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西村京太郎トラベルミステリー54 伊豆の海に消えた女(2010年10月放送)
レストランチェーン社長の高原雅之が高級マンションの自室で刺殺された。その後、高原には4人の交際相手がいたことが判明した。
4人のうち、片山みゆきというイベントコンパニオンの行方が分からなくなっていた。
その頃、東京発伊豆急下田・修善寺行きの特急「踊り子105号」の車内でサングラスをかけた女が商社マンの酒井 修に声をかけていた。
女はモデルの生田くみ子と名乗った。
一方、みゆきの住むマンションを訪れた十津川警部たちは大家からみゆきが静岡県下田市出身であることを知らされた。
十津川たちはみゆきがその下田に向かっている可能性が高いと考え、静岡県警に写真を送って手配を要請した。
すると、みゆきは熱海駅で若い男と一緒のところを駅員に目撃されていたことがわかった。
それこそがサングラスの女と酒井で2人は熱海駅から「リゾート21」に乗り換えた。
爪木崎という断崖には女の姿はなく、みゆきの名前を使った書き置きだけが残されていた。
翌朝、みゆきが水死体となって発見され、事件は被疑者死亡で解説したかのように見えたが、2週間後、同じ爪木崎で高原の交際相手のひとり・秋山圭子が絞殺体となって発見された。
解説
2002年にTBSの渡瀬版でも放送された。