20/08/17 19:00:33 .net
>>451
(続き)
府内の感染者は6月中旬から再び増え始め、8月7日に過去最多の255人を確認した。7月と8月の感染者数を年代別で比較すると、30代以下の割合が低下する一方、60代以上は9%から20%になった。
若い世代の無症状や軽症の患者が、家庭内などで高齢者に感染させている構図が浮かぶ。高齢者は重症化しやすいとされ、府幹部は「今後さらに重症者が増える可能性がある」と警戒する。
現在、府がコロナ用として確保している重症病床は188床。国の緊急事態宣言が発令されていた5月上旬以来、増えていない。しかも188床のうち一部は一般病床に転換しており、すぐにはコロナ患者に使えない。
17日時点で実際にコロナ患者が入院していたり、コロナ用に空けたりしているのは113床。この数字をもとに使用率を計算すれば65%になる。府担当者は「一気に埋まる可能性もある」と危機感を強める。
府は感染状況によって段階的に重症者用病床を増やす計画を立てている。重症患者数が105人以上になれば215床に増やす計画だが、府担当者は「簡単ではない」と打ち明ける。
重症患者の治療にはICUなどの高機能設備が必要だ。現在府内にある救命救急用のICUは約400床。脳卒中や心筋梗塞などの治療にも一定数の病床は必要で「188床が限界に近い数字」(担当者)との見方がある。
(以下略)