21/02/21 20:44:20.92 .net
ただ、さびしく思うことがある。
私が持っていなくて、ブスたちだけが持っている大きなものがある。未来というものである。
私の人生は、すでに持ち時間が少ない。例えば、二十一世紀というものを見ることができないにちがいない。
ブスたちは、ちがう。
二十一世紀をたっぷり見ることができるばかりか、そのかがやかしいにない手でもある。
もし｢未来｣という町角で、私がブスたちを呼びとめることができたら、どんなにいいだろう。
｢ブスたち、ちょっとうかがいますが、あなたが今歩いている二十一世紀とは、どんな世の中でしょう。｣
そのように質問して、ブスたちに教えてもらいたいのだが、ただ、残念にも、その｢未来｣という町角には、私はもういない。
だから、ブスたちと話ができるのは、今のうちだということである。
もっとも、私には二十一世紀のことなど、とても予測できない。