04/10/10 21:17:26 K0Zot5a/.net
>ヴェールはもともとは、中産階級の婦人のみに着用が赦されていたの。
>奴隷女には着用はゆるされていなかったの。
>イスラムは奴隷女が改宗したら自由人として結婚することを信者に認めた。
>奴隷を解放するのにも一役買ってますが。
そんな話はありませんし、ヒジャーブ着用の大元は、コーランにあります。
それから女の信仰者にも言っておやり、慎み深く目を下げて、陰部は大事に
守っておき、外部に出ている部分はしかたがないが、そのほかの美しいところ
は人に見せぬよう。胸には蔽いをかぶせるよう。(二四章三一節)
これの解釈によって、どれぐらい隠すかで差はありますが大元は同じです。
ヒジャーヴは神との関係によって着用しているものです。
暑さ避けでは当然ながらありません。(あんなものつけて更に暑くならない訳がない。)
一部階級だけの特権的衣装だということもありません。
狂信的と、他のイスラム教国から指摘されるほど原理主義だったタリバン政権下
の女性は、ヒジャーヴではなく、前進をスッポリ隠すブルカの着用を義務づけられ
ていました。
タリバン政権下で、彼女らは夫の従属物として扱われて、子供達の中で女子児童は
教育を受ける権利もなく、もちろん女性が職に就くなど重大な神に対する犯罪と認識
されていました。
ここまでの原理主義の国はありませんが、イランもかなり強い原理主義の国です。
それでも当時のアフガニスタンに比べればいくらかマシですが。