06/04/15 16:17:39 .net
80年、『竹の子族』は一躍時代の窮児となる。
表参道を追い出され、歩行者天国として開放された代々木公園の中を通る6車線の道路にホームグランドを移した彼ら。
その奇妙なファッションと振り付けは、いやがおうにも人目を呼び、マスコミやメディアでも注目され、外人観光客からは「オー! ボンノオドーリ !」とシャッターまで切られる始末。
裟汰泥夜(サタデーナイト)、流紫亜(ルシア)、犯婦禁(パンプキン)、一心会、・・・日曜の午後2時過ぎ・・ここに集まってくる竹の子族達のグループは約30にまでふくれあがった。
それぞれが10~30人程度のグループで、ラジカセを持ち寄り、独特のミュンヘンサウンドで輪になって同じ振り付けで踊る。
「ただ目立ちたいだけさっ!」・・本人達はいたって気軽なノリでパフォーマンスを繰り広げていたが、それを取り巻き見物する大人達の視線は冷たかった。