22/10/19 02:14:14.83 .net
>>668
3回までは変更可っていうけどねえ。
国宝、太郎、ピカソが被ると混むと思って先週木曜日 ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展
早速見てきた。108点て...版画で水増しもなく天国だったよ。
97点に国内の国立美術館所蔵・寄託の11点を合わせて合計108点。
セザンヌ夫人の良作がまずいいね。国立西洋美術館にジャコメッティがこの絵を模写した素描が
所蔵されてて合わせて展示されててこれは素晴らしいと思ったね。国立国際美術館にも展示される
のだろうか。水彩の庭師ヴァリエの肖像もあってここの所蔵だったのかと驚いた。
ステンドグラスみたいな背景がホンマ美しかった。
すべてベルクグリューン美術館所蔵かと思ったらベルクグリューン家寄託作品も豊富に
含まれててこのセザンヌ夫人も水彩の庭師ヴァリエの肖像も寄託作品でこの先所蔵者が変わる
可能性あるからよく見ておかないとね。
まだ見たことのないピカソ、35点が日本初公開っていうからピカソ35点かと思ったらとんでもない。
43点もあった。国立国際美術館と西洋美術館の3点も加えて合計46点も。
はっきり言ってピカソ展。青の時代、バラ色の時代、アヴィニョンの娘たちの習作、キュビスムの展開、新古典主義とすべて網羅した良質な
ピカソ展だったね。ルートヴィヒ美術館所蔵 ピカソ展つうのがたまにやるけど数点の油彩に
版画ばっかみたいのではなくて今回は油彩、グアッシュ、パステル、彫刻などと十二分に名品揃いの
ピカソ展だった。版画なんて2点だけ。これは凄い。作品の存在を初めて知るものばかりで興奮だった。
ブラックが3点ピカソの流れに混じってる。
展覧会の説明のはピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティ
これだけでセザンヌは彼らが崇拝した画家としてチラシにも図版があり、展覧会でも冒頭で数点展示されてるが、
ブラックはピカソに交じっててブラックと認識してない人いそう。
国内のコレクションからは、ピカソ 国立国際美術館のキュビスムの油彩、国立西洋美術館のグアッシュ、晩年の油彩の大作、
ブラック 東京国立近代美術館、国立西洋美術館からともにキュビスムの作品。
国立国際美術館のバラ色の時代の作品もあったら嬉しかったね。京都国立近代美術館には静物画の傑作もあるでしょ。
国内からの招集が中途半端!
青の時代の「ジャウメ・サバルテスの肖像」は、ポーラ美術館のピカソ 青の時代を越えてに
ピカソ美術館からも来てるから楽しみやわ。
数では叶わないけどポーラ美術館のピカソ19点もなかなかの質なんだなとこの展示を見て思った。
いい勝負してると思う。ポーラ美術館も各時代の名品持ってるからね。