だとも考えられよう。
あるいは全く別の人物、今回オスマン党を結成し、代表者の地位に着いた、イブラヒム・ユンイエ氏が、
オスマン帝国の皇帝をのポストを、目指しているのかも知れない。
あるいは、これは、いわゆるポリテイカル・ジョークなのかもしれない。

63:幸次郎 ◆4kMDJvAaaafU
16/09/04 20:25:00.76 .net
NO4240『シリアはトルコのベトナム戦争になるか』 [2016年09月04日(Sun)]
URLリンク(blog.canpan.info)
トルコはシリアとの国境地帯の、安全を確保すると宣言し、シリア領内に軍を進めた。それが今後、当初の目的を、早期に果たすことが出来、
トルコ軍がシリア領土から撤収することが、出来るかどうかが、いま問われている。
今回のトルコ軍のシリア進軍について、アメリカはトルコの攻撃は、自国の防衛目的だ、ということに加え、IS(ISIL)を攻撃する、
ということで認めたし、空からトルコ軍の侵攻を、支援もした。
しかし、トルコ軍が実際に攻撃しているのは、IS(ISIL)ではなく、クルド人だった。そのため、アメリカはトルコが主張するように、
クルドのミリシアに対しては、ユーフラテス川の東岸まで、撤退するように指示した。しかし、トルコ軍のクルドに対する攻撃は止まない。
それは、クルド・ミリシア側は簡単には、ユーフラテス川の東岸まで、撤退しなかった。幾つもあるクルドのミリシアの一部は、
未だにユーフラテス川の西岸に居残り、トルコ軍に攻撃を続けているからだ。
このクルド側の対応を、アメリカが大目に見ているのは、アメリカにとってクルドのミリシアが、IS(ISIL)との戦い、アサド体制との
戦いで、極めて勇敢で、有効な駒だからであろう。
ジャラブルスだけではなく、トルコ軍がマンビジュやコバネなども、攻撃の対称にしている。その事は、クルド側にとっては、
絶対許せないことだ。多くの血を流し、同胞の犠牲の下に、コバネはIS(ISIL)の手から、クルドは奪還することが、出来たのだ。
戦闘が長引くにつれ、エルドアン大統領のシリア越境攻撃の意図が、国境の安全を確保することにあるのではなく、シリア領土の
一部を奪うことにあるのではないか、という懸念を持つ国が、増えていった。ロシアがそうであり、イランも然りだ。
アメリカもやはり、現在のトルコ軍のシリア領土内での展開には、問題があると考えるようになった。ギュレン問題でアメリカと
トルコとの関係が、悪化しているなかでは、アメリカのトルコに対する見方は、厳しくなっているのだ。

64:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/04 20:25:32.33 .net
トルコは当初唱えていたような、国境の安全を確保するという、目的を果たすには大分時間がかかり、場合によっては、
トルコ軍は今後、5年から10年シリアに留まるのではないか、という意見さえ出ている。
つまり、刀を鞘に納める理屈が、出来上がらないからだ。トルコには戦争の明確な目的が決まっていない、という意見が専門家の
間から出ている。エルドアン大統領は戦争の専門家ではないし、トルコ軍の幹部の多くが、更迭されている現状では、戦略も、
作戦もしっかりしたものは、立てられまい。
また、一部の専門家の間からは、エルドアン大統領がまず、シリア領土を占領し、次いで、かつてのオスマン帝国の領土を、
順番に落として占領し、支配する気ではないか、という敵意に満ちた意見まで、出て来るようになってきている。
そのなかには、湾岸諸国やイラク、イエメンやエジプト、そしてリビアも含まれるということだ。つまり、トルコに対する
悪い評価と評判が、ヨーロッパからもロシアからも、アメリカ、イランからも、そしてアラブからも出始めている。
それはエルドアン大統領にとって、極めて不味い展開であろう。

65:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/04 20:25:52.19 .net
NO4241『トルコ紙・2016年はIS最後の年』 [2016年09月04日(Sun)]
URLリンク(blog.canpan.info)
トルコのサバー紙が『2016年はIS(ISIL)にとって最後の年になるだろう。』という記事を掲載した。トルコはいま、かつて友好的であり、
支援を送っていたIS(ISIL)と、敵対関係になり、クルド攻撃に加え、IS(ISIL)攻撃も始めている。
従って、この記事は、極めてトルコ的な判断に立ったものであろう、とも思われるが、実際にIS(ISIL)はイラクでもシリアでも、
リビアでも厳しい状況に、置かれていることは確かだ。
リビアのシルテ市を、第二のIS(ISIL)の首都にする、と言っていたが、そのリビアのシルテ市からも、ほぼ追い出された形になっている。
統一リビア軍に、他のリビアのミリシア。グループが参加し、IS)ISIL)を支援する組織はいなくなったのだから、無理も無かろう。
イラクでIS(ISIL)は一時期、3分の1の領土を支配していたのだが、最近では14パーセントしか、コントロール出来ていないということだ。
バグダッドの北のアブ・ガリーブを失い、ファルージャからも、ラマデイからも撤退している。
ルトバからも同様に撤退しており、アンバルに通じるアカシャトの、インターセクションを手放し、物流のルートを遮断されることになった。
モースルもほぼ陥落した状態にあり、ここはシリアのラッカに次ぐ、IS(ISIL)の重要拠点であっただけに、少なからぬショックを、
IS(ISIL)内部に生んだものと思われる。
シリアではジャラブルスを失い、ハサカのカビーバ油田も手放している。またパルミラからも追い出されているが、これはIS(ISIL)にとっては
痛手であったと思われる。

66:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/04 20:26:07.36 .net
それはパルミラが世界遺産のゼノビア王女とその遺跡のある、国際的に知られた場所であり、IS(ISIL)にとっては、軍事的優位を宣伝する上で、
極めて効果が大きかったからだ。
シリアではIS(ISIL)はアル・バデーアのセメント工場を手放し、ヒットからも撤退を余儀なくされた。ホムスの近郊の街も手放しているし、
マンビジュもつい最近になって失っている。
今ではIS(ISIL)は、これまで支配していた、126重要拠点のうちの、56拠点を失ったということのようだ。トルコのサバー紙の報道は、
ほぼ正確なのかも知れない。いまではロシア、アメリカ、トルコが敵に回り、IS(ISIL)への攻撃を激化している。
加えて、イラク軍ともシリア軍とも、戦っているのだから、IS(ISIL)は相当厳しい状況に、追い込まれているということであろう。
これでは、サバー紙が主張するように『2016年はIS最後の年』になるかも知れない。

67:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/04 22:32:45.22 JzSE2gTG.net
俺たちの大好きなトルコよ、どうしてこうなった?

68:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/05 20:22:10.53 .net
NO4242 『トルコは首にした公務員の穴をどう埋めるのか』 [2016年09月05日(Mon)]
URLリンク(blog.canpan.info)
クーデターは黄金のハンマーを、トルコのエルドアン政権に与えた。その結果、トルコ国内では嵐のような粛清が続いている。このクーデター後の嵐で
首になった公務員の数は、40000人を超えている、ということだ。
教育部門では28000人が首になり、その内訳は教員や学長などとなっている。警察からも、7669人が首になった、という報告が出ている。大学関係者では、
2346人の教員と学長などが首になっているのだ。
財務省からは、1642人の金融の専門家が首になり、宗教機関からは1519人が首になっている。軍からも、3000人が首になった、という報告が出ている。
問題は、これらの首になった、公務員のポストをめぐり、無資格者や試験を通っていない者が、空いたポストを奪っている、という実態だ。トルコは
述べるまでもなく、10パーセントを超える失業率の国だけに、幾らでも教員資格を持った者も、それ以外の職業に就ける能力を、持った者もいるのだ。
ただ、専門的な高度な能力を、必要とされる分野や、経験が必要な分野の、仕事はそう簡単に、他を持ってカバーすることは出来ない。
例えば、対テロの専門職や科学分野の研究者、レベルの高い国際情勢の分析家、軍の戦略専門家などがそうだ。
宗教分野も問題だ。政府が安易に宗教専門家ということで、危険な宗教組織や秘密宗教組織の人間を、しかるべきポストに就ければ、問題が生じる
危険性がある。たとえば、サラフィー組織の強硬なグループ、メンズイル・グループなどがそれだ。
彼らはイスラム原理主義を広めようとしている組織であり、イスラム・テロを実行しようとしている、組織でもあるからだ。クーデター後の大粛清と、
その後に続く大量雇用のなかで、政府はどれだけこれらの点について、配慮できるのか不安だ。
ギュレン組織は穏健であり、教育や慈善事業、マスコミや通商などを中心に、活動してきていた。
このような組織を排除して、過激なイスラム組織を政府の機構のなかに組み込めば、結果はおのずとトルコ社会が、危険な状況になるということだ。

69:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/05 20:22:48.14 .net
NO4243 『中東短信』 [2016年09月05日(Mon)]
URLリンク(blog.canpan.info)
:ヤズデイ女性ISの爆弾製造
イラクの宗教マイノリテイであるヤズデイ教徒が、IS(ISIL)によって大量に虐殺された。女性たちは奴隷として売買された。
女性たちはいまシリア国境近くの場所に集められているということだ。そして爆弾の製造作業に、従事させられているということだ。
:サウジアラビア政府寄付金の移動は政府の許可制に
サウジアラビアでは宗教的な理由がつけられ、各種の寄付が集められている。もちろん、その中には外国の貧困や、教育支援もあるが、
一部組織はテロリストへの、寄付を行われている。国際的にそのことが問題になったために、サウジアラビア政府は寄付金の移動に、
政府の許可を取り付ける必要がある、という方針に変更した。これで一部は、テロに資金がいかなくなるだろうが、時間が経過すれば
元の木阿弥であろう。

70:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/05 20:23:13.48 .net
:トルコ政府シリア・クルドの国家は認めない
トルコ政府のユルドルム首相は、アメリカによって支援されている、YPGがシリア北部に、クルド国家を設立することを、絶対に認めない
と語った。彼はトルコ南東部のデヤルバクル市で演説し『我々はクルド人がシリア北部に国家を設立することを許さない。そのために、
ユーフラテスの盾作戦を実行している。この作戦でトルコは南東部の住民と彼らの財産を守る。』と語った。
:チョムスキー欧米はサウジアラビアがテロのスポンサーだと知っている
ノーム・チョムスキー氏はアメリカやヨーロッパ諸国は、サウジアラビアが
テロリストのスポンサーであることを、知っていると語った。これは、
レバノンのアルマヤデーン・TVのインタビューで、語った内容だ。しかし、
アメリカもフランスも、イギリスもアラブの混乱を希望し、アラブに王国が
成立することを、希望しているために、サウジアラビアのテロ支援を黙認
しているのだ、ということだ。
:リビア軍がIS(ISIL)をシルテで追い込む
リビア統一政府軍の軍隊は、シルテに集結している、IS(ISIL)を追い込んでいる。
今後数日で、シルテは完全に解放されるだろう、という見通しを、リビア軍の
スポークスマンが語った。他方、国連からリビアに派遣された、マーチン・
クーパー氏もリビアが近日中にシルテを、IS(ISIL)の手から解放すると語った。

71:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/06 21:21:34.34 .net
トルコさいこー
URLリンク(youtu.be)

72:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/07 06:24:56.41 .net
IS攻撃でトルコ兵2人死亡=戦車にロケット弾-シリア北部
URLリンク(www.jiji.com)
【エルサレム時事】トルコ軍は6日、シリア北部での軍事作戦中、過激派組織「イスラム国」(IS)との衝突で兵士2人が死亡したことを明らかにした。
AFP通信などが伝えた。トルコ軍の支援を受けるシリア反体制派武装組織「自由シリア軍」の戦闘員2人も死亡したという。
今回衝突があったのは、トルコ軍が3日に侵攻を始めたシリア北部ライの近く。同軍は声明で「われわれの戦車2台がISのロケット弾攻撃を受けた」と発表した。
8月下旬、クルド人勢力による同様の攻撃でトルコ兵1人が死亡したが、ISの攻撃での死者は作戦開始後初めて。(2016/09/07-05:22)

73:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/08 05:49:06.84 i1+Acc/b.net
大金が入ったら
トルコに永住したい
URLリンク(youtu.be)

74:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/09 19:31:04.43 .net
トルコも悪いとは思うがどさくさに紛れて勢力拡大しようとしてるクルドが
正義というわけでもなかろう

75:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/12 13:01:55.87 Czvy3k2B.net
しかしあれね
ほんの数年前までトルコへの観光旅行のPRがあちこちでされていたのにねえ 都バスにラッピングされたりさ
それが今や…

76:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/13 12:12:27.27 .net
NO4249『二つの重要な情報・トルコ、ドイツ』 [2016年09月11日(Sun)]
URLリンク(blog.canpan.info)
毎朝目が醒めて、一番最初に始めるのは、各国のインターネット・ニュースの検索だ。それを一巡して、半分安心というのが、
日課になっている。特別なニュースが無い日もあれば、とんでもないニュースが、飛び込んで来る場合もある。
今朝は幾つかの重要なニュースがあった。
第一には、ドイツの内相が語った、ドイツ国内に潜伏する、テロリストの話だった。520人以上のテロリストが、ドイツに
潜伏しており、彼らは一匹狼として、あるいは集団でテロを計画しているという話だ。
これまでにドイツで起こったテロ攻撃では、アフガニスタンかパキスタンから来たと思われる、17歳の少年が7月18日に実行した、
列車に対するテロがある。また7月24日には、難民申請を拒否された、27歳のシリア人男性が、アンスバッハで自爆テロを、実行している。
ドイツには、この520人のテロリスト以外にも、テロ容疑者が360人ほどいるといわれているが、テロリストは始めから、
テロリストなのではなく、あることをきっかけに、テロリストに豹変するわけだから、実数をつかむのは、極めて困難であろう。
今後ドイツを初めとして、ヨーロッパ諸国はテロの脅威が、拡大するということであろう。なぜならば、IS(ISIL)はイラク、
シリアで追い込まれ、トルコ経由でヨーロッパ諸国に、多数が流れ込んでいるからだ。

第二にはギュレン氏の発言だった。
アメリカに亡命している、エルドアン大統領が仇敵と見なしている、ギュレン氏が『多数の我々の側の兵士は、いま眠っているが
(スリーパー)、やがて行動を起こす。』という内容の発言を、したというのだ。
しかし、ギュレン氏の発言とされる部分を見てみると、明確に彼を支持する兵士が、立ち上がるとは言っていない。これは
ギュレン氏の発言の、言葉尻をつかんで、政府寄りのマスコミであるサバー新聞が流した、デマということではないか。
常識的に考えて、この時期にギュレン氏が、そのような不穏当な発言を、するはずがない。それは彼の支持者たちが、政府に
よってますます厳し状況に追い込まれる、口実になりうるからだ。

77:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/13 12:12:54.46 .net
NO4250『ノーベル賞受賞者パムク・トルコはテロ国家に成り下がった』 [2016年09月12日(Mon)]
URLリンク(blog.canpan.info)
トルコのノーベル賞受賞者である、オルハン・パムク氏は、トルコの体制がテロに成り下がったと語った。それは、主要なジャーナリストたちが、
次々に逮捕されていることによる。
政府を批判するジャーナリストたちは、根こそぎ逮捕されるという事が、いまトルコでは起こっているのだ。オルハン・パムク氏は
『これでは自由な考えが否定され、国家は法治体制からテロ体制に、変わっている。』と非難した。
彼は『全てのインテリが出来るだけ早く、釈放されるべきだ。』と語った。今回の彼の発言は、多分にアルタン氏の逮捕と、関係があるのではないか。
アルタン氏は弟の科学者ともども、逮捕されている。
アルタン氏の逮捕は、クーデターの前日に、クーデターの予測を彼が、テレビで発言していたことが、逮捕の主たる要因になっており、
クーデター側と連携している、とみなされたためであろう。
アルタン氏はタラフ新聞の編集長も務めていた、トルコを代表するジャーナリストだ。

NO4251『PKKオジャラン議長停戦条件語る』 [2016年09月13日(Tue)]
URLリンク(blog.canpan.info)
トルコを30年以上にわたって苦しめてきた、PKK(クルド労働党)のアブドッラー・オジャラン議長が、イスラム教の犠牲祭を機に、
外部からの訪問者との会談を許された。アブドッラ-・オジャラン議長の弟メフメト・オジャラン氏も、この代表団に参加していたが、
彼は兄が健康であることを、喜んで報告している。
アブドッラー・オジャラン氏は1999年以来、マルマラ海のイムラル島に、幽閉されており、2年に1回は外部からの訪問者との、
面会を許されている。彼は当初、死刑判決を受けたのだが、今では減刑され、イムラル島幽閉の終身刑となっている。
アブドッラー・オジャラン議長は今回の、クルド代表団との会談のなかで、『我々には計画がある。もし、トルコ政府がこの計画を、
受け入れるのであれば、我々はそれを半年以内に、実行に移すことができる。この計画をトルコ政府が、受け入れるか否かについては、
期限を設定しない。

78:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/13 12:13:15.55 .net
クルド問題は重要な問題(重い)であり、20~40年で何とかなる、という性質のものではない。それは、100年200年に渡る問題なのだ。
この戦争は一方だけが、勝利することができる、性質のものではない。流血と涙の時代に、終わりを告げよう。』と語った。
しかし、アブドッラー・オジャラン議長は彼の言う計画が、どのようなものであるかについては、詳しく語っていない。
他方、トルコ政府は『PKK(クルド労働党)
はテロ組織であり、トルコ政府と戦いを終わらせたいのであれば、武器を置いて、トルコの領土から立ち去れ。』という考えだ。
今回、アブドッラー・オジャラン議長が語った『計画』なるものが、どのような内容なのか、それはトルコ政府にとって、受け入れる
余地があるものなのかについては、現段階では判断できない。
ただ、トルコ政府はこれまでも、クルド側との秘密交渉で、クルドの政治活動を、大幅に認めてきている、という経緯もある。
ご存じのとおり、クルドの政党が存在し(HDP),彼らは多数の国会議員を、議会に送り出してもいる。
今回のアブドッラー・オジャラン議長の発言は、あるいは『トルコのクルドはシリアのクルドと連携はしない。』という内容なの
かもしれない。エルドアン大統領にとってクルド問題で重要な点は、シリアのクルド、イラクのクルドが連携し、遂には、
トルコのクルドもこれに加わり、独立したクルド国家を設立することだ。
現在、トルコはシリア領内に軍を送り、シリアのクルドを攻撃しているが、案外、今回のアブドッラー・オジャラン議長の発言は、
今後のクルド問題の変化(改善)に、大きな影響を与えるかもしれない。

79:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/13 20:50:18.07 .net
ひょんなことから、常岡浩介という男の裏話を聞いたのでアゲておく
一般人のプライバシーに関わるヘビーな話なので大雑把な話になるが
全て事実であることは間違いない
この男は数年前、ある既婚女性に手を出した
もちろん相手が人妻と承知の上でだ(この男はイスラム教信者だが当然不倫は御法度)
そのまま二人の関係は続き、一年経たずして女性の家庭は破綻、そして離婚
その後も二人は付き合いを継続し、長い時間が経った
しかし去年、この男は例の北大生事件で家宅捜索を受ける
それと同時に女性の妊娠が発覚
厳しい状況に女性はシングルで生む事を決断
その途端、この男の態度が豹変した
「結婚しないなら、詐欺罪で刑事告訴する」と女性を脅迫
女性は話し合いを求めたが「何も話す事はない、会うのは法廷で」と言い放ち
そして「子供は自分の物だから、出産後は自分が奪う、正当な権利だ」と再び脅迫
あまりにもメチャクチャな話に、女性は心身共に疲労困憊してしまう
そして、数ヶ月後、流産してしまったのだ
にもかかわず、この男はその後、何事もなかったように女性との関係継続を望み
さらに再び女性に子供を生ませようと迫った
女性がまだ流産による心と体の痛手から立ち直っていないことを意にも介さずに
それ以来、女性はこの男の人格と将来に疑問を持つようになり、深く悩み続けた

80:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/13 20:50:32.60 .net
そんな矢先、突然この男から「もう会いたくない、どうでもよくなった」と一方的な
メッセージが舞い込んできた
女性は訳が分からず事情を説明して欲しいと何度も説明を求めたが、音信不通のまま
結局、そのまま泣き寝入りするしか無かった
その後、様々な情報が入るうちに、真相はすぐに判明する
どうやらこの男、前々から他の女性にも色々とちょっかいを出しており
その一人と上手くいったため、流産した女性の事が邪魔になったらしい
そして責任を負わずに逃げるため音信不通のまま女性を捨てたというわけだ
これがこの男の本性だ
イスラム教徒が不倫の上、人の家庭を破綻させ、警察の厄介になり、妊娠した女性を脅
迫し
流産に追い込んだ挙句、水子供養もせぬまま別の女に乗り換える
こんな奴が、真実の追求、正義の味方ともてはやされるのは
どう考えてもおかしい
都合の悪い真実を隠蔽する奴が、エラそうに世間に講釈たれて
ジャーナリストともてはやされるのは間違ってるんじゃないのか?
それぞれ意見は有ると思う
あとはお前らで自由に語ってくれ

81:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/19 11:26:58.98 .net
NO4254『エルドアン大統領の藪蛇』 [2016年09月16日(Fri)]
URLリンク(blog.canpan.info)
エルドアン大統領は7月15日に起こった、クーデターの裏には、フェイトッラー・ギュレン氏がおり、計画したものだった、と非難した。そして、
その背後にはCIAがいた、とまで発言してしまった。
そして、そのことを根拠に、エルドアン大統領は執拗に、アメリカ政府に対してフェイトッラー・ギュレン氏を、引き渡すよう要求し続けてきた。
つい最近になると、引き渡しではなく、アメリカ国内で逮捕する要求もした。フェイトッラー・ギュレン氏が第三国に、逃亡する危険性があるからだというのだ。
他方、トルコに駐在するアメリカ大使に対しては、クルドの味方をしている、と非難し、査問している。加えて、シリアではアメリカが要請した
IS(ISIL)への攻撃の手を抜き、トルコ軍はもっぱらクルドに対する、攻撃を繰り返している。
述べるまでもなく、クルドのミリシアは勇敢であり、IS(ISIL)対応では、果敢な戦闘を展開し、アメリカ軍を喜ばせているのだ。そのクルドをトルコ軍が、
攻撃するのだから、トルコとアメリカとの関係は、良くなるはずがない。
アメリカは1950年代から、クルドに国家を持たせたい、と考えていたという歴史的な記録も、最近になって掘り起こされている。アメリカは第二次世界大戦後、
アルメニアやクルドなどに、国家を持たせよう、と考えていたというのだ。
加えて、アメリカは何度も書いてきたが、ペルシャ湾の海底ガスを、イラク・シリア経由で、欧米の市場に運びたいために、クルドの自治区か国家を創りたい、
と考えているのだ。
こうしたアメリカの考えを無視し、エルドアン大統領はやみくもに、彼が政敵と考えたフェイトッラー・ギュレン氏の、引き渡しを要求したのだから、
アメリカ側からは逆の反応が、出て来るのは当り前であろう。
アメリカ政府は議会で、ギュレン氏と今回のクーデターに関する、公聴会を開催することにし、そこには、そうそうたる人士が、発言者として呼ばれる
ことになった。そのなかには、ギュレン・グループのヤイラ氏も含まれている。彼はハッラーン大学の教授で、2015年以来、病気(政治亡命であろう)を
理由に、アメリカに滞在している論客だ。

82:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/19 11:27:25.10 .net
彼以外には、過激主義国際センターの代表がいるが、彼はフェイトッラー・ギュレン氏のクーデター関与を否定している。ヨーロッパ・ユーラシア外交
サブコミテイ代表、アメリカ開発センター代表、ジャーナリスト防衛センター代表などが、発言者リストには、含まれている。
これらの代表者に共通する認識は、フェイトッラー・ギュレン氏はクーデターに、関わっていないという点であり、一部の代表者はエルドアン大統領と、
与党AKPこそがクーデターを、計画したと考えている。
議会の証言でどのような発言が、出てくるのかまだわからないが、エルドアン大統領にとっては、不都合なものになるのではないか。また、最終的な
結論が出る前の段階でも、この議会証言の内容によっては、エルドアン大統領と与党AKPは、相当のダメージを受けることに、なるのではないか。
まさに藪蛇とはこのことであろう。
NO4256『ISのシリア・イラクでの立場は悪化』 [2016年09月18日(Sun)]
URLリンク(blog.canpan.info)
アメリカとロシアが、シリアやイラクでやりたい放題の、蛮行を続けてきたIS(ISIL)を、打倒する合意に達し、その成果らしいものが、
上がりつつある。シリアのアレッポからも、イラクのファルージャからも、住民たちが恐る恐る帰宅する、というニュースが伝わってきている。
その事自体は喜ぶべきものだが、未だにこのアメリカとロシアとの合意が、今後も続くかということに、疑問が浮かぶ。それは、
アメリカの対応にどうも、信用できない部分があるからだ。
ロシアはアメリカと交わした、シリアでの停戦合意について、停戦することによって反体制側は、軍を再構築をしている、と不満を述べている。
ロシアに言わせれば、一気に攻め落とした方が解決しやすい、ということであろう。

83:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/19 11:27:47.76 .net
これまでIS(ISIL)など、反体制側を追い込んできたのは、ロシア軍による攻撃の成果であることは、誰もが知っていることだ。そうした
ロシア軍の攻勢をを前に、アメリカはシリアの政府軍が、化学兵器を使用したとクレームをつけて、作戦の邪魔をしている。
実際には化学兵器の使用はどうも、アメリカが支援している、テロリスト側のようだ。その事が国際的に知られるようになると、アメリカは
化学兵器攻撃への非難を、差し控えるようになった。国連が時折、アメリカの意向に反する報告を、するようになってきているからであろう。
アメリカはIS(ISIL)への、攻撃の必要性を感じ始めると、自国軍ではなくトルコ軍を、投入することを考え、エルドアン大統領にシリアへの
派兵を要求し、エルドアン大統領はそれを受けて,自国軍をシリアやイラクに投入した。
その事はトルコにとっては、極めて危険なことでもある。IS(ISIL)は元スポンサーだった、トルコによって攻撃され、それに対して報復する
ように、なってきているからだ。
だがトルコもアメリカの、言いなりではないようだ。ギュレン問題がこじれ(ギュレン氏の引渡あるいは逮捕)、トルコとアメリカとの関係が、
おかしくなっている。そうしたなかで、トルコとロシアとの関係が進展し、これまでアサド体制の絶対打倒を叫んできた、エルドアン大統領は
言を左右し、シリアの分割についても、言葉を濁すようになってきている。
シリアやイラクでのIS(ISIL)の存在は、時間が経過するなかで弱体化し、IS(ISIL)はかつてアルカーイダが辿ったと同じように、分散し何時の
間にか大きな力は、維持できなくなっていこう。そうであって欲しいものだ。

84:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/19 18:18:50.73 .net
>>79-80
常岡はアンチトルコだよ

85:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/19 23:18:14.78 P5iLejKt.net
常岡、確か何ヶ月か前にトルコの
入管で門前払いを喰らってたなw

86:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/21 14:43:00.12 .net
NO4259『トルコの大本営発表と暗い未来』 [2016年09月21日(Wed)]
URLリンク(blog.canpan.info)
トルコ政府が軍隊を、シリアに進攻させて、既に1か月は過ぎたろうか。その間に伝わって来る戦争のニュースは、いずれもトルコにとって、
好都合なものばかりだ。時折、トルコ兵が戦死した、というニュースも流れるのだが、散発的であり、あまり事実を伝えているとは、思えない。
トルコ軍が戦闘車両や戦車を、シリア国境に搬送している写真が、公開されてもいるが、実数で何両の戦車が、シリア領内に入ったのか分からないし、
何人の将兵がシリア領内に入っているのかも、分からない。あるいは、私が不勉強だからなのかもしれないが。
つまり、報道が完全にコントロールされているトルコでは、国民はシリアでの戦争について、正確なことを把握できていないのであろう、
それは私同様だ。そうなると情報は、ツイッターを通じてという事になるのだが、これも規制がかけられていて、内容によっては逮捕の対象になる。
つまるところ、戦争の情報は人から人に、語られて広がるのだが、これもあまり期待出来ない。先日イスタンブールから来た友人は『本当のことは
トルコの友人には語れない。貴方だけが安心して、本当のことを語れる相手だ。』と言っていた。
そうなると、トルコ国民は情報が限られているなかで、不安だけが広がって行くことになろう。自分の家族が戦死したり、負傷したときにですら、
あまり騒げないのだ。そんなことをしようものなら、非国民として断罪されることに、なるからだ。
他方、トルコ政府はシリアでの戦果を、大々的に発表している。毎日のようにPKKの基地を攻撃し、何十人を殺害したという事が、伝えられているし、
実際にはあまり攻撃していない、IS(ISIL)についてもしかりだ。
加えて、トルコ政府はシリア領土の、1000平方キロ近い地域を、解放したとも発表しているが、それは将来、トルコが併合するという、前提なので
あろうか。トルコは共和国が誕生する段階で、オスマン帝国の多くの領土を失っており、100年が経過する今日ですら、国民の多くはそのことを、
忘れてはいない。トルコ国民がシリアでの戦争を支持するとすれば、このことが根底にあるからではないのか。

87:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/21 14:43:17.25 .net
大オスマン帝国の復活、エルドアンのネオ・スルタン、イスラム世界のカリフとしてのエルドアンの地位、シリアの難民にトルコ国籍を与え、
仕事も与える、寛大なエルドアン大統領、これらのフレーズは多くのトルコ国民を、酔わせてくれる安物のラク(ブドウの蒸留酒)のようなものであろう。
他方では、外国からの多額の借り入れで進める、メガ・プロジェクトの数々は、トルコ国民に魔法をかけるようなものだ。発展するトルコ、東西の要の
重要国家、世界一広大な空港、世界の富豪が買いたがる、イスタンブールの沿岸の土地と豪邸。そのいずれもが、実は夢でしかないのではないのか。
大東亜戦争時に、日本でも大本営発表というものが、あったということだが、いまのトルコの報道も、大本営発表ではないのか。私に言わせれば、
トルコとエルドアン大統領は、アメリカとヨーロッパにとって、一時的に使えるコマに、過ぎないのではないのか。
気が付いた時には、アメリカとヨーロッパに大借金をしており、トルコの土地の多くが、彼らによって買い占められている。そしてその挙句には、
第二次オスマン帝国の解体、そんな未来が、見えるような気がするのだが。

88:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/21 19:53:06.60 .net
>>85
あのバカはもうトルコから中東に入れないんだよ(爆

89:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/22 17:58:51.94 YD0gdawf.net
危険人物認定か

90:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/24 12:12:34.11 .net
NO4263『トルコ・ギュレン氏の天王山の戦い始まる』 [2016年09月24日(Sat)]
URLリンク(blog.canpan.info)
アメリカに亡命して、既に10年以上も経過している、フェイトッラー・ギュレン氏は、彼のカリスマ性が飛び抜けており、支持者が多いことから、
これまで、トルコ軍やその他のグループに、敵視されてきていた。
今回、7月15日に起こったクーデター未遂事件で、エルドアン大統領はフェイトッラー・ギュレン氏を、その首謀者と言って非難し、アメリカに
フェイトッラー・ギュレン氏の、引渡を要求し続けてきている。(日本に対しても、ヘズメト・メンババーへの圧力行使を、呼びかけているし、
ヨーロッパ諸国に対しても同様だ。)
エルドアン大統領にしてみれば、フェイトッラー・ギュレン氏と彼の組織ヘズメトを潰してしまえば、後は恐れるべき政敵は居ない、という
ことになる。このため、クーデター未遂事件はフェイトッラー・ギュレン氏が背後にいて、CIAが支援していた、とまで発言している。
この結果、ヘズメトのメンバーと関係者を、全ての公職から追放し、逮捕投獄し、市民権を剥奪する、という徹底振りだった。その数は10万人を
超えるというのだから、尋常ではない。
企業経営者も多数含まれていたために、トルコの経済は悪化したし、その建て直しを考える有能な官僚も、多くが首になっている。今では真面目に、
トルコの政治、外交、経済を考える官僚が、ほとんど居なくなっているのだ。
こうした実情から、最近、ムーデイやフィッチが発表した、トルコ経済に対する評価は、大幅に引き下げられ、Ba1という結果となった。
このBA1という評価は、ジャンク債であり、投資対象にはならない、というものだ。
フェイトッラー・ギュレン氏はこのような状態では、トルコが崩壊してしまうとして、ヨーロッパ諸国に対し、トルコへの介入を求めている。
トルコのエルドアン大統領による独裁と、暴政を止めて欲しい、ということであろう。

91:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/09/24 12:12:59.83 .net
ところが、エルドアン大統領はそのようなことは気にも留めず、フェイトッラー・ギュレン氏の引き渡しを、アメリカに要求し続けている。
これに対し、アメリカ政府は十分な証拠があれば、引渡を考えるが、今の段階では証拠は不十分だ、としてエルドアン大統領の要求を、拒否している。
フェイトッラー・ギュレン氏は『証拠が揃い、アメリカが追放すると言うのであれば、第三国への亡命は求めず、トルコに帰国する。』と語っている。
ただし、『その前に、ヨーロッパ諸国など公平な立場の国々によって、クーデターと彼の関与に関する調査を、行われるべきである。』とも語っている。
アメリカが法治国家の代表である以上、証拠不十分の中で、フェイトッラー・ギュレン氏をトルコに引き渡すとは思えない。フェイトッラー・ギュレン氏は
アメリカにとっては、対トルコ政策上、使える人物なのでもあろう。
いまの時点で、フェイトッラー・ギュレン氏が帰国することになれば、長い裁判が続き、その後は終身刑か、死刑ということに、なるのではないのか。
その場合の裁判は、決して公正なものにはなるまい。(あるいは、即決で死刑が決まることも、ありえよう。)
フェイトッラー・ギュレン氏は命をかけて、世界にエルドアン体制の権威主義、独裁体制の非を、訴えたということであろう。

92:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/25 09:39:10.44 0S/EagCT.net
フェトやギュレンは鬼畜米英の手先だってことがハッキリ分かるな

93:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/26 02:32:40.63 .net
>>89
アレな人認定だよ。
強姦野郎だしな。

94:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/30 00:38:44.92 .net
トルコ大統領、非常事態1年に延長も=クーデター未遂後に発令:時事ドットコム
URLリンク(www.jiji.com)
【アンカラAFP=時事】トルコのエルドアン大統領は29日、7月のクーデター未遂事件を受けて出した非常事態宣言について、
少なくとも発令1年まで延長する必要があるかもしれないと述べた。
現在の非常事態は10月に終了するが、大統領が28日に招集した国家安全保障会議は、延長を求めていた。
エルドアン大統領は、非常事態について「3カ月では十分ではないようだ」と指摘。「12カ月でも十分でないかもしれない」と語った。
クーデター未遂後、トルコ政府は首謀者と見なす在米イスラム指導者ギュレン師の関連組織などを標的に大規模な摘発に乗り出し、
非常事態はこれに法的根拠を与えていた。
エルドアン大統領はギュレン師の組織だけでなく、反政府武装組織クルド労働者党(PKK)と戦うためにも、非常事態は必要だと主張した。
(2016/09/29-23:42)

95:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/30 13:23:06.79 .net
非常事態が日常です
どっかの国の放射線緊急事態なんか
期限切ってないから延長の話題さえ
ないけどなっ!

96:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/30 20:38:17.94 .net
Kurdish map Propaganda VS Realities
URLリンク(m.youtube.com)

97:名無しさん@お腹いっぱい。
16/10/01 00:30:09.56 .net
>>93
強姦というより詐欺野郎だね。

98:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/08 14:57:53.79 .net
NO4276『イスタンブールでテロ10人以上が負傷』 [2016年10月07日(Fri)]
URLリンク(blog.canpan.info)
トルコ最大の都市イスタンブールで、テロ事件が起こった。負傷者は10人程度であり、負傷者の程度も軽傷だった、ということなのでほっとした。
犯人からの犯行声明は出ていない。あるいは新たなグループによる、犯行だったのではないか、と思われる。PKKやIS (ISIL)
によるものであれば、この程度の被害では、済まなかったろう。
もしそうだとすれば、トルコはPKKとIS(ISIL)、そして極左の組織に加え、新たなテロ集団を、抱えたのであろうか。
風邪で体調はがたがたです、トイレにおきて行けずホフク前進して行ったら体中が痛みます。さすがに今回は病院に行って来ました。
そんなわけで今日から2~3日の報告は、大分手抜きになるでしょうが、お許しください。

99:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/08 15:04:54.50 .net
NO4274『イラク議会トルコ軍は出ていけ』 [2016年10月05日(Wed)]
URLリンク(blog.canpan.info)
イラクの議会が最近、トルコ軍のイラク国内駐留を、認めないとし、トルコ軍は出て行け、と言い出している。そのことで、在イラク・トルコ大使が
イラク政府から呼び出され、撤退勧告文書を受け取った。
トルコ政府に言わせれば、そもそも、トルコ軍がイラクに駐留しているのは、イラクのアバデイ首相の、要請によるものだ、ということのようだ。
アバデイ首相はトルコ政府に対して、自国の軍を訓練指導して欲しい、と依頼していたというのだ。

その結果、モースルの北30キロにあるバシカ・キャンプに、トルコ軍は駐留することになった、ということのようだ。昨年の3月以来、現在では
150人の兵員と、25台の戦車がトルコ軍によって、持ち込まれている。
なぜ今の時期に、この問題が噴出してきたかというと、トルコ政府は今後4か月、あるいは1年間、シリアやイラクへの派兵を、延長すると
言い出したからであろう。シリアについて言えば、トルコのシリアへの軍事侵攻目的は、シリア領土の一部を奪取することだ、といわれている、
同様のことは、イラクについても言えるだろう。最近事あるごとに、トルコのエルドアン大統領はオスマン帝国時代の、トルコ領土について発言
している。元はギリシャの島々も、オスマン帝国の領土あった、と語っているのだ。
当然、シリアやイラクといった、トルコに隣接する国々との間でも、トルコでは領土問題が、背オフや国民の間で、くすぶっているのだ。
イラク議会はそうした状況を考え、トルコ軍が長期駐留することは、認められない、としたのであろう。大陸国家の場合は、こうした陸続きの
領土問題が、何処にも転がっているのだ。日本は島国であってさえ、韓国や中国との間で、領土をめぐる問題を抱えている。
トルコのエルドアン大統領は、このイラク議会の抗議に、どう対応するのであろうか。まさか知らないふりを、するわけにはいくまい。
このテの問題は、支援者さえ付けば、何処まででも国際問題化していく、性質のものだから。

100:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/08 15:07:03.50 .net
NO4275『イラクのアバデイ首相トルコ軍に出て行けと要求』 [2016年10月06日(Thu)]
URLリンク(blog.canpan.info)
イラクのアバデイ首相はトルコに対し、イラクに駐留する軍隊を撤退させろと何度も要求してきている。しかし、トルコ軍は相変わらず、イラク領土内に
bニどまっている=Bアバデイ首相bヘ『もし、撤退bェスムーズに実麹sされない場合bノは、地域紛争bノ拡大する。』bニも語っている=B*
*
状況は相当緊迫しているということであろう。トルコ軍はイラクのモースル地区にある、バシカの基地に展開しているのだ。トルコ政府によればこれは
同地域などで懸念される、マイノリテイ住民に対する残虐行為を、予防するものであり、同時に人口移動をさせることによって、民族分布を変えることを、
阻止するためのものだということだ。*
*
どうやら、トルコ政府はアバデイ首相の要請によって軍を派遣した、と語っていたが、一番トルコ軍のイラク入りを望んだのは、クルド自治区の
バルザーニ議長ではないのか。バルザーニ議長が率いるクルド人も、イラク軍との武力衝突が起これば、相当にダメージを受けることになろう。
そこでトルコ軍が援軍として、駐留することになった、ということであろう。*
*
イラク側はエルドアンア大統領に対して、だいぶ暴言を吐いた、とトルコ側は主張しているが、そのことはこの問題をますます複雑に、
させるのではないのか。トルコにおいて、今やエルドアン大統領は神のような、存在になっているのだから。*
*
このトルコとイラクの対立に対して、イランは好機至れりという感じだ。イラク側をけしかけ、場合によっては武力衝突も辞さず、
その場合はイラン軍がイラク側を応援する、ということのようだ。*
*
イランにしてみれば、トルコとの武力衝突は望んでいないだろうが、これを口実に、大型の部隊をイラクに常駐させるような形に、
出来ると踏んでいるのではないか。イラクではアメリカのIS(ISIL)対応が、ほぼ終わるとみており、やがてイラクからアメリカ軍は、
撤退しよう。その後にイランがイラク国内に留まれるのであれば、イランにとっては極めて好都合な話であろう。*

101:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/08 15:07:33.44 .net
イランにとってイラクは、宗教的にも重要なのだ。それはイラクの南部にあるナジャフとカルバラが、シーア派教徒にとっては重要な、
宗教の聖地になっているからだ。それはスンニー派教徒にとっての、メッカやメジナと比べ、勝るとも劣らない、精神的宗教的価値ある場所なのだ*
* 宗教的な意味、石油やガスという経済的意味、そして戦略的な意味で、イラクは極めて価値ある場所を、占めている国なのであろう*

NO4274『イラク議会トルコ軍は出ていけ』 [2016年10月05日(Wed)]
URLリンク(blog.canpan.info)
イラクの議会が最近、トルコ軍のイラク国内駐留を、認めないとし、トルコ軍は出て行け、と言い出している。そのことで、在イラク・トルコ大使が
イラク政府から呼び出され、撤退勧告文書を受け取った。
トルコ政府に言わせれば、そもそも、トルコ軍がイラクに駐留しているのは、イラクのアバデイ首相の、要請によるものだ、ということのようだ。
アバデイ首相はトルコ政府に対して、自国の軍を訓練指導して欲しい、と依頼していたというのだ。

その結果、モースルの北30キロにあるバシカ・キャンプに、トルコ軍は駐留することになった、ということのようだ。昨年の3月以来、現在では
150人の兵員と、25台の戦車がトルコ軍によって、持ち込まれている。
なぜ今の時期に、この問題が噴出してきたかというと、トルコ政府は今後4か月、あるいは1年間、シリアやイラクへの派兵を、延長すると
言い出したからであろう。シリアについて言えば、トルコのシリアへの軍事侵攻目的は、シリア領土の一部を奪取することだ、といわれている、
同様のことは、イラクについても言えるだろう。最近事あるごとに、トルコのエルドアン大統領はオスマン帝国時代の、トルコ領土について発言
している。元はギリシャの島々も、オスマン帝国の領土あった、と語っているのだ。
当然、シリアやイラクといった、トルコに隣接する国々との間でも、トルコでは領土問題が、背オフや国民の間で、くすぶっているのだ。

102:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/08 15:08:01.59 .net
イラク議会はそうした状況を考え、トルコ軍が長期駐留することは、認められない、としたのであろう。大陸国家の場合は、こうした陸続きの
領土問題が、何処にも転がっているのだ。日本は島国であってさえ、韓国や中国との間で、領土をめぐる問題を抱えている。
トルコのエルドアン大統領は、このイラク議会の抗議に、どう対応するのであろうか。まさか知らないふりを、するわけにはいくまい。
このテの問題は、支援者さえ付けば、何処まででも国際問題化していく、性質のものだから。
NO4270 『エルドアンのオスマン帝国の夢活性化』 [2016年10月01日(Sat)]
URLリンク(blog.canpan.info)
エルドアン大統領はオスマン帝国の、亡霊にでも取り付かれているのであろうか。昨日も書いたが、ローザンヌ条約とケマル・アタチュルクに対する歴史的な非難だけではなく、
今度はギリシャとの島の、領有問題を引き出してきた。
彼に言わせれば、エーゲ海に浮かぶ島の多くは、オスマン帝国の領土であったが、それが第一次世界大戦の敗北によって、ギリシャに獲られてしまった、という考えだ。
エルドアン大統領はいまこそ、その屈辱を跳ね除け、栄光のオスマン帝国の時代の領土を、奪還する時だということであろう。もちろん、このエルドアン大統領の発言に対して、
ギリシャ政府は強い反発を示している。
ただ、もし、トルコとギリシャが武力衝突を、するようなことになれば、ギリシャには勝ち目は全く無い。しかも、トルコは今では、NATOのメンバー国になっており、シリア・
イラク問題では重要な、位置を占めているのだ、その事は欧米諸国の仲裁の動きに、ブレーキをかけることにもなろう。
ただ、この行き過ぎたエルドアン大統領の動きに対し、野党第一党のCHPのクルチダウール党首は、猛烈に反発している。

103:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/08 15:08:28.29 .net
彼は『誰にも歴史を裏切ることは出来ない。』と語り、次いで『何故この時期にこの問題を、エルドアン大統領は言い出したのか。トルコでは失業問題が拡大し、国民は生活に
困窮している。トルコの81地域いずれもが、抱える問題からの出口を探しているのだ。ローザンヌ条約締結はトルコ人が行ったことであり、それを守る義務がある。彼らは
セーブル条約だけを守るというのか。我々はアンカラ(共和国の意味)を守り、彼らはイスタンブール(オスマン帝国の意味)を守るというのか、我々は共和国を守り、彼らは
カリフ制を守るというのか。我々は市民を守り、彼らは問題を守るというのか。大統領の座に就いた者は、国を裏切ることは許されない。エルドアン大統領が唱えたエニ・カプ精神
(クーデター後のエルドアン大統領が呼びかけた国民大集会)とはそれなのであれば、我々は拒否する。』と語っている。
まさにクルチダウール党首の、言うとおりであろう。エルドアン大統領の夢想である、オスマン帝国の復興と、彼のカリフ就任には、トルコ国民の相当部分が、付いていけないだろう。
ただ懸念されることは、苦しい経済状態の下では、国民は栄光の時代への回帰を求めることもある。いま問われているのは、エルドアン大統領が正気に戻ることと、トルコ国民の
このエルドアン発言に対する、冷静な対応だ。
エルドアン大統領の感情の暴発が、ギリシャの歴史遺産を破壊(現実にシリアでもイラクでも、多くの貴重な歴史遺産が破壊されている)、するようなことがあってはならないし、
多くの両国の国民を犠牲にすることも許されない。それほど不幸なことはあるまい。
:ローザンヌ条約―1923年 にトルコ共和国と西ヨーロッパ諸国が交わした講和条約。
;セーブル条約―1920年第一次世界大戦オ後オスマン帝国と西ヨーロッパ諸国が交わした講和条約。ケマルアタチュルクは反発。

104:名無しさん@お腹いっぱい。
16/10/12 00:10:59.81 .net
幸ちゃん(笑)

105:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/14 12:40:27.40 .net
NO4285『中東短信』 [2016年10月12日(Wed)]
URLリンク(blog.canpan.info)
:エジプト・ロシアが合同軍事演習
今週、エジプトとロシアは、合同軍事演習を始めた。今回の軍事訓練は、主にパラシュート部隊の降下練習に絞られる。これはロシアがアフリカ大陸で、
初めて行うものであり、意味は大きい。
パラシュート部隊の降下練習は、テロ対策の一環であり、エジプト・ロシア双方にとって、意義深いものだ。勿論、訓練はエジプト領土内で、行われる。
ロシアとエジプトは、さる8月には海軍の、合同演習を行っており、両国の関係が拡大していることを、意味していよう。
:エジプト・ギリシャ・キプロスが難民問題で合意
エジプト・ギリシャ・キプロスが、難民にどう対応するか、について合意した。エジプトやリビアなど、北アフリカの国々からは、アフリカからの難民(移住者)
だけではなく、シリアやアフガニスタン、イラクなどからの難民も、ヨーロッパに向かっているためだ。
:シリア戦闘激化はEUの後退か
シリアにおけるロシア軍と、シリア軍の攻勢が、強まっているが、これはEUの立場が弱体化したからだ、という見方が、西側外交官の間で、語られている。
なかでも、イタリア、ハンガリー、ギリシャ、スロバキア、キプロス、その他の国々は、ロシアとの経済関係強化を、希望しているために、ロシアをあまり、
追い込みたくないようだ。また、ウクライナ問題については、シリア問題とは分けて考える傾向が、EU諸国の間では、強くなってきている。ロシアのプーチン
大統領は、クリミアについては、ウクライナに返還する意思が全くない、と語っており、もし、ウクライナ問題をシリア問題に、連結して話し合うことになれば、
結論は当分出ない、ということになろう。こうした状況がEU諸国をして、ロシア対応を弱体化させているのであろう。述べるまでもなく、ロシアはEU諸国にとって、
最大のエネルギー供給国でもあり、関係を悪化させたくは無い、というのが本音であろう。

106:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/14 12:40:56.54 .net
:トルコには2人の首相がいるとCHP党首
トルコ最大の野党CHPのクルチダウール党首は『トルコには2人の首相がいる。』と批判した。
その二人の首相とは、正式な首相はユルドルム首相であり、エルドアン大統領の義理の子息ベレト・エネルギー相が、非公式(影の)の首相だというのだ。
確かに、ベレト・エネルギー相はたびたび、彼の権限外の、国家に関わる発言をしている。例えば、モースルをめぐる、イラクとの問題がそれで、
本来であればこの問題は、首相か、あるいは外相が発言すべきものであろう、ということだ。クルチダウール党首はユルドルム首相に、彼の立場をきちんと
守ってほしいし、自身の権限を誰にも分けないで欲しい、と語っている。したがって、この発言はクルチダウール首相というよりは、ベラト・エネルギー相
に向けられた、批判であろう。
NO4286 『米はトルコ軍イラク駐留に正当性認めず』 [2016年10月13日(Thu)]
URLリンク(blog.canpan.info)
失礼だが、いま一番中東で面白い喧嘩は、トルコのエルドアン大統領と、イラクのアバデイ首相が展開しているものであろう。双方が激怒しているだけに、迫真力があって面白い。
流れはこうだ。イラクのマリキ-前首相が、トルコに対してイラク軍に対する、軍事指導を依頼した。それを根拠に、トルコ政府は最近になって、トルコ軍をイラクのモースルの
近くに、派兵した。しかし、これは越境侵入であるとして、イラクのアバデイ首相が即時撤退を、トルコ政府に要求した。トルコ側はイラク政府の依頼を受けて派兵した、と言い
張っているが、それには正当な根拠は無い。
アバデイ首相はトルコに対して、軍事指導を依頼したのは、マリキ-前首相であり私ではない。従って、トルコ軍がイラク領土内に留まる、何の正当性も無い、と言い張っている。
いまイラク軍は国際合同軍と協力して、モースル攻撃をかけよう、と思っている時期だけに、誰であれ味方してくれるものは、受け入れたいと思いそうなのだが、話はそう簡単ではない。

107:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/14 12:41:13.34 .net
それはトルコのエルドアン大統領には、領土的野心がある、とイラク側が考えているからだ。そして、トルコ側が領土的野心を、現実化する根拠は、オスマン帝国時代の領土なのだ。
つい最近、エルドアン大統領はオスマン帝国が交わした、セーブル条約を認め、ケマル・アタチュルク大統領が交わした、ローザンヌ条約を認めない、という内容の発言をしている。
アバデイ首相は『イラクはオスマン帝国の領土ではない。』とも言いだしている。両国の歴史的傷はいまだに、消えていないようだ。この問題の仲裁をしうるのは、アメリカ
しかないだろう。そこでアメリカはこの問題を、どう考えているのか、ということになる。
アメリカの国務省スポークスマンは『アメリカはイラクの統一された領土を支持する。国際合同軍に参加する国はいずれであれ、イラクに駐留する場合、イラク政府の許可を
必要とする。』と明確にトルコ軍のイラク駐留の正当性を、否定する発言をしている。
加えて、アメリカ政府国務省のスポークスマンは『我々はトルコ軍を、国際合同軍の一部だとはみなしていない。』とも語った。これではエルドア大統領がどんなに息巻いて
みても、トルコ側の正当性は認められまい。国際合同軍の中心であるアメリカが認めず、ホスト国イラクも認めていなのだから。
結果的に、トルコ軍は他国に侵入した、占領軍というレッテルを、張られることになろう。エルドアン大統領はどの面をして、自国軍を撤退させるのであろうか。

108:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/15 11:51:04.44 .net
NO4288『ロシアがトルコに長距離ミサイルなど輸出へ』 [2016年10月15日(Sat)]
URLリンク(blog.canpan.info)
ロシア機の領空侵犯を理由に、トルコ軍機がロシア軍機を撃墜していた後、ロシアとトルコとの関係悪化がしたが、エルドアン大統領が
プーチン大統領に宛てて送った詫び状で、両国関係は大きく改善した。以来、両国は経済面での協力を拡大している。
他方、トルコとアメリカとの関係は、必ずしも良好とは言え無い、トルコ側からのギュレン氏の、引渡要求は進展せず、イラクの
モースル作戦でも、アメリカはトルコ軍の参戦を、拒否している。
10月の始めに、ロシアのプーチン大統領がトルコを訪問し、エルドアン・プーチン会談が行われ、ここでも協力促進の話が前進した。
特に長距離ミサイルを始めとした、各種兵器の取引で、進展が見られたようだ。
トルコ側は完成品の兵器を、輸入したがっていることは確かだが、ロシアとの協力の下に、自国の兵器産業を進展させたい、
という考えのようだ。兵器ビジネスは一番利幅が広いことは、何処の国も知っているからだ。
既に、トルコとロシアとの間では、ビジネスマン・レベルで、兵器の共同生産の話が行われている。ロシアの技術を活かして、トルコ国内で
生産するということだ。もちろん、こうした経緯の後に、トルコは自国製の兵器を、大量生産し世界に売りまくりたい、ということであろう。
他方、このトルコにとって極めて美味しい話に思える、兵器取引で問題になるのは、アメリカとの関係であろう。トルコ軍の兵器体系は、
ほとんどがアメリカ・システムであり、そこにロシア製の兵器が割り込んでくるということは、軍の運用全体に、影響が出てこようし、
アメリカ軍との協力にも、影響が出てこよう。

109:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/15 11:53:46.56 .net
また、このことはアメリカにとっては、極めて不愉快な話でもあろう。トルコはこれまで、アメリカの援助で兵器を、アメリカから輸入し、
イスラエルがメンテナンスで協力するという、いわば3国間のパートナーシップが、出来上がっていたのだ。それが崩れる心配が、
出てきているということだ。
アメリカがこの問題で、トルコ側に圧力を掛けなければ、親米諸国の中から、トルコに追従する動きが出てくる、可能性は高かろう。
それは、ロシア製兵器がアメリカ製兵器に比較して、価格が安く、性能面での差は、あまりないからだ。
エルドアン大統領は短期的な、利益を考え過ぎて、テツを踏むのではないか。トルコの経済状態は、そこまで悪化しているのか、
と思えるのだが。エルドアン大統領は兎に角、一日も早いクーデター後の、回復を願っているようだ。
NO4287 『アメリカがイラク解放の邪魔、ISはシリアに安全移動』 [2016年10月14日(Fri)]
URLリンク(blog.canpan.info)
イラク軍はモースル攻撃の、準備を整えたようだ。これまでも何度か、モースル奪還作戦を立てたようだが、その都度アメリカによって、
阻止されている。ここに来てまた同じことが、繰り返されるのであろうか。
アメリカがモースルなどで展開した、空爆作戦はこれまで、ほとんど無人地帯に対するものであり、しかるべき戦果は挙げていない。
その事は、IS(ISIL)がアメリカ軍の空爆で被害をこうむらなかった、ということだ。
アメリカは今年中に、モースルをIS(ISIL)の手から奪還する、と言っているが、それに先立って、アメリカが進めていることは、
サウジアラビアの情報長官を仲介者に立てて、9000人以上のIS(ISIL)の戦闘員を、モースルからシリアの東部に移動させる、計画のようだ。
その移動の際の安全を保証するのは、サウジアラビアの情報長官だ。アメリカが保証しないのは、国際的な非難を受けなくて、済むからであろうか。
アメリカは何を考えているのであろうか、事情通の語るところによれば、これはロシアの空爆作戦を、失敗に終わらせるためのものであり、
ロシアのシリアやイラクにおける作戦の失敗イメージを、作ろうという考えのようだ。

110:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/15 11:58:45.57 .net
加えて、アメリカはアサド体制を弱体化させるために、イラクのモースルに拠点を置く、IS(ISIL)の戦闘員を、シリア東部に大量に、
移動させる方針なのだ。結局、この作戦が成功すれば、アメリカはロシアのこの地域での、優位を覆すことが出来、サウジアラビアが望む、
アサド体制の弱体から、打倒も可能になるということであろうか。
しかし、アメリカが考えるような作戦が、果たしてスムーズに進むのであろうか。サウジアラビアがIS(ISIL)に対して、モースルから
東シリアへの、安全な異動を保証したとしても、それをロシアが手をこまねいて、見ているわけではあるまい。必ずロシアが移動中の
IS(ISIL)戦闘員を、攻撃することになろう。
シリアも然りであろう。つまり、結果的には、モースルにいたIS(ISIL)の戦闘員が、シリアに移りIS(ISIL)対イラク軍アメリカ軍の戦いが、
シリアでIS(ISIL)対ロシア軍シリア軍の戦いに、変わるだけであろう。
最近、アメリカはモースルの戦いに、トルコ軍は参加できない(合同軍のメンバーではない)と語り、次いで、PKKも参加出来ないと
語っているが、それはアメリカ軍の戦闘能力が高くなったからではなく、IS(ISIL)との間で裏取引が成立したので、トルコ軍やPKKの戦闘力を
必要としなくなったということであろう。
机上の空論は易く、実戦は甘くは無い。これから、実際には何が起こるのか見極めたい。

111:名無しさん@お腹いっぱい。
16/10/15 20:08:38.85 WdXGBLUi.net
俺たちのトルコよ、どこへ行く・・・

112:名無しさん@お腹いっぱい。
16/10/16 14:50:24.06 .net
常岡をつまみ出せ
URLリンク(www.facebook.com)

113:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/17 12:52:24.77 .net
NO4290 モースル奪還戦争開始宣言 [2016年10月17日(Mon)]
URLリンク(blog.canpan.info)
*:**イラクのアバデイ首相*モースル戦争開始宣言
イラクのアバデイ首相は、10月17日月曜日の早朝に、モースルへの軍事作戦を開始する、と宣言した。『勝利の時は来た。モ-スルを解放する作戦は
スタートした。』このアバデイ首相の開戦宣言は、イラク国営テレビで伝えられた。
今回のモースル解放作戦には、どの程度の軍が投入されるのか、明らかになっていないが、アメリカ軍が空爆をし、イラク軍が陸上戦闘部隊を投入する、
ということであろう。
それ以外の合同軍に参戦している、外国軍も加わるだろうが、あまりあてには、ならないのではないか。そうだとすれば、モースル奪還作戦はイラク軍が、
主流になるということであろう。
今回のモースル奪還作戦は、合同軍によって展開されるのだが、イラクのアバデイ首相がトルコ軍の参加を、拒否したこともあり、トルコ軍はこの合同軍に
参加できないでいる。
トルコのエルドアン大統領は、『トルコ軍が訓練したイラク軍が、1500人から2000人参戦すると語り、イラク軍だけではモースル戦で、勝利は出来ない。』
とトルコ軍の参戦できなかった悔しさをごまかしている。
また、彼はプランBもプランCもあると語り、今後の合同軍への参加を、計画しているようだ。
これとは話は別だが、アメリカがシリアのコバネ(アイン・アラブ)に空軍基地を建設することが決まったが、このことにエルドアン大統領が噛み付いている。
この空軍基地建設予定地は、300ドナムの広さで、2500ドルでクルドの統一党が、アメリカに売却したということだ。本来の地価は、7000ドル程度だということだ。

114:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/17 12:52:48.53 .net
エルドアン大統領が怒りまくったのは、このシリアのコバネの基地が、本格的なものになって行けば、トルコのインジルリク空軍基地を、アメリカ軍やNATO軍は、
使う必要がなくなるからだ。
何とはなしに、アメリカがトルコとの距離を、開けているような気がする。これまでアメリカは、トルコのエルドアン大統領に重要な案件で、幾つも『NO』を
突き付けているからだ。
もし、イラク軍によるモースルの奪還が、成功した場合、エルドアン大統領は完全にメンツを、失うことになるということだ。それはトルコ国民に対しても、
世界に対しても同様であろう。

115:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/23 15:38:38.66 .net
NO4293 『モースル攻撃への予測される影響』 [2016年10月20日(Thu)]
URLリンク(blog.canpan.info)
イラク軍を支援する、アメリカ軍を中心とする合同軍が、モースル市への攻撃を開始して、4日目に入るが、イラク軍は今のところ、順調な進展具合だ、と評価している。
今回のモースル作戦を前に、アメリカはこの戦闘が長期化し、危険なものになろうと予測していた。しかし、私にはどうしても、そうは思えないのだ。未だにトルコと
IS(ISIL)との関係は、裏では良好である、ということに起因する推測だ。
つまり、相当数のIS(ISIL)の戦闘員は、既にモースルを離れ、トルコ領内に移動し、一部はトルコから他に、移動しているのではないのか、ということだ。
そうであるとすれば、イラク軍が語るような、6000人のIS(ISSIL)戦闘員がモースルにいる、という話は嘘であろう、と思われる。
戦闘開始の段階から、アメリカはモースルに残存する、IS(ISIL)の戦闘員に対して、シリアに逃亡するのであれば、安全を保証すると言っていた。
6000人の戦闘員が、モースルから移動するとなれば、それは誰の目にも付こうし、シリア側も、その多数のIS(ISIL)S戦闘員が、自国内に侵入してくることを、
座視しているわけはないだろう。シリアは第一級の戦闘体制を敷こう。
アメリカ軍は攻撃しないといったが、イラク軍は逃亡するIS(ISIL)の戦闘員に対して、攻撃を加えているようだ。それはあまり多くない数だからではないのか。
多数であれば、本格的な戦闘がイラク軍と、IS(ISIL)の戦闘員との間で、展開されよう。
戦闘が開始されてから、4日目なるいまの段階で、IS(ISIL)の幹部が妻子を連れて逃亡を始めた、というニュースが流れているが、それはごく一部であり、
大半は既に逃亡した、と考えるのが常識であろう。情報が一番早く手に入る幹部が、何故そこに留まっている必要が、あったというのであろうか。
今回のモースル作戦には、多くの明らかにされていない、事実があるのではないのか。アメリカの国内政治の都合で、事実はゆがめられ、世界に伝えられて
いるのではないか。

116:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/23 15:39:15.82 .net
もし、ここでアメリカが支援するイラク軍が、モースル戦で勝利したとなれば、アメリカ国内政治に直接的な影響が出るものと思われる。いずれにしろ、
アメリカ軍の高官が語っていたように、今年末までにはモースルを、解放するそうだ。実はモースル戦の結論が出るのは、もっと早いのではないか、
と思われる。推測はこの程度にしておこう。我々が入手できるデータの質と量は、限られているのだから。

NO4294 『米イラクのモースル作戦予測の大違いは何故か』 [2016年10月21日(Fri)]
URLリンク(blog.canpan.info)
イラクのモースルに拠点を置く、IS(ISIL)に対するイラク軍、クルドのペシュメルガ軍、アメリカ軍を始めとする、合同軍の攻撃が始まって、
数日が経過した。いまの段階はまさに緒戦であり、先のことを予測するのは、早すぎるかもしれない。
しかし、これまでの間にIS(ISIL)の戦闘員の多くが、モースルから逃げ出しているのではないか、と思われる。今回の作戦が明るみに出る、
以前の段階から、IS(ISIL)内部では内部対立が起こったり、仲間割れの処刑が行われたり、金を盗む幹部が現れたり、という内部混乱が、目立ってきていた。
そして、今回の作戦が始まったわけであり、これまでの間に、相当数のIS(ISIL)の戦闘員が、モースルから逃げ出した、と考えるのが常識的な、
判断であろう。それ以前にも多数のIS(ISIL)戦闘員が、ヨーロッパ諸国に帰国したとか、その他からの戦闘員も、イラクを脱出した、という情報が流れていた。
こうしたことから、モースル作戦は意外に早く、終わるのではないか、というのが私の予測だった。そして、イラクのアバデイ首相が最近語ったのは、
予想以上に戦況が優位であり、作戦は計画以上に早く進展している、という内容だった。
しかし、アメリカ軍の幹部は『モースル作戦には時間がかかる、1年以上を費やさなければならないだろう。』と言い出している。このイラク側の判断と
アメリカ側の判断の違いは何であろうか。実はアメリカには、それ以外の目的が、あるのではないのか。

117:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/23 15:39:36.07 .net
アメリカはモ-スルのIS(ISIL)戦闘員を、シリアに安全に移動できるように、配慮するとも言っている。それは、モースルでIS(ISIL)が果たすべき役割は、
済んだのでシリアに移動して、新たな作戦に当たれ、という意味ではないのか。
さすがに、このアメリカの発言には、シリアはもちろんのこと、ロシアもイラクもイランも、反発している。当然であろう、シリアに安全に移動させ、
IS(ISIL)の戦闘員に無差別殺戮を、やらせようということなのだから。
それではまず、アメリカは何故1年以上、モースル作戦には必要、と言っているのであろうか。多分に推測されることは、イラクの石油施設を始めとした、
インフラの徹底的な破壊ではないのか。それには1年の歳月が必要だ、ということではないのか。
他方、シリアに安全に移動できたIS(ISIL)の戦闘員は、シリアを徹底的に破壊する、ということではないのか。こうしたアメリカの考えを、トルコの
エルドアン大統領は十分に分っており、何としてもモースル作戦に、参加した形にしたいのであろう。
トルコはモースル作戦に参加出来れば、その後のモースルを始めとした、イラクの再建計画に、参加する権利を得ることが、出来るからだ。トルコは
最近になって、オスマン帝国時代の古地図を引き出している。
それには、モースルやキルクークを含む北イラクや、アレッポを含む北シリアが、オスマン帝国の領土と示されている。その事もエルドアン大統領の、
夢なのであろう。

118:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/23 15:39:52.81 .net
NO4295『シリアから考えるイラク戦争の予測データ』 [2016年10月22日(Sat)]
URLリンク(blog.canpan.info)
あるネットに、面白いデータが載っていた。
それはシリアなどの、戦争のデータを、紹介するものだった。シリアのマンビジュの解放には、71日間を必要とした、ということだ。
次いで紹介されていたのは、シリアのラッカの規模だ。そのデータによれば、ラッカはマンビジュの面積の、3倍だということだ。単純計算すると、
ラッカの解放には、マンビジュで必要とした、71日間の3倍の日数がかかる、ということになる。
つまり、IS(ISIL)が言う彼らの首都の、ラッカ攻略には、213日がかかるということだ。
そして、現在戦闘が展開されている、イラクのモースルは、ラッカの3倍の面積だ、ということだ。これも単純計算すれば、213日の3倍だから、
639日かかる、という計算になる。
この単純計算が正解だとすれば、イラクのアバデイ首相が考えているほど、短期間ではモースルの、解放戦争は終わらないが、アメリカが
言うような、長期間でもなさそうだ、ということになる。
一応の目安としては、参考になる日数ではなかろうか、と思いご紹介した。

119:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/23 15:40:09.87 .net
NO4296   『トルコ・アメリカ・イラクの戦争事情』 [2016年10月23日(Sun)]
URLリンク(blog.canpan.info)
イラクのモースル戦が始まってから、幾つもの各国の思惑が、明らかになってきている。なかでも、イラクとトルコとアメリカの思惑は、ぶつかり合っているようだ。
アメリカは当初、トルコ軍がイラク政府に歓迎されていないため、参戦すべきではないと主張していたし、トルコ軍はアメリカを主体とする合同軍のメンバーでもない、
と冷たい対応をトルコに対して示していた。
しかし、戦況が複雑であり困難であるために、ここに来て、トルコ軍が参加してくれることを期待し始めている。アメリカの国防大臣がトルコを訪問し、トルコ軍の、
モースル戦参加について討議し始め、その後、多分イラク政府に対して、トルコ軍が参戦できるように、説得しているようだ。
しかし、未だにイラク政府はトルコ軍の、モースル戦への参戦を認めていない。それは、トルコ軍のイラクへの侵攻意図に、疑問を抱いているからだ。トルコが
何故モースル解放作戦に参加することを、強く希望しているのかが不明なのだ。
トルコは人道的な問題や、モースルが戦後に、人種のすみわけで問題が発生するとなどに、不安を抱いているのだ。つまり、モースルが解放された後は、シーア派が
主体のイラク政府は、モースルに多数のシーア派教徒を移住させ、スンニー派やトルコマン(トルコ系住民)の割合を減らし、威圧するのではないか、と懸念している
ということだ。
だが、イラク政府はそのトルコの主張を信じていない。トルコはイラク領土を奪うために、参戦するのだと考えている。確かに、トルコ国内ではオスマン帝国時代に、
トルコ領だった、イラクのキルクークやエルビル、モースルなどを奪還すべきだ、という声が高い。

120:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/23 15:40:31.54 .net
最近になって、エルドアン大統領がケマル・アタチュルクがヨーロッパと合意した、ローザンヌ条約を拒否し、その前にオスマン帝国が結んだ、セーブル条約が
正しいのだと主張し始めている。そのセーブル条約では、イラクやシリアなどの領土の一部が、トルコ側になっていたのだ。
最近になって、トルコのマスコミやアラブのマスコミには、オスマン帝国時代の領土の地図が、掲載されている。かつてのオスマン帝国領土が、赤く塗られた
地図が、出回っているのだ。
それはシリアの場合も同じだ。トルコはシリアのアレッポを、自国領土だと考えているのだ。したがって、シリア戦に本格的に参加した場合、戦後にはそこに、
トルコ軍が居座る可能性が、高いということだ。
何事にも『ただ』はありえない。ましてや戦争は巨額の出費を伴うのだ。トルコがイラクやシリアの領土の一部を、奪取しようと考えても、不思議はあるまい。
加えて、イラクもシリアも、湾岸からの石油やガスの、通過ルートであり、パイプラインが引かれるのだ。それに対する一定の影響力を持ちたい、とトルコは
考えているのであろう。
アメリカはトルコ軍の参加に期待し、トルコもそれを望んではいるが、イラクが拒否しているのにはそうした理由があるからだ。

121:名無しさん@お腹いっぱい。
16/10/25 13:43:52.15 VNrWqqwZ.net
イラク、「トルコの軍事介入は、イラクの国家主権の侵害」 2016年10月24日
URLリンク(parstoday.com)
イラク政府のアルハディスィ報道官が、「イラクにおけるトルコの軍事介入は、
国際法規への違反、及びイラクの国家主権の侵害である」と語りました。
アルハディスィ報道官は23日日曜、サウジアラビアのテレビ局のインタビューで、
イラク北部に軍事介入をしたいというトルコの主張は、両国関係に悪影響を及ぼす
だろうと述べています。
また、イラク政府は同国北部モスルの解放作戦へのトルコの介入に反対している
ことに触れ、「イラク政府は、トルコの政府や国民に対する先入観は一切ないが、
トルコ政府に対しては、イラク領内におけるトルコ軍の駐留に関する立場を
はっきりさせるよう求める」としました。
さらに、「イラク政府は、自国の主権への侵害を見逃すことはできない」と
語っています。
トルコは、クルド人部隊ペシュメルガの訓練及び、テロ対策を口実に、2015年
末からイラク北部ニナワ州の中心都市モスルに、違法に軍隊を駐留させています。
トルコの政府関係者は、モスルの解放作戦への参加を主張していますが、イラク
政府の強い反対を受けています。
URLリンク(media.ws.irib.ir)

122:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/25 16:36:07.41 .net
NO4298『欧州裁判所裁判官がトルコの現状を非難』 [2016年10月25日(Tue)]
URLリンク(blog.canpan.info)
欧州人権裁判所の元裁判官の、リザ・トウルマン氏がトルコの現状を嘆いて、厳しい発言をした。特に7月15日のクーデター未遂事件後の状況を、批判している。
彼は元最大野党CHPの、副党首でもあった人物だ。それだけに、今回の彼の発言の持つ意味は、大きいということだ。
彼は『トルコには7月15日のクーデター未遂の前にも、人権上の問題は存在したが、このクーデターの後、状況はさらに悪化している。』と語っている。
彼に言わせると、トルコではいま宗教を軸とする、社会の構成が図られ、一人の人物の手に、権力が握られている。大統領制の志向が語られ、それが実施される日も近い。
そうした状況は『権威主義の独裁を、生み出すことに寄与するだけだ。』とも語っている。
今こそ法の支配を守り、基本的人権を守り、人が人らしい生活が出来るような社会に、しなければならない、とも語っている。
彼リザ・トウルマン氏は、欧州人権裁判所の元裁判官、という経歴を持つ人物ではあるが、いちトルコ国民であることに、変わりはない。
その彼が、明確なエルドアン大統領体制批判をしたことは、注目に値しよう。
こうした勇気ある発言が、今後増えてくれば、現状を打破する可能性が出てくる、ということだ。それまでの間は、
トルコ国民は忍耐を、余儀なくされよう。
イスラムの神アッラーは『我は忍耐をする者たちと共にある。』と教えている。

123:名無しさん@お腹いっぱい。
16/10/26 13:13:32.56 BD5psnrW.net
どらくる @Ichiro Dracul
URLリンク(twitter.com)
ブルガリアのニュースですが、
エルドアン「イスタンブールは国連の中心になるべきだ」
│ Novinite BG @novinitebg
│ Ердоган: Истанбул трябва да стане център на ООН
URLリンク(novinite.bg)
8:41 - 2016年10月25日

124:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/26 14:47:07.96 .net
NO4299  『アラブ報道と西側報道の違いモースル戦』 [2016年10月26日(Wed)]
URLリンク(blog.canpan.info)
イラクのモースルで展開されている、IS(ISIL)打倒作戦は、思いのほか順調に、進んでいるのではないか。クルド自治区の軍隊ペシュメルガが健闘し、
イラク軍も勇敢に戦っている。加えて、イラクのシーア・ミリシアも、タフな戦いをしているし、イラク軍への協力姿勢にある。
こうなると、モースルのIS(ISIL)にとっては、極めて厳しい戦いを強いられる、という事であろう。最近目立つIS(ISIL)側の攻撃は、特攻方式だ。
述べるまでもなく、爆弾を車に積んで敵側(イラク軍など反IS側)に、突っ込むという作戦だ。
この特攻作戦は斬首と並び、敵側を恐怖に追い込み、戦闘意欲をくじくことが目的であり、その攻撃で敵側が、敗退することはないのだ。
今ではモースル市から5~6キロの地点まで、イラク軍は進撃しており、まさに白兵戦一歩手前にまで、IS(ISIL)側を追い込んでいるようだ。
この攻勢で特に目立つのは、ペシュメルガ軍の攻撃だ。彼らの士気は高く、キルクーク奪還で得た自信が、裏付けになっているのであろう。
モースル攻略は北からは、このペシュメルガ軍がIS(ISIL)を包囲し、南側からは、イラク軍が包囲し始めている。イラク軍もペシュメルガ軍も、
このモースルからの、IS(ISIL)戦闘員のシリアへの逃亡を、阻止するつもりだ。アメリカは安全な逃亡ルートを保証する、とIS(ISIL)側に
モースルからの脱出を、呼びかけたのだが、どうもアメリカの作戦は、うまくいかないようだ。(これはアメリカの汚い陰謀だ、とアラブは見ている)
イラク軍やペシュメルガ軍が、IS(ISIL)の戦闘員のシリアへの逃亡を、阻止しようとするのは、当然であろう。もし、それが成功すれば、
シリアの状況は再度悪化し、IS(ISIL)は優位に立つ危険がある。それは再度のイラク攻撃が、予測されるからだ。

125:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/26 14:48:01.08 .net
これは何も、イラク軍やペシュメルガ軍が、シリアに対して連帯するから、IS(ISIL)戦闘員のシリア逃亡を阻止する、という事ではないのだ。
IS(ISIL)の戦闘員がシリアに入り、コバネなどで戦闘を展開すれば、クルドの拠点である、コバネが不安定化するのだ。それは、将来の
クルドの自治確立や、その先の国家樹立にとって、大きなマイナスにつながるのだ。
このIS(ISIL)戦闘員のシリア脱出に、協力的なのはトルコであろう。トルコはいまだにIS(ISIL)を使って、シリアのアサド体制をつぶそう、
と考えているからだ。他方、クルドはアサド政権と取引し、将来の自治権獲得への、ステップを踏み出している。
トルコが軍をイラクやシリアに、送りたがっているのは、自国領土が危険になる前に、敵を外国領土内で叩く、という考えに基づいている。
それはアメリカが展開してきた、戦略手法の真似なのだ。
欧米はモースルのIS'ISIL)戦闘員の数を、出来るだけ多く報道し、戦闘は長期化すると宣伝しているが、実態は3000~5000人の戦闘員がいると
アラブ諸国は見ている。それすらも、少し多いのではないかと思われる。
結果的にバグダーデイが唱えたイスラム国家の夢は崩壊し、IS(ISIL)への信頼感が薄れ、IS(ISIL)そのものが崩壊していくのではないのか。
その日はあまり遠くなかろう。

126:名無しさん@お腹いっぱい。
16/10/26 23:47:57.69 6rE9JQxn.net
幸カスはここでも暴れてんのか、死ね、基地外

127:名無しさん@お腹いっぱい。
16/10/27 01:16:19.20 DpkESHrm.net
どうした? 涙を拭いて落ち着けよwww

128:名無しさん@お腹いっぱい。
16/10/27 13:02:51.70 .net
反トルコの人なの?この連投してる人
日本人はトルコ好きですよ

129:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/28 23:12:17.24 .net
>>128
そろそろ「世界一の親日国トルコ」の宣伝も通用しなくなってきたな。
今までトルコがアルメニア人・ギリシャ人・アッシリア人・クルド人に対して
どれほど酷い仕打ちをしてきたかバレつつあるからな。

130:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/31 23:52:00.17 .net
NO4304『トルコがアメリカの退避勧告に困惑』 [2016年10月31日(Mon)]
URLリンク(blog.canpan.info)
トルコのイスタンブール市にある、アメリカ領事官が領事館員家族の、国外脱出を勧告した。これは『イスタンブール市は治安上危険性が高い。』
という判断に立つものであるが、トルコ政府にとっては極めて、不都合な決定になったようだ。
アメリカ領事官は、トルコの航空サービス、バスターミナル、バス、橋梁、海上輸送手段、地下鉄などは、全てテロの危険性が高い、と発表した
のだ。そのことが与える、トルコ経済への影響は、計り知れまい。
そうでなくとも、イスタンブール市で最も外人観光客の多かった、グランド・バザールはガラガラの、状態になっているのだ。つまり、外人観光客が
最も観光にめぼしい場所に、来ないという事は、トルコ全体の観光が、大幅に後退している、という事であろう。
以前に、今年の外人観光客数が、32パーセント以上減っている、という報告が出ていたが、実態はそれどころではないのかもしれない。トルコの
観光収入は国家収入全体の、25パーセント以上であり、観光収入が激減するという事は、トルコの経済を直撃する、という事なのだ。
イスタンブール市のアメリカ領事官の、今回の発表に慌てたのはトルコ政府だ。トルコのチャウソール外相は、アメリカのケリー国務長官に電話し、
この問題について、討議している。
トルコ政府とすれば、アメリカの中東戦略に、きわめて協力的である、トルコに対して、大きな打撃を与える今回の決定は『何故そんな決定を
出したのか。』ということになる。トルコに言わせれば、アメリカが現在進めている対テロ作戦で、トルコは十分に協力している、と言いたい
ところなのであろう。

131:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/10/31 23:52:32.12 .net
今回の、アメリカのイスタンブール領事館の出した決定は、あくまでもアメリカ国民に対する警告であり、他の外国人は含まれていない、という
事のようだが、それにしても、この退避勧告発表は、ヨーロッパ諸国を始めとし、世界中からのトルコへの観光客の足を、止めることになろう。
なかでも、ロシアからの観光客のトルコ訪問には、しかるべき影響が出るのではないのか。トルコの地中海やエーゲ海の、海岸に面する各都市は、
ロシア人にとっては絶好の避寒地であり、トルコ側にすれば、これから冬将軍が押し寄せる、ロシアからの観光客に、大きな期待を寄せていたと
ころだったろう。
トルコの経済状態は、ギュレン・グループの経営者の大量逮捕と、彼らの企業を政府が没収し、安価で売り出しているため、うまく機能して
いないのだ。しかも、大量の優秀な公務員が、ギュレン関係者として逮捕されてもいる。これではトルコ経済が、うまく回るはずがあるまい。
今となっては、エルドアン大統領が『アメリカに裏切られた。』と叫んでも、何の効果も無いだろう。

132:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/11/02 14:17:12.96 .net
NO4306『危険なエルドアン大統領の野望と不安』 [2016年11月02日(Wed)]
URLリンク(blog.canpan.info)
トルコのエルドアン大統領は、セーブル条約は認めるが、ローザンヌ条約は認めない、と言い出してしばらく経つ。当初、エルドアン大統領が
そう言ったのは、ローザンヌ条約を結んだ、ケマル・アタチュルク初代大統領に対する、コンプレックスからだろう、と思っていたが、そうではないようだ。
ケマル・アタチュルク初代大統領に対する、コンプレックスもあったろうが、実はエルドアン大統領には、もっと深い考えがあったという事のようだ。
ローザンヌ条約でオスマン帝国が多くの領土を失い、現在のトルコ共和国の領土に、限定されてしまったが、オスマン帝国が第一次大戦の後に交わした、
セーブル条約では、現在、シリアやイラクの領土になっている、オスマン帝国の領土の多くが、まだ認められていたのだ。
その領土を奪還したいというのが、エルドアン大統領の本音のようだ。今、トルコ国内では、シリアやイラクから領土を奪還した後の、トルコの地図が
各方面から出回っている。シリアの北部イラクの北部をトルコ側に併合した東西に一直線の地図が出回っているのだ。
その地図によれば、シリアのアレッポや、イラクのモースル、キルクーク、エルビルなどは、トルコの領土だということになる。これまでトルコが
騒いできた、シリア北部の主な街テルアファル、ムンビジュなどは、全てこの新地図に含まれ、トルコ領土という事になるのだ。
エルドアン大統領はエーゲ海の島々についても、そこにモスクがあることを根拠に、トルコ領土であり、ギリシャ領土ではない、と言い出してもいる。
こうした、トルコ側の暴言にも近い発言に対して、当然、アラブやヨーロッパから反論が展開されている。例えば、『エーゲ海の島々にモスクが
あることを根拠に、トルコ領土だと主張するのであれば、トルコのアナトリア地方にある、キリスト教会を根拠に、そこはアルメニアの領土だというのか。
イラクやシリアだけではなく、湾岸諸国やイエメン、北アフリカの国々も、トルコ領土だと主張するのか。』というこという反論が出てきているのだ。

133:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/11/02 14:17:39.58 .net
イラクやシリアについては、現在トルコ軍が国境に、戦車や重火器類を集結させており、明日にでも国境を超える侵攻が、起こりうる状態にある。
トルコのフィクリ・イシク国防相は『もう待っている必要がない。何時でも作戦を始める、用意ができている。』と語っている。
そこで中東地域やギリシャが想起するのは、1974年に起こったキプロス紛争だ。この紛争でキプロスの半分を支配したトルコは、その後も返還することなく、
統治権を維持し続けているのだ。つまり、トルコ軍がいったん侵攻し、しかるべき領土を確保すると、そこに居座り続け、そこからは出て行かないという事だ。
他方こんな見方もある。
エルドアン大統領は、国内に山積する問題を、ごまかすために、トルコ国民の愛国心を、煽っているのだというのだ。何処の国民も自国の偉大な歴史に陶酔し、
領土の拡大となれば、歓喜するに決まっているからだ。
しかし、そうした悪酒の酔いざめはきついだろう。領土の多くが破壊され、多数の戦死者が出、国家財政は窮地に陥ることになるのは、誰にも想像がつこう。

134:名無しさん@お腹いっぱい。
16/11/02 21:10:58.85 .net
>>129
クルドのPKKも無差別テロとか起こしまくってるけどな

135:名無しさん@お腹いっぱい。
16/11/03 02:35:20.16 C/of9aM5.net
>>133
>そこで中東地域やギリシャが想起するのは、1974年に起こったキプロス紛争だ。この紛争でキプロスの半分を支配したトルコは、その後も返還することなく、
>統治権を維持し続けているのだ。つまり、トルコ軍がいったん侵攻し、しかるべき領土を確保すると、そこに居座り続け、そこからは出て行かないという事だ。
トルコって、北方領土や南樺太を不法占拠し続けるロシアみたいなことやってんのな。

136:名無しさん@お腹いっぱい。
16/11/03 16:37:58.49 .net
URLリンク(m.youtube.com)
The lands Kurds claim, west of Euphrates, do not belong to them at all.
They are Arab and Turkmen lands. USA told Kurds to not stay West of Euphrates before and many times.
Thus, it is NOT betrayal. No one shall have the right to 'promise' people other people's lands anyhow.
That Canton that they wanted to link up with main YPG forces is majority Turk and Arab. Kurds don't even live there.

137:名無しさん@お腹いっぱい。
16/11/03 19:23:01.16 Ggo0m51f.net
私は元創価の会員でした。
すぐ隣に防衛省の背広組の官舎があるのですが、
自分の家の窓にUSB接続のwebカメラを貼り付けて、そこの動画を撮影し続け、
学会本部に送っていました。
別に大したものは写っていません。ごみ出しとか奥さんが子供を遊ばせている所とか。
官舎が老朽化して使われなくなってから、
今まで法人税(うちは自営業です)をほぼ払わなくても済んでいたのが、
もう守ってやれないのでこれからは満額申告するように言われました。
納得がいかないと言うと、君は自業自得で餓鬼地獄へ落ちる、
朝夕南無妙法蓮華経と三千回ずつ唱えて心をきれいにしなさいと言われ
馬鹿らしくなって脱会しました。
それ以来、どこへ行くにもぞろ目ナンバーの車につけまわされたり大変な日々です。
全部自分の出来心から起きたことで、どこに訴えるわけにもいかないのですが、
なんとかあの人達と縁を切って新しい始まりを迎える方法はないんだろうか。

138:幸ちゃん ◆5V9dS9MYZOAP
16/11/04 13:25:43.59 .net
NO4307  『緊張度を増すトルコ・イラク国境』 [2016年11月03日(Thu)]
URLリンク(blog.canpan.info)
いま中東で最も危険な動きは、トルコとイラクの国境をめぐる、問題であろう。イラクのアバデイ首相は、もし、トルコ軍が越境してくるなら、
応戦すると語り、それはトルコの分裂に、繋がると警告している。
トルコ側のエルドアン大統領の、強気な発言はあるが、最近になって、トルコの外相や副首相防衛相などは、緊張を緩和させる内容の、発言を
し始めている。それは冷静に考えれば、当然分かることであろう。
トルコ側に言わせれば、あくまでも国境地帯の安全を、守ることが目的であり、イラクに軍事侵攻をすることは、目的ではないというのだが、
イラク側はそのままトルコ軍が、居座ることを警戒しているのだ。
そもそも、このイラクとトルコの緊張は、イラクの領土内のバシカに、トルコ軍がキャンプを、設置したことに始まる、トルコ側はあくまでも、
イラク側の要請にもとづく、イラク軍兵士の訓練のためのものだ、というのだが、それは、マリキー政権の時代の話であり、現在のアバデイ首相の、
要請によるものではないのだ。
トルコがイラクに、軍事侵攻しそうな気配にあるのは、トルコの南東部のシロピを拠点とするPKK(クルド労働党)がイラク領土内に拠、点を持つ
ようになれば、PKKは越境攻撃してくる可能性が高まり、トルコにとっては非常に、対応が難しくなるからだ。
PKK側がイラクからトルコ領内に、越境攻撃を加えてくる度に、トルコ軍はイラクの顔色を伺いながら、イラクに越境しPKKを、攻撃しなければ
ならなくなるからだ。
加えて、モースルが陥落した後、イラクのシーア派が強化され、それがイラク国内はもとより、トルコにも飛び火してくる、危険性があるからだ。
イラクのシーア派とトルコの反政府勢力が、結託する危険性もあろう。


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