20/07/18 10:48:05 Vfv58rB2r.net
毎日新聞
香港の衣料品会社員、朱偉強さん(57)は、かばんにいつも中国国旗「五星紅旗」を入れている。
「どこにいても掲げられるように」との思いからだ。選挙結果などから、香港の民意は伝統的に
「親中派4割、民主派6割」とされる。人口約750万人のうち、親中派は香港返還後に中国本土から
移住した約100万人や、ビジネスで中国とつながりの深い市民が、その中核をなすと言われる。
そんな中でも朱さんは、とりわけ強烈な「愛国者」と言えるだろう。
だが以前は、中国に嫌悪感すら抱いていたという。1950年代に中国南部・広東省からやって来た
両親の間に香港で生まれた。10代だった1970年代、広東省の親戚の家に行く時は、いつも
米、油、麺などを持たされた。「当時は(食料や衣類などの)物資の持ち込みに制限があったので、
税関で見つからないようズボンを4着も重ねばきしたものだ」と笑う。できるだけ多くの物資を運び、
親戚の家計を助けた。「資本主義の豊かな香港」と「共産主義の貧しい中国」を実感した。
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