20/02/09 11:09:06 toRh7+/V.net
第4話では駅で羽村と繭が自宅に戻るそれぞれのホームに立って
「真似すんなよ」という言葉を言い合ったりするシーン
そこで羽村が電車の来る時間を繭に聞くと繭が
「私が先だね」と答えていたところでピンときた
それは最終回のラストシーン、手をつないで列車の中で
眠るようなところで繭がすでに絶命→「私が先だね」
羽村はこの時まだかすかに息があったのだとそう感じた
実際電車の揺れで繭の腕がダランと手すりをはずれて
硬直したような感じからしてもう死んでいると思った
一方の羽村は繭に寄りかかった体勢でも生きている感じに
見えた
結局は搬送された病院で羽村も後を追うように亡くなったのだなと
死に至るまでの時間で繭との出会いからここまでを思い出していたのだと
それが羽村の全編にわたるナレーションだと思えばピタリとあてはまる
この作品における野島伸司はこういうところからも神がかった
時期だったなと改めて思う