11/03/13 06:47:32.98 XRIHORvx.net
全然違うね。
青いバラの花言葉は「嫉妬」というセリフが最後にあったよね。
では、何もかも恵まれているという人物役の大沢 たかおが
一体何に嫉妬していたのか?そこがテーマなわけ。
答えは「普通」。
優れている人間というのは優越感を得られる一方
他人と共感できないというマイナスもある。
特に「視野の広さ」や「洞察力」など感性的な部分が
卓越しているとそれに拍車がかかる。
他人に対して自分以上に価値を感じられないから
恋人が自分を愛してくれても同じように愛することができない(贅沢な話やね)。
人間的な資質が揃っていて自分が好きというのは最高の
アイデンティティだが、どうしても虚無感が付き纏う。
つまり、一般的な悩みを持たない優れている人間は、逆に普通の人が持ち得ない
高度な悩みを抱える羽目になる。
そこに苦心して「普通」の鈍重な感性に憧れたりすることもある。
野島が表現したかったのはこれ。