03/06/12 04:17.net
では、懐かしいお話を一つ。
当時、流行はネイキッド。周りのあんちゃんもねーちゃんも
みな、ネイキッドに乗ってた。
そんな中、俺の愛車はCBR250RR。スピードだけを求めていた。
ある夜。峠を攻めていたら、後方からパッシング!
バックミラーで確認する。ん!ネイキッドじゃねーか!!
俺の心に火がついた。『この膝擦りキング(自称)に挑戦してくるとはな!!』
18000まで回るエンジンのパワーバンドを保ちながら、俺は膝を擦りながら
暗闇を駆け下りていった(つもり)。
もちろん、俺の勝利。下で一人コーラを飲んでると先程のネイキッド。
「いやー。速いっすね!!後ろから見てて、マジかっこ良かったっす!!」
金髪とピアスが印象的だった。
まだ幼さの残る少年の笑顔が眩しく見えた。
その後、その少年とバイクと女の話で盛り上がり、朝になって別れた。
7年前の7月初めの出来事でした。