04/10/10 19:45:32 eIUjfEki.net
世界史講義録
第44回 イスラム教の特徴
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イスラムでは一夫多妻で男は妻を四人持てるというのは有名な話です。あれも、
男尊女卑の典型のように思われがちですが、ムハンマドとしては女性を保護する
ためだったらしい。
イスラム以前のアラブ社会も一夫多妻で、男は何人でも妻を持つことができた。
ムハンマドのイスラムはそれを四人に制限したのです。
しかも、ムハンマドは「すべての妻を平等に愛せるならば」四人まで持ってよい
と、条件を付けている。これ、厳密に考えたら複数の女性を平等に愛するなんて
不可能でしょ。だから、現実には一夫一婦制に限りなく近い。ムハンマド自身も
ハディージャが亡くなるまでは、他に妻を迎えませんでしたね。
それなら、はじめから一夫一婦制にすればよかったんじゃないか、という声も聞
こえますが、ムハンマドがメディナに移住したはじめの頃は、イスラム教対メッカの
戦争などでムスリムの男性は多く戦死しました。結果、未亡人がたくさん出現した。
残った男たちに、彼女たちの生活の面倒を見させるために一夫多妻を認めた、
というのが四人の妻を認めた理由です。
(高校生らしき人物が受けた世界史授業のまとめらしい。)
ここに記載されてないが、女性は職業に就けない、経済的に自立できない文化。
故に、ムハマンドも戦争未亡人の生活保護を理由に一夫多妻の理由付けにしている。
なお4人以上の妻をもつことも法的に許された国では可能。
(なんらかのペナルティのような貢ぎ物をするはずだが。)
いずれにしても、>>45の主張はまるっきり間違っている。