10/01/29 00:37:29 xj9eW7Pj.net
鈴木啓志以下日本の古い世代のR&B評論家は伝統的なブラックミュージックに対して
異端な要素を持ち込んだスティーヴィーに対して黒さが足りないという評価はあると思う
自分も鈴木氏の影響を受けてたんで昔は斜に構えてスティーヴィーを見てた所もあったが
ブラジル音楽が好きになって逆にスティーヴィーの「黒くない部分」が好きになった
マイ・シェリー・アモールやサンキュー・ラヴとかこのあたりの曲はジョビンの影響が強く
70年代以降も含めて個人的にはスティーヴィーの音楽性の半分位は
ブラジル/ラテンの要素から成り立っていると思っている
時間の経過とともにジャンルの垣根が取り払われるようになった現在では
スティーヴィーの評価は昔よりもむしろ高まったのではないかと思う