20/09/09 02:26:45 j5cclm2w0.net
FRaU2019年3月
―旅に対する考え方、向き合い方。年齢とともに変化はありますか?
三浦:20歳になるまでは、海外に全く興味がなかったんです。でも、年齢を重ねて、いろんな作品や、いろんな人との出会いに刺激されて、海外に出たいと、語学をマスターしたいと、強く思うようになりました。
今は、世界中に一体どんな遺産があって、どんな風習があって、どんな綺麗な景色があるんだろう?って、いろんなことに興味津々です。もっと世界を知りたいと思うようになりましたね。
―では、お芝居との向き合い方で、特に変わった点はどんなことですか? 子役時代はともかく、ここ10年での変化は?
三浦:オンとオフの切り替えは上手くなったかもしれないです。以前は、役に没入するあまり、私生活をないがしろにしてしまうことがあって。日常生活でふと我に返ったとき、「もっと家族や友人や恋人に対して誠実に向き合わないと、人としても役者としても成長できないんじゃないか」と反省したり(苦笑)。
でも、最近は、その場その場で全力を出し切って、その場その場を楽しめているせいか、日常生活もきちんと送れているような気がする(笑)。
生き方のこだわりとかを考えなくなって、日常をどう生きるかとか、そういうことを気にしなくなった。それに俳優って、ちゃんと生きているだけでは要求に応えられない場合もあると思うんです。何かを失ったり、絶望したり。極限状態で生まれる鋭利な感情を求められたりもするから。
役にのまれやすいとかガセだとわかった