20/09/06 16:37:30 SLEQljrwa.net
>>310
1950年代にアメリカに国費留学した作家のエッセイを読んだ事があるが
当時を回想して、欧米では冬は死の季節なのだと理解した
ほとんど陽が出ず、当時は流通が世界で最も発達していたアメリカでも
冬場は生の野菜や果物が無くて庶民は缶詰頼り
お金持ちは生の野菜や柑橘類は食べられたけれど
日本に比べると品質は恐ろしく悪くて
クリスマスシーズンにヨーロッパに行った事もあったが
市場に出回っているのは保存が効く根菜類と夏場に仕込んだピクルスとか乾燥野菜・キノコばかり
冬場にミカン(柑橘類)や葉物野菜、根菜類でも新鮮なのが出回っている日本の冬の豊穣さを痛感して
帰国したいと強烈に思ったそうだ
当然、ビタミン不足でちょっとした病気でもバタバタと亡くなる
森英恵さんが渡仏した時に、存命だったココシャネルの知遇を得たのだが
「貴方の国って、冬でも太陽が輝いているって本当?」
て真顔で尋ねられたとか
フィギュアのリプニツカヤも、福岡のグランプリファイナルにて
真冬でも青空、真っ赤な夕陽に感動して
「日本の国旗が日の丸な意味がわかったわ!」
食べ物に関しては現代では欧米でも流通が発達して
真冬でもサラダが食べられるけれど
青空、真っ赤な夕陽な日本は羨ましい感じみたい